どうも。世界のうりだです。
全世界の株式に投資できる投資信託(投信)は、もはや常識になりつつあります。
しかも、信託報酬0.1%台の超低コストになったことで、受益者(投信の購入者)にとってはありがたい限りです( ^ω^)
特に「eMAXIS Slim 全世界株式」は、オルカンの愛称が市民権を得ています。
そんな大人気の全世界株式カテゴリから、あまり話題になっていない
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)
について、調べてみました。
米国偏重に疑問を感じている方、インドの成長に期待している方は、ぜひご一読ください。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)
![](https://sekainourida.com/wp-content/uploads/2023/01/nissei_globalstock_portfolio.png)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)(NWF)」は、
投資地域を3分割(国内、先進国、新興国)にして、各GDP総額の比率に基づき、投資割合を決めています。
結果的に、NWFは新興国の割合が高くなるようです。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ」唯一の全世界株式投信
ニッセイの1投信で、全世界株式投資を目指すなら、NWFの一択です!
スペックを見てみましょう。
- 純資産額:1,171百万円
- 信託報酬:0.1144%以内、信託財産留保額:なし
- 設定日:2020年6月29日、償還日:無期限
- つみたてNISA:対象
オルカンと比較しても、純資産額以外は全く遜色ありません。
(オルカンのスペック)
- 純資産額:815,945百万円
- 信託報酬:0.1144%以内、信託財産留保額:なし
- 設定日:2018年10月31日、償還日:無期限
- つみたてNISA:対象
2020年設定と、全世界株式としてはかなり後発のため、他社投信と比べると認知度が低いのかもしれません。
インデックス投信は、ギリギリの運用コストでやりくりしています。そのため、広告宣伝費に投資することができないorz
NWFは残念ながら、このままオルカンの陰に隠れて、「知る人ぞ知る投信」となってしまいそうです(´Д`)
ニッセイの投信を買う際の注意事項
ニッセイのインデックス投信は、実は正解の投信を選ぶうえで、もっとも間違えやすい投信です。
今回のNWFについても、「<購入・換金手数料なし>」って、別に書く必要ないと思うじゃないですか。
ですが、この接頭語こそ、あなたが購入するべき目印なのです!
分かりやすいからといって、決してフラットなネーミングの投信を選ばないようにしましょう。
あまりにセンスのないネーミングですが、ニッセイのインデックス投信を購入では、最初に確認するところなのです。
新興国カテゴリの代替商品に?!
![](https://sekainourida.com/wp-content/uploads/2023/01/portfolio_hikaku.png)
上図右側は、オルカンの資産配分です。この資産配分は、全世界カテゴリのスタンダードです。
一方左側のNFWは、オルカンと比べると新興国カテゴリの比率がかなり多いことがわかります。
新興国の割合が多いNWFですから、スパイスとしてS&P500や先進国株式カテゴリと合わせて購入するのもよさそうです(`・ω・´)σ
インドブームに乗っかるなら
最近はインドへの注目が集まっています。
見えないものを見ようとするのは、投資の醍醐味でもあります。
インドがいよいよ覇権国の一角に予想するなら、NWFを購入しておかない策はありません!(`・ω・´)σ
GDP比率で資産配分が決まるNWFなので、インドの人口増加が進むほど、新興国の割合が増えそうです。
20年以上の長期投資を見込んだ場合、ひょっとしたら新興国の割合が先進国を上回る可能性があると言えます。
まとめ
投資クラスタの間では、明らかに米国株式偏重の流れがあります。果たして20年後も、その常識は通用しているのでしょうか?
GDPの増減は、人口のそれに比例する傾向があります。
インドを中心に、人口増加が見込まれる新興国の成長期待する方は、NWFへの投資が有力な選択肢になりそうです。
今回は、
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)→他の全世界株式カテゴリに比べて、新興国の割合が倍以上!
- NWFを購入すれば、来るインドの成長トレンドに乗れる可能性大!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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