時事考察

銀行が日本国債を売りたがらない意外な理由!|預金は国債を買う資金源

スポンサーリンク
時事考察

どうも。世界のうりだです。

投信ブロガーの中では、私は資産のポートフォリオに国債と現金が多いと思っています。

預金よりも日本国債で持っていたほうが、利息がいいことは認識しています。

預金者とすれば、ほぼノーリスクで、預金よりも高利息の日本国債を買いたいと思うはずです。

しかし銀行としては、どうしても国債を売りたがらないようです。

銀行にはどうしても預金にしておきたい、明確な理由がありました!

スポンサーリンク

銀行が日本国債を売りたがらない意外な理由!

日本円、一万円のイメージ

銀行預金では、利息がほとんど付きません。日本国債の利息も、同じようなものです。

“ほとんど”の間に、実はわずかな差が付いています。

銀行はこの差分で利益を出せてしまうのです!?w(゜o゜)w

利息の差分で大儲け!?

これを指摘したのは、元財務省官僚で、こないだまで内閣官房を務めていた、

嘉悦大学教授・髙橋洋一さんでした。

市中銀行が普通預金の預金者に支払う利息が、0.001%とします。

日本国債(いわゆる10年債。以下、国債)の利息は現在、0.015~0.05%の範囲で推移しています。

国債が0.015%だったとしても、0.014%の差が出ています。

銀行が預金分の金額で国債を運用するだけで、0.014%分の利益を生み出すのです!?w(゜o゜)w

使うのが預金と国債ですから、ほとんどリスクがないことがわかります。

種銭を死守する銀行

「あの~、【個人向け国債 変動金利10年】がいいって聞きまして。私も預金を崩して、ソレを買いたいんですが~( ^ω^)」

「えっと、お客様。国債は預金と違い、元本保証がされない商品でして…(ゴニョゴニョ)」

銀行からしたら、種銭である預金を崩されるのは、何としても阻止する必要があります。

預金者を見下すべく、前述のような詭弁を弄します。

「国債は元本保証できない」というのは、確かにウソではありません。日本国がデフォルトしたら、紙切れになってしまうのが、国債のリスクです。預金額は1000万円までなら担保されます。

でもどうでしょう。日本国がつぶれる危機が訪れたら、その前に”ちゃんと”銀行が先に潰れてくれるでしょう(;´▽`)

破綻リスクの大きい銀行預金の方が、国債より利息が少ない現在の状況は異常なのです。

このボーナスステージを逃さないよう、銀行はあなたの預金を死守しようとしています。

スポンサーリンク

投信は金融機関のツールに過ぎない?!

高杯洋一さんのYouTubeチャンネルの抜粋
(引用)髙橋洋一チャンネル

動画の前半では、金融機関から勧められる投資商品に警鐘を鳴らしています。

今回の動画以外の発言からも、髙橋さんご自身は、インデックス投信を含む投資商品は一切買われていないようです(゜Д゜)

たしかに、髙橋さんのポテンシャル(特に頭脳)があれば、生きてしゃべってるだけで、生活には困らないでしょうから(;´▽`)

投信も保険も一緒!?

髙橋さんは、予測のつかないことは絶対に言いません。また期待もしないようです。

「投資商品なんて、売り手が儲けるツールでしかない!」

代表的な悪辣ツールが【保険】であることは、投資クラスタなら満場一致で賛同することでしょう。

「保険なんてやめて、積立先をインデックス投信に変えちゃいなよ~!( ^▽^)σ)~o~」

髙橋さんに言わせると、保険も投信も一緒のようです!(゜Д゜)

確かに保険会社は、集約金を投信で運用し、契約者には手数料分を引いた【わずかばかりの収益金】を還元しています。

保険の片棒を担ぐ投信も、手数料ビジネスに一派なのです。片棒どころか、根幹とも言えそうです。

「なんと!? 髙橋さんが蔑む投信なんてモノを、私に買わせようとしてたなんて(´・ω・`)」

「インデックス投資なんて、どこかうさんくさいと思っていたんだ!!(`Д´)σ」

今回の動画を見てそう思い、インデックス投資を踏みとどまるとしたら、私は止めることはできません。

言わない自由

でも安心してください。髙橋さんですら、「言わない言論の自由」を行使しています。

ハリー・マーコウィッツ氏が、「金融資産を増やす方法として、一定期間をかけて市場に投資をすることが有効である」と提唱し、ノーベル経済学賞をもらっています。

髙橋さんが氏を知らないはずないのですが、髙橋さんからマーコウィッツ氏の名を聞いたことがありません。

髙橋さんは「リスクと確率は必ず一対である」、と言っています。その例として、天気予報を持ち出されます。

天気予報では、未来予測(リスク)と降水確率を必ず発表するだろう、と。

「投資が有効だ!」というなら、資産が増大する確率と、その確率を導く計算式まで示さないと、髙橋さんが投資を受け入れることはないのでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

銀行はどうやっても儲かる手段を確保してることに驚きでした。

私も、たった0.014%の利ザヤで、十分に利益と言える資産を構築してみたいものです(;´▽`)

この預金とわずかとも思える割合の差は、いかに信託報酬を低く抑えることが大事なのかも教えてくれています。

今回は、

  • 銀行が日本国債を売りたがらない理由→低金利の今、支払う預金利息が得られる国債利息を下回っているから。
  • 投信も保険も一緒?!→髙橋さんは預金で十分余生を楽しめる。さらに、「投資が有効」と言える根拠に納得していない、と思われる。

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました