どうも。世界のうりだです。
資産形成に用いる金融資産として、投資信託(投信)とETFがあります。
投資情報をググる限り、どっちがいいのか知りたい人は、まだまだ多いようですね。
どちらも中身が同じであり、資産形成には最適のツールです。
双方の商品で差がつかない前提で、私の使い分け方と考えを書いてみました。
投資信託とETFはどっちがいいの?
投信とETFは、常に比べられます。投資先が同じなら、正解なんてないはずです。
経験を重ねることで、おそらく各人の使い分けができるはずです。
どちらも同じ
結論は、「どちらも同じ」です。だってカテゴリが同じだったら、投資先が一緒のわけですから(;´▽`)
バイアンドホールドであれば、専門家の話を聞く限り、リターンはほぼ一緒のようです。決定的にどちらがいいというのは、聞いたことがありません。
ネット証券の進化により、100円から投資できる難易度の低さから、投信をすすめる方が多い、といったところでしょうか。
明確な差と言ったら、投資信託は信託報酬が高く(ETFの倍くらいに?)なり、ETFはザラ場の値動きが気になるところでしょうか。
どうしても利益に差をつけたいのであれば、トレードの才能がある前提で、ETFを使って、一回のトレード額を突っ張れる”旨味”はあります。
ニッチならETF
ETFには、ニッチなカテゴリに投資する商品があります。ニッチでは印象が悪いので、「スマートベータ」と呼ぶようです。
後でも書きますが、ニッチなカテゴリに投資したいなら、米国ETFをおすすめします。とにかく種類が多いのです。
ただしニッチ(サテライト)を追いかけるあまり、コアをおろそかにしないよう、注意が必要です。
つみたてなら投信
つみたて投資は、国を挙げてバックアップしています。税制優遇されるつみたてNISAやiDeCoは、つみたてがベースです。
こうした国によるバックアップに乗るためには、投信を使う必要があります。
定期収入で生計を立てるサラリーマンは、端から資産を持っている人はなかなかいません。
結果的に、つみたて投資しやすい「投信ユーザ」の方が、これからも多くなるはずです。(ユーザの多さと利益の上昇には、何の関係もありません。)
尚資産があれば、まとまった額のETFを購入できるため、信託報酬を抑えられるメリットがあります。
分配金・・・もらってどうする?
ETFの場合、定期的に「分配金」が発生します。半年単位が多いでしょうか。
もし分配金目当てでETFを選択しようとするなら、おすすめしません。
投資クラスタにおいても、「高配当株投資」が一部もてはやされており、それらの銘柄を集約したETFも存在します。ティッカー「VYM」なんかが該当します。
私も、「そんなETFがアクセントであってもいいのかも(*´ω`*)」と、一瞬心揺らぎました。
他のETFに比べて、分配金が多くもらえるのでしょう。(買ったことないので、実体験はありません。)
もしその分配金で、生活が賄えるならいいかもしれません。必要な分、売却しているのと一緒ですから。しかし、それを実現できている富裕層は、こんなブログなんて見ないでしょう(^_^;)
多くの方は、分配金を再投資用にプールするはずです。一度分配金で受け取ってしまうことで、いちいち課税され、さらに元本が小さくなってしまいます。
複利効果が弱まるため、分配金はむしろ無い方がいいのです。
再投資前提で高配当株カテゴリを考えているなら、最低でも投信(楽天VYM等)にするべきでしょう。
投信にすることで、分配金を受け取らず、投信内で再投資してくれます。利益の2割をETFより余計に再投資してくれます( ^ω^)
ETFはドルで買え!
ETFも投信も、中身はまったく同じであり、用途は「資産形成」に定めましょう。
ザラ場で値幅を測って利ザヤを抜くのは、ETF本来の使い方ではありません。
S&P500やNASDAQ100に投資するETFは、何も日本だけで売買されているわけではありません。
ETF=米国ETF
日本国内でも、充実しています。ただ、イマイチ盛り上がりに欠けます。
というのも、日本で上場されているETFは、取引量が少ないのです!(゜Д゜)
ザラ場でメインに取引されるのは、ETFではなく個別株です。日経225に名を連ねる銘柄の取引数と比べると、その少なさに辟易してしまいます(^_^;)
ちなみに、私が初めてザラ場で購入したのは、「大和高配当40」(1651)という日本のETFでした。
米国ETFを詳しく掘り下げたい方は、下記の記事を参考にしてください。記事で紹介している「ETFはこの7本を買いなさい」では、特にデメリットの部分が詳しく書かれています。
米国ETFの買い方
値段を狙ってはいけません。いつまでたっても買えない可能性があります。
また、米国時間で取引されていますので、値動きを見るのは夜更かしになり、健康的にもマイナスです。
私がおすすめするのは、前日取引の終値より、若干上値で指値をすることです。これにより、購入できる可能性が断然高くなります。
とりあえず買わないことには始まりません。また、踏ん切りをつける上でも、この方法でさっさと買ってしまうのは、精神衛生上もいいかと思います。
先日、NASDAQ100に投資する【QQQ】を、この方法で購入しました。
その時はなんと、指値よりも安く購入することができたのです!w(゜o゜)w 始まりが下値から始まると、指値しておくことで、こんなラッキーにもあやかれたりします。
指値している場合、成行より先に購入できるルールがあります。指値しておくと、有利になる条件なら売買成立する可能性があるのです。
気にするのは為替のみ!
私がすすめるのはもちろん、王道の指数です。
投資文化の発達した米国では、本当に様々なカテゴリのETFがあります。よっぽど変なカテゴリ(水に特化、女性重視、SDGs、ESG)に手を出さなければ、右肩上がりは信じていいでしょう( ^ω^)
米国ETF購入にあたって、後悔するとしたら【為替】ですね。
まず、証券会社でドルを購入する場合、相場に対して25銭の交換手数料(スプレッド)が生じます。
これは完全に損です!ドルはあらかじめ、交換しておきましょう。私が使っている住信SBIネット銀行なら、この手数料が4銭です。その差は、なんと6倍にもなります!w(゜o゜)w
あとは、円高ならお得にドルを購入できます。
私が初めて米国ETFを購入した2018年は、「1ドル=113円」がボーダーという円安でした。
円安時はおおむね景気がいいとされているので、株価が上がりやすい傾向があります。
2018年当時も例にもれず、株価は上昇していました。その”ビギナーズラック”のおかげで、今も投資を続けられているのかもしれません。(年末からの急落には肝を冷やしましたが)
現在は2018年に比べたら、110円を超えない円高です。合わせて株価上昇が伴っています。
トータルすると、個人的には今から米国ETFを買っておくのはおすすめと言えます。
まとめ
初心者は投信一択です!! 税制優遇を受けつつ、決めた金額で確実に買えるわけですから。ストレスがありません。
投資に慣れてきた今となると、もう少し米国ETFにシフトしたいのが正直なところです(;´▽`)
税制優遇口座でインデックス投信を少しずつ購入し、投資の感覚を学ぶところから始めてはいかがでしょうか。
今回は、
- 投信とETFはどっちがいい?→つみたて投資を考えるなら投信。中身は同じなので、つみたてを始めたら気にしない!
- ETFに投資するなら「米国ETF」を買おう!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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