どうも。世界のうりだです。
ツイッターを見ていたら、「Tsumiki証券」というワードが飛び込んできました。
みなさん、ご存知でしたか?
「すわ、新たなアクティブファンドが誕生!?(゜Д゜)」
どうやらネット証券のようです。しかし、独自の商品を販売しているわけではありません。
商品ラインナップを見ても、あなたは当該証券会社に口座開設するでしょうか?
私には無用と思えたので、その理由をご紹介していきます。
Tsumiki証券をご存知ですか?
Tsumiki証券(以下、ツミキ)とは、投信の販売会社のようです。SBI証券同様、ネット証券のカテゴリに入ります。
商品は”独立アクティブ三兄弟”のみ!?
ツミキで購入できる投信は、以下になります。
- セゾン・バンガードグローバルファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
- コモンズ30ファンド
- ひふみプラス
以上、日本に冠たる”独立アクティブ三兄弟”のみ、4商品です。私もセゾン・バンガード以外は保有しています。(ヘタクソか!)
この”脂っこさ”、わかりますかね?
フジ○マに負けない高低差(リスク)と、1%を超える信託報酬、さらに信託財産留保額(セゾンのみ)と、競馬並みのスリリングさは、好きな人にはたまらないことでしょう(;´▽`)
全レースにアー○ンドアイが出てくれている安心感はあります。
それでも、下落時に耐えられず離脱者が続出する未来は、そう遠くないように思います。
離脱者の多さと、その恨みたるや。想像するだけでお気の毒です。くわばら、くわばら。
まとめて買えるのは推定ツミキだけ
いずれの投信も、運用会社と販売会社が一体の商品です。
当初はいずれの投信も、一社でしか購入できませんでした。「この投信が欲しければ、ウチで口座開設してね( ^▽^)σ)~o~」、と。
だんだんと他の証券会社(販売会社)でも購入できるようになってきました。
それでも、全部をまとめて買える証券会社は、ツミキの他に無いのではないでしょうか。(特にセゾンの門戸が硬い)
なるほど。全部欲しい人には、一考する余地があるかもしれません。
エポスポイントが付与
投信の購入に際し、「エポスポイント」が付与されます!
・・・いや、カード持ってないし。別にいらんけど(´・ω・`)
付与されたエポスポイントでのポイント投資も可能とのことです( ^ω^)
エポスカードをお持ちの方には、うれしいサービスですよね!
また、ツミキのホームページでのエポスカード申請もできるようです。
ゆるふわ感を演出
ホームページを見る限り、パステルカラーでゆるふわ感を演出しています。
今はやりの「癒し系」を狙ってるんですかね(^^ゞ
商品ラインナップとゆるふわイメージが乖離していることに、違和感を感じるかどうか。あなたの投資リテラシーを測る「リトマス試験紙」のようです。
選択肢にはなり得ない!
社会悪(大陸の大国含む)でない限り、ディスり記事なんて書くつもりはありませんでした。
しかし、ツミキがあまりにも受益者にやさしくない証券会社なので、釘を刺すべきと立ち上がりました。
ターゲットは「情弱」!?
「投信て、こんなに素晴らしいものなんですね!(゜∀゜)」
パステルカラーの安心感、社会貢献に寄与できていそうな商品説明。そして、エポスユーザならポイントでも投資できます。
ツミキのホームページだけ見たら、つい口座開設してしまう人がいるのはうなずけます。
しかしですね。あなたの老後を考えたら、リスク高すぎなんですよ、コストかけ過ぎなんですよ。
リスク全振りですからね。土俵入りで言えば、不知火型ですよ!
資産形成は雲竜型で!
私は資産形成には、雲竜型の「インデックス投資」をおすすめします。
もうふざけてきましたが、守るためには、負荷分散が必要です。単純に「全部買っとく」のがいいのです。
アクティブファンドによるトータル収益が、インデックスのそれを上回ったことはありません。
一時的な投機としてなら、ツミキでもいいかもしれません。
しかし、そんな専門的、刹那的な運用は、こんなパステルカラーのホームページのイメージとはかけ離れていることを感じるべきです。
今さらのベンチャー証券の闇
「4商品まとめて購入できるのは、ツミキだけ!」がオシの証券会社です。
たしかに、人気で優良なアクティブファンドのみが商品となっています。
このビジネスモデルは、はっきり言ってツミキの一人勝ちですよね!?
運用3社にとっては、この”弱小販売会社”から発生する利益なんて、微々たるもののはずです。
「先行者利益」として片づけるには、あまりにも顧客のリスクが高すぎるのが気になります。
ツミキの社長が、「闇のフォース」をまとっていると疑うのは、私だけでしょうか。
まとめ
かなりネタ感が濃い記事になりました(;´▽`)
ある程度のインデックス投資をご経験の方なら、私を含め、ほとんど社会悪のレベルに見えたことでしょう。
そこかしこに登場するSBI証券のアドセンス広告。
普段は邪険にしてましたが(もう用済みなので)、ツミキのような会社にハマるくらいなら、そのバナーを踏んで口座開設することが、いかに有益なことかを感じました。
ありがとう、SBI証券!ヽ(´▽`)/
さわかみ投信があったら、かなりインパクトあったんでしょうが。まあムリですよね(^_^;)
今回は、
- Tsumiki証券とは?→独立系3社のアクティブファンドしか買えない証券会社
- 投信での資産形成する上で、選択肢になり得ない!→リスク&コストが高すぎる
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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