どうも。世界のうりだです。
SBI証券の口座開設と同時に、つみたてNISAでのつみたて投資を開始してから、3年が経ちました。
結果、「お金は一気にたくさんは増えない」ことがわかりました。同時に「現預金だけの資産管理はもったいない」ことも。
投資初心者が、どのように意識が移り変わっていくか、自身の経験をご紹介します。
途中、投資を知る上でおすすめの著者名も紹介しておきました。
投資歴3年での意識の移り変わり
投資の存在や具体的方法があることを知って、「猛烈に増やしたい!」と思いました。私も「Rの住人」になれるんだ、と。
でも今となっては、そこは目指すべきではないと思っています。【お金を目的にする人生】ではもったいない、と思うようになったからです。
0.YouTubeで、預金以外でお金が増えるシステムを知る
私は”Yさん“という人の動画を見て、「投資することで資産が増える」ことを知りました。
かなり過去の動画で、Yさん自身が主催する”投資セミナー”の参加をあおる内容でした。
過去すぎる動画だったので、私が30万円のセミナー費用を支払ってドバイまで行くことは、幸いにしてありませんでした(;´▽`)
この時、「うさん臭い」という感情は、とりあえず横に置かれました。
というのも、定常作業とヒマしかないSESとして、自主的テレワークに勤しんで得られる給与所得しか知らない私には、衝撃だったからです!w(゜o゜)w
浮き沈みの激しかったYさんですが、今では彼のスキルよりも、人の心を惹きつけるカリスマ性があることに感心しています。
1.本を買う
投資を始めるにあたり、とりま本屋に行きます。これは問題ない行動です。
何も知らない私は、Yさんのセリフに出てきたワードをたよりに、書棚を物色しました。FX、投資信託、不動産、と。
不動産経営は、かなりの覚悟が必要です。元本として、とんでもない巨額が必要だからです。読んだ本がうわべのメリットよりも、マンション経営のしんどさを伝える本だったので、かえってよかったかもしれません。
また、FXに手を出すと、安くない代償を払わされることになるかもしれません。(私は7万程度で済みましたが)
ちなみに仮想通貨だけは、個人的には旬を過ぎていると認識していたので、この時には手を出しませんでした。(BTC以外の通貨を知って再燃したこともありましたが、トレードの危険性を知っていたので、仮想通貨本は買ったことがありません。)
おすすめのカテゴリ・著者
とにかく「投資信託」について書かれている本から入ることをおすすめします。
内容はどれも、「急激には儲からない。けど長期、つみたてで続けることで、確実な成果を得られる」という主旨になります。
「○○投資」と書かれた本は、枚挙にいとまがありません。ある程度指針を示す上で、おすすめの著者名を並べておきます。
竹川美奈子さん(個人的にはマスト!)、水瀬ケンイチさん(あの1冊! すぐ売れちゃうので、見つけたら即買い!!)、山崎元さん(対談形式が多い)、中野晴啓さん(セゾン投信会長 信仰心の有無で世界が変わるw)、朝倉智也さん(モーサテ、米国ETFでおなじみ)、カン・チュンドさん(Kindleで検索)
私はS石某という人の本を買いましたが、初心者には理解できないと思います。主旨は「アクティブファンド推し」です。そのため、信託報酬の高低に対する価値観を崩されます。
また同書では、個別商品が紹介されますが、今からすれば明らかな地雷が含まれていますのでご注意ください(^_^;)
2.”独立アクティブ三兄弟”と出会う
“独立アクティブ3兄弟”とは、Tsumiki証券で購入できる3社のアクティブファンドの創業者です。
彼らは「草食投資家」を名乗っていました。売ったり買ったりを投資のメインにしている、「肉食投資家」との差別化を図りました。
私は現在でも、彼の投信にはつみたてを継続しています。もちろんコアではありません。
「1%を超える信託報酬」(負の要素)と、彼ら「創業者への【信仰心】」(正(?)の要素)をバランスした結果、投資額が自ずと決まってくるでしょう。
※当該投信に投資額を今より(格段に)増やすことがないよう、未来の自分をここで戒めておきます。
3.高勝率でコストが安い「インデックス投信」を知る
信託報酬というコストの存在を知りました。インデックス投信には、その信託報酬が0.1%台と激安な商品が存在します!
激安投信を主る筆頭が、「eMAXIS Slim」シリーズです!(゜∀゜)
アクティブファンドに投資することは、信託報酬の高さ(1%超)を度外視することになります。
それは、創業者(ファンドマネージャ)が優秀であり、名だたるチームメンバーに対して高額のマージンが発生するからです。
対してインデックス投信は、きわめて機械的な運用です。ただ指数に従っての売買です。売買する個人はフィーチャされないので、人件費がかかりません。
また、ほとんどのアクティブはインデックスに勝てない歴史を知ります。
先述の三兄弟の投信がいかに優秀なパフォーマンスでも、コストがインデックスの10倍です。
歴史が示す勝率とコストを考えたら、コアに据えるべき投信をどちらにするかは、自ずと決まってしまいます。
4.「何でも欲しい」から、シンプルにしたくなる
投資を覚えると、投資のために何かしてないと気が済まないマインドになります。自分の目についてメリットを感じた投信は、何でも買っていました。
後から、「ポートフォリオは、できるだけシンプルにしよう!」という情報に触れるように。
どんな投信も、成績に関わらず信託報酬は取られます。どんなに優秀なインデックス投信(S&P500 等)、でも、年によってはコストの”取られ損”になります。現預金なら減ることがなかったわけです。
実態はわからせず、ただ「よさそう」と思わせた運用会社の手法にコストをかけるのは、バカバカしいと思うようになりました。
5.米国株式の優秀さを知る→イマココ
上記おすすめ著者の方は、「この国がいい!」とは言及していません。(朝倉社長が勧めるのは、投資手段としての”米国”ETFですからね。)
ただ、実際はどうでしょう。投資でお金を増やし続けてきたのは、米国株式に他なりません。
GAFAMを含む投信やETFを買い続けることになります。おすすめ著者たちの言を信じて分散投資した結果、米国株式の割合は6割前後になっているはずです。
実利or浪漫
「投資に浪漫なんて、あるわけないやろ~!?( ^▽^)σ)~o~」
事実を知ってしまった私にとって、全世界(オルカン)投資は、もはや浪漫でしかないと思っています。
実利を取りたいなら、投資は全て米国株式がいいでしょう。
我々の目の黒いうちは、世界のつくりからして間違いないでしょう。てか米国じゃなくなると、次はC国になるわけなので、願望も含まれますよ!(゜Д゜)
あとはリスクコントロールだけです。すなわち、投資(リスク資産→米国株式)と貯蓄(現金)の割合で調整していくのです。
そうすると、どうしても利確機会が増えてしまうはずです。面倒と後悔付きまとうはずなので、個人的には、つみたてっぱなしの「資産分散」にしますね~(;´▽`)
「使う現金」に価値を感じるように
「あなたの資産が見事、希望額に到達しました。おめでとうございます!!」(by 吉田E作)
なんとあなたは、つみたてNISA、iDeCo、投信、ETF、あるいは個別株を駆使しながら、証券口座の数字が、希望額→あなたが【FIRE】と定義づけた金額を示しました!(゜∀゜)
さあ、ここからつみたて投資ではなく、取り崩しが始まります。あなたが積み上げてきた資産は、FIRE時点からもう増えることはありません。
最終的に現金で使う
吉田さんが出演されていた”あの番組”では、希望額を現ナマで受け取っています。(※演出上、スタジオでは現ナマを受け取っているが、そのまま持ち帰ってるかどうかは知らん)
受け取った人は、その現金を”そのまま”事業なりにぶち込むことができます。
一方、資産形成に用いた投信のままでは、数字でしかありません。
投資により築いた金融資産は、使うために現金化する必要があります。
利益の錯覚
証券口座の表示額を見て、利益を含む全額が可処分所得だと錯覚します。
利益の出ている資産を売却した場合、源泉徴収されることで、表示金額よりも”大幅”に減ってしまいます。
大幅はあくまでイメージの問題ですが、(利益に対して)20.315%減額される”精神的ダメージ”は、早めに経験しておくことをおすすめします。
引っ越しと生活防衛資金
私は次の家賃更新前に引っ越ししたいと考えています。
すると、投資は後回しになります。引っ越しにはまとまった現金が必要ですからね(´・ω・`)
引っ越しが完了したとして、また生活防衛資金の積立てが必要になります。
もう正社員には戻らないと思っていますので、いつフロー(給与所得を中心にした収入源)が無くなるかわかりません。それが不安になるようだと、精神的に追い詰められ、行動に制限がかかります。
今は運よく、派遣社員として好条件で就業しています。このチャンスにストックを充実させ、いつの日か投資にブーストをかけられる日を楽しみにしています( ^ω^)
現金を残すことで、引っ越しも転職も、あるいは起業する自由も手にできるのです!ヽ(´▽`)/
まとめ
証券口座を開設後、覚えたての猿のように、つみたて投資にご執心される方もいらっしゃるでしょう。少なくとも、私はそうでした。
生活基盤が安定しているなら、その調子で突っ走ってください!
正解はないはずです。それだけに、一人の人間を迷走させてしまう投資の魅力と多様性をお伝えしたつもりです。
今回は、
- 投資歴3年の意識の変遷→投資初心者は「投資信託」について書かれた本を買おう! それらのおすすめ著者名
- もっとも効率的に実利を取れるのは米国株式だけ。→単一だとリスク調整の手間がかかりそう。
- 最終的に使う現金の価値が上昇→ある程度現金を所持し、いつでも行動できるように。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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