時事考察

「S&P500は預金」と”錯覚”させる原因になった人物とは!?【閲覧注意】

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時事考察

どうも。オルカン派のうりだです。

若干古い話で恐縮ですが、今年、投資クラスタの間で「S&P500は預金」なるパワーフレーズがバズりましたね( ^ω^)

「リスクの高い株式と、無リスクの預金を一緒にするなんて(´Д`)」と、非難が相次ぎ、いつの間にか沈静化に至りました。

ただ一人、このフレーズをわが人生と言わんばかりに、S&P500を普及せんとする人物を見つけました!(゜∀゜)

S&P500と預金が一緒だと錯覚し、自信満々にSNS上で発信できたのは、おそらく今回紹介する人物の動画を見て触発されたんだと思われます。

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「S&P500は預金」と”錯覚”させる原因になった人物とは!?

(引用)S&P500の魅力を解説!米国経済を味方につける資産形成術~2021年も米国経済に注目!誰でもできる人生100年時代の資産作り~(講師:川田 重信 氏)

S&P500の投信やETFを、預金のように積み立てで買い付けている方は、多いと思います。

これから紹介する方のお話を聞くことで、S&P500オンリーの方はよりモチベーションがアップすることでしょう!(゜∀゜)

川田重信さん

エグゼトラスト株式会社・川田重信さん(以下、川田社長。動画中では一人称とされています!)ほど、S&P500を推す人はいないのではないでしょうか。

“推す”なんて、生易しいものではありません。

「株式投資とは、S&P500を買うことである!」と、断言されています!w(゜o゜)w

わき目を振りません。S&P500より(イメージでは)急成長が望める「NASDAQ100」に対しては、腕組みしてしまうくらいですから。

リスクを鑑みても、S&P500こそ預金にふさわしい、といったところでしょうか。

S&P500と【円キャッシュ】

いくら川田社長でも、「全財産をS&P500に振るべし!」とは言われていません。

リスク資産として、「株式投資する先が、S&P500のみ」と言われています。

債券は買う必要無い。国内外(株式)も必要ない。米国株だけでいい。
米国株の中でS&P500を7~8割を買っておけば、これで資産形成の基本は、もう終わってます。
今日ここの話を聞いて、アクションを起こした人は、
資産形成で、10年後、20年後、30年後、50年後に、必ず成功していると、私は信じております。

S&P500の魅力を解説!米国経済を味方につける資産形成術~2021年も米国経済に注目!誰でもできる人生100年時代の資産作り~(講師:川田 重信 氏)

上図と話をまとめると、資産のうちの8割がS&P500で、残り2割が現金だとわかります。

「現金=預金」ということで、川田社長もS&P500と預金を明確に区別されることがわかりました。

S&P500 VS MGC

(引用)米S&P500の魅力を解説!米国経済を味方につける資産形成術~緊急企画!eMAXIS Slim信託報酬引き下げ記念セミナー~(2019年11月12日)

先の動画とは別になりますが、川田社長が興味深いデータを提示しました。

GAFAMのような巨大企業によせたラージ・キャップ・ファンドは、単年でもS&P500の投信に勝率3割だ、と。

これは、私が以前に取り上げたMGCよりも、S&P500が優位だとおっしゃっていますw(゜o゜)w

年数が増えるごとに、S&P500が優勢を拡大していきます。

巨大企業の上昇率の低さと、S&P500に入っている「ネクストGAFAM」の上昇率の高さが関係していると考えられます。

マネックス証券の動画にて

マネックス証券のYouTube動画では、著名な金融関係者にたっぷりと持論を語らせる優良コンテンツが数多くあります。広木隆さんや岡元兵八郎さんなど、自社で囲っているアナリストも圧巻ですw(゜o゜)w

そんな優良コンテンツのひとつとして、川田社長の動画もノミネートしてます。

川田社長は、自身の経験に基づきお話をされています。それだけに、説得力があります。

触発された結果、自分なりの解釈を加えて、発信者の言以上に膨らませていうものわかる気がします。

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米国だけを富ませたい?

米国の象徴である星条旗と自由の女神
確かに米国は、これからもナンバーワンであり続けるとは思いますが・・・

おそらく、川田さんの話を鵜呑みにして、あなたの資産が上昇することは間違いないと思います(゜Д゜)

ただ、米国株式と全世界株式と比べて、私のような少額投資者にとっては微差で終了するはずです。

その微差を、あなたがどうとらえるのか。

全世界株式投資した結果、金額を損したとそのまま思うなら多分、川田社長とともにS&P500オンリーで進むべきでしょう。

私はもらえるかどうかわからない利益金額よりも、【】とか、浪漫を追いかけたいと考えるようになりました。

特定の国だけでなく、可能な限り多くの国と企業に投資した方が、自身の存在意義がより浮き立つのではないでしょうか。

米国の思うツボ

S&P500オンリー、すなわち米国株投資の推奨(川田社長は【米国株限定】とされていますが)により、もっとも得をするのは、言うまでありませんが米国企業です。

米国企業の隆盛は、米国ファーストに他なりません。(何も、前大統領批判の意味ではありません。)

このロジックに賛同し実行するのには、どーも気が引けます(´・ω・`)

日本を含む他国の経済発展の可能性を、暗に否定していることになります。

少なくとも日本に住んでいるうちには、S&P500および米国株オンリーの投資という選択にはならないでしょう。

結果オーライ

S&P500オンリーに劣るにせよ、全世界株式の投資でも、資産形成にベクトルが向いていることに、変わりありません。

結果オーライがほぼ確定しているなら、多くの可能性を探る方を取りたくならないでしょうか?

全世界株式に長期で運用した結果、資産取り崩しの年齢に至った時、「やっててよかった(;´▽`)」と思えるはずです。

万が一資産が目減りしたとしても、「全世界に投資してたんだぞ!」という、”誇りみたいなもの”が残るんだと思います。

対して米国偏重の過程を経て同じ結果だった場合、やはり「後悔」が残ると思うんですよね~(´Д`)

長期投資のチャンスは、誰もが一度きりです! 株式投資ができる国や企業には、できるだけリーチしてみたいと思います( ^ω^)

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まとめ

今回の記事は、完全に情緒でしか書けていませんでしたね(^_^;)

投資の目的は、人によってさまざまです。

長期投資での資産形成を主眼に置かれる方は、川田社長に倣ってリスク資産をS&P500オンリーにしてみましょう! もちろん、ちゃんと現預金を確保しておくことをお忘れなく(;´▽`)

今回は、

  • 「S&P500は預金」と錯覚させた人物とは!?→エグゼトラスト株式会社・川田重信社長による、マネックス証券のYouTube動画
  • S&P500オンリーを普及した結果→米国を富ませ、日本を含む他国の可能性を著しく損なう。

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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