どうも。世界のうりだです。
初心者が何をするにも、ハウツー本は避けて通れません。投資においても同様です。
お金関係のハウツー本は読むに堪えない、挙句は勧誘が主になるケースが多いのが事実です。
そんな失敗を減らすべく、今回「お金は寝かせて増やしないさい」を紹介します。
ブログ「梅屋敷のランダムウォーカー」の管理者、水瀬ケンイチさんのご著書です。
すでに投資を開始していて、水瀬さん同様にインデックス投信の魅力を伝えるブロガーも読んでみる価値があると思いました。
お金は寝かせてふやしなさい
投資系の書籍は、良書を手にできることより、悪書を手にしないことに注意したい、というのが私の思いです。
私が購入した書籍では、FX含め、3冊はク○本でした(^_^;)
「お金は寝かせて-」は当然ながら、市井の評判どおりの良書に入るものでした!(∩´∀`)∩
驚異の投資額!
冒頭、著者が自身の肩書を「某IT企業の中堅社員」としています。
和製のN,F,Hなのか、米製のIなのかはわかりません。いずれにしても氏が所属したのが、誰もが知る大企業の名が冠された企業であることは、容易に推察できます。
2004年の資産推移のグラフを見ると、年間300万円の増資が確認できます。
週5は十割仕事に捧げ、アフター5に無駄遣いをしないと、この額を投資に注げるのでしょうか。少なくとも、ショット800円のバーやパチスロなんて行ってないんでしょうね(;´▽`)
正直、隔世の感がぬぐえません。
毎月1桁万円が関の山の小生としては、これを見て冷めてしまいましたね(´・ω・`)
投資はパーセンテージで見るものなので、本質は何も変わりません。ただ、当書を手にするのは、大半が投資初心者です。
金額を見て、インデックス投資に”間違った認識”を持たる方が少なからずいるのではないかと、懸念しています。
国内債券への注目
「お金を寝かせて-」には、『資産配分の「キモ」は意外にも国内債券だった』という項があります。
資産の標準偏差(いわゆるリスク度合い)を下げるために、ポートフォリオにおける国内債券の組入れ率でどれだけ違うのか、表を使ってわかりやすく説明してくれています。
当書で私がもっとも感心した項でした!ヽ(´▽`)/
「お金は寝かせて-」では、個人向け国債を推奨しています。
「個人向け国債 変動10年」は国債の一種で、個人向け専用の商品です。金利が上昇した場合でも、元本部分の価格は変動しないという反則級の特徴を持っています。また、利率は半年ごとに見直され、その時の10年国債利回りの0.66倍に決まるので、将来の金利上昇局面でも、変動を追随することができます。
水瀬ケンイチ「お金は寝かせて増やしなさい」
さらに個人向け債券なら、年利0.05%の最低金利保証があるからです。
私の場合は、国内債券もインデックス投信を使用しています。
記事も書いていますので、参考になさってください。
こうしたパイオニアの方と意見が重なるのは、うれしいものですね( ^ω^)
インデックス投資ブロガーは必読!
投資ブロガーを自称するなら、「お金は寝かせて-」はいっぺん読んでみましょう!ブログ開設から約1年経った私の感想です。
ブログを書くからには、少なからずの投資経験をお持ちでしょう。
なかんずく、当書を手に取るからには「できる投資」(当ブログの造語)をしたいと考えている人たちです。
同じ投資をすすめるからには、「投資を他人に伝える教科書」を参考にするのは、決して無駄にはなりませんよ( ^ω^)
自分との比較
「なんだ、この本よりも自分のブログの方がいいこと書いてんじゃん!( ^▽^)σ)~o~」
そう思えるくらい、ブログに打ち込んでますでしょうか?
この答えを出すことより、自分のブログと比較できる記事数やモチベーションであることを確認してください。
尊大な私はもちろん、当該良書に負けない”ななめ読み的”な記事を書けている、と結論付けました(;´▽`)
投資ブロガーになるまで投資を経験できたなら、新たに書籍を購入するよりも、ブログで自らアウトプットし続ける方が自分のためになるのは、間違いないでしょう。
他者の論を待つ必要はありません。「お金は寝かせて-」と私のブログを比べさせたら、前者に軍配が上がるのは明らかです。
悲しいかな。私だけは、当ブログに軍配を上げる敗者であり続ける役を買ってしまったのですから。
価格:1,650円 |
単行本化の夢!
本当に立派な書籍です。こんなステキものを作ったのが、自分と同じブロガーだとう聞いたら、夢があるように思えます。
「ボキのブログも、書籍化できるんじゃね!?(゜∀゜)」
ワンチャン狙って、つみたてNISAに突っ込んできた全投信を解約し、出版社に上梓を依頼するのは得策とは思えません。
水瀬さんは「先行者利益」を享受できたのです。
「お金は寝かせて-」を読むと、NISAもなく、投信が1万円からしか買えない時から、インデックス投資を実践していたのがわかります。その経験は、投資環境に恵まれた我々からすると、何物にも代えがたい経験です。
私のような”ぽっと出”のにわかブロガーには、持ち合わせない経験なのです。
紙の本を出版したいと考える人は、とりあえず「このレベルのブログを読んでいる時間はない人」と考える方がいいでしょう(^_^;)
Kindle出版
だからと言って、「出版」自体をあきらめろと言っているわけではありません。
むしろ出版環境は、最高潮に整ったのです!(゜∀゜)
それは「Kindleによる電子書籍出版」です。
現に私も(投資系ではありませんが)出版したことがあります。
興味のある方は、Kindle出版にぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
ある程度投資の感覚(できるだけ何もしない)が身に付き、ブログを始めてからは、「もう投資本を買うことは無い!」と思っていました。
投資の(動かない)技術はそれで問題ないですが、情報発信するからには、最低限のインプットは必要と判断しました。
「お金は寝かせて-」は、その皮切りとしてふさわしい著書でした。生意気なことばかり書いて、水瀬センパイには大変申し訳なく思っています。(本心です)
漫画の評価は誌面文字数の都合上、割愛させていただきます。
今回は、
- 「お金は寝かせて増やしなさい」は、投資系における良書!
- インデックス投資ブロガーは必読!→当書とブログを比較し、モチベーションを確認しよう!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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