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【投資初心者】ネット証券ならではリスク?!|「サテライト爆買い」に注意

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どうも。世界のうりだです。

今般のコロナショックに際し、方々からの情報を受信し、金融リテラシーを獲得した方も多いかと思います。

そうした方は、おそらくネット証券に口座開設されたことでしょう。

さて今回は、「投資初心者」のみなさんに向けて、私の失敗談をご紹介します。

初心者はなぜか、「自分でも”いい商品”を見つけたい!」という功名心が働いて、無駄に動いてしまうものです。

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ネット証券ならではリスク?!

あなたは証券会社から、口座番号とパスワードの書留郵便による通知を受け取りました。

さあ、これでようやく自身の口座にログインできます!ヽ(´▽`)/

では、初めてネット証券に触れたあなたは、いったい、何をするでしょうか?

コア投信の検索

とりあえず今回は、投資信託(投信)に限定します。

投信の情報なんて、ネットにあふれかえっています。

まずは「FOTY」にノミネートされている「インデックス投信」をコアに据えるべく、「積立買付」の設定をするはずです。

サテライト投信の検索

さあ、本番はここからです?!

「さて、他にはどんな投信があるのかな…」

王道のインデックス投信だけでは飽き足らず、サテライトとしての投信あさりが始まります。

「おっ! この販売会社、〇〇さんが言ってたな!(゜∀゜)」

そうして”当てずっぽうに”見つけた投信。

「〇〇さんが言ってた」という情報だけで、縁だけで買い付けてしまいます。

初めて見る魅力的な商品たち

「へえ。こんな国の株でも、投信で買えちゃうんだな(´ω`)」

確かに、全世界へのインデックス投資では味わえない、(米国を除く)ピンポイントに投資する投信には、妙に魅力を感じます。

そんな軽いノリで、「販売手数料:3.3%、信託報酬:2.2%」のような「販売側のための商品」に、積立買付の設定をしてしまいます。

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訪れた「世紀末」!?

世紀末のイメージ
物陰からバイクに乗った”ならず者”が出てきそうな…

「投信の購入」という、至極まっとうな行為を覚えただけです。

しかし、初めての体験に喜んだ脳ミソは、アドレナリンを分泌します。

一度覚えた快感は、そう簡単に収まるはずはありません。

「爆買い」する日々

投資とは「日々、魅力的な投信を探すこと」だと、勘違いしていました。

いや、だって、毎日買った投信の値動きを見るだけでは物足りないじゃあないですか。

「ひゃっはー!! まだ隠してる投信はないのか?!」とばかりに、

聞いたことのあるフレーズを、検索ボックスにひたすらにぶち込んでいました。

もう当時の私の髪型が”モヒカン”だったのは、言うまでもありませんよね?!( ^▽^)σ)~o~

掴まされるク○投信!?

「いやぁ、投信って本当におもしろいなぁ(;´▽`)」

故・水野晴郎さんの名台詞がよみがえってしまうほど、あれこれ買いました。

そんな風に上気してポンポン買っていれば、当然のように「ク○投信」を掴んでしまいます。

一番ひどかったのは、HSBCの株式投信だった気がします。

シンガポールのHSBC銀行に口座開設している富豪(華僑)用のファンドです。

購入金額1,000万円未満は、売買手数料が3.24%(当時)かかるという。

さすがにこの商品からは、すぐに手を引きましたが。

とはいえ、まだ「ダウト!」と叫ばれてしまいそうな投信が、2つほど残っています。(ひょっとしたら、さらにもう3つくらい、眉を顰められそうなのがあるかも…)

少額とは言え、コロナショックが明けたらソッコーで売却します。

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「インデックス投資3年目」の境地

登山を開始したイメージ
資産形成という「登山」は、始まったばかり

インデックス投資を初めて、今年で3年目に突入します。全くの新米です(^^ゞ

そんな私ですが、サテライト投資は現状辞めています(;´▽`)

いや、ひょっとしたら3年の経験からの判断ではなく、

以下の条件によって「撤退せざるを得なかった」と言った方が、適切かもしれません。

【サテライト爆買いを撤退した理由】

  • 退職による投資資金のショート(ゼロ)
  • コロナショックによる大幅下落したときの恐怖

流動性確保の重要性

当ブログでは何度も書いてきましたが、投信はじめとした金融商品は、

やはり「売ることを前提」にして資産配分することだと、痛感させられました。

所得控除のうまみに飛びついて、「iDeCo全振り」(流動性に対する思考停止)なんていう”お花畑”は論外です。

最近では「つみたてNISA全振り」すら危いと思ってきた次第です。

預金より断然「低リスク資産」

つみたてNISAは、最大20年間の「バイ・アンド・ホールド」を目指してこそ、意味のある制度です。

最初から無理を承知して、途中で売ってしまうくらいなら、最初から特定口座で「低リスク資産」「抑えの資産」として持っておくべきではないかと思ってきました。

「失敗は人間を育てる」と言います。

私の場合は、退職とコロナショックが重なって、資産の危機を感じました。現に生の「新興国債券」は解約してますし。

いたずらに税制優遇口座に、【良質の高リスク資産】に投資するだけがベストではないと思った次第です。

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できる投資は「人生のサテライト」

充実した人生のイメージ

「サテライト」にしかならない投信は、一見すると非常に魅力的です。

当ブログでは、ネット証券口座さえ開設すれば、誰でもできる「できる投資」を提唱してきました。

人生の目線から見れば、できる投資とは「人生のサテライト」の役割でしかありません。

「人生のコア」が何かと言えば、職業だったり、趣味だったり、生きがいだったり。

本当に充実させるべきなのは、「トレードオフ」の時間です。

できる投資は、積立の設定をしちゃったら、普段やることはありません。

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まとめ

今回ご紹介した行動は、まあ”はしか”みたいなものでしょう(^_^;)

早いうちにのめりこんで、早いうちに切り上げた方が、傷が浅くて済むというものです。

投資には、無駄に時間やお金をかけても、何もいいことはありません。

順調に資産を増やした末、「ここで一発勝負や!(゜∀゜)」とばかりに、胴元が勝ちやすい(高額手数料の)高リスク資産に傾倒しないことをお祈りしますm(_ _)m

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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