どうも。世界のうりだです。
1990年以降、価格が最も上がった指数を比較すると、断然NASDAQ100を見せつけられます。
GAFAMやFANG+といった、世界のインフラとなった銘柄が、他の指数に比べて、投資比率が断然高くなっています。
「だったらS&P500より、いいじゃん!(゜Д゜)」
つみたてNISAの口座開設を終えて間もない方、そこでNASDAQ100に夢を託そうと考えている方は、この記事をお読みくださいませ。
(当記事は、若干デメリット多めで書いてしまったと、自覚していますm(_ _)m)
NASDAQ100に投資する際に考えたいこと
構造上、S&P500より高いリスクを取れるNASDAQ100です。
はたして、国内の金融商品を使って、S&P500と同じように投資できるでしょうか?
つみたてNISA対象外
NASDAQ100をベンチマークにした投信が勃興しています。
代表的なのが、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」(大和)です。
- 純資産額:55,442百万円
- 信託報酬:0.495%
- 設定日:2018年8月31日
- 償還日:無期限
設定日の古さが、NASDAQ100のパイオニア的な国内投信であることを示しています。
ただ残念ながら、2022年現在では、NASDAQ100の投信は、つみたてNISA対象外なのです!orz
NASDAQ100をコアにする場合は、一般NISAを選択してください。
iDeCoはある
マネックス証券のように、iDeCoでは購入できる証券会社が一部存在します。
税制優遇でNASDAQ100を運用したい場合は、同様の証券会社を探してみてください(`・ω・´)σ
ETFがベターか
2000年代初頭におきた暴騰の恩恵を受けるためには、つみたてよりも一度に投資した方が効果大です!(゜∀゜)
長く保有する際のコスト(信託報酬)は、国内ETFだと国内投信のおよそ半分で済むからです。
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし(2568)
2568は、国内ETFの代名詞的存在である日興アセットマネジメントから、2020年に設定された国内ETFです。
10口単位での購入となり、現在は3万円台での購入することができます。
長期投資を見据えた覚悟を図るには、ちょうどいい値段ではないでしょうか( ^ω^)
「国内ETFは、流動性が低いので避けるべし!」と言われています。売却時に懸念が付きまといます。
しかし、今日訪れている米国株の人気(指数を採用した国内投信の多発 等)から、2568は十分な流動性を確保できると推察されます。
QQQ
NASDAQ100に投資するとしたら、全世界的に真っ先に思いつくのが、米国ETF・QQQです。
国内ETFに抱く「流動性の確保」は、考える必要がありません。
設定された99年から積み上げた純資産額、なんと174,350百万ドルです!w(゜o゜)w
ただ、米ドルの為替の手間が発生するため、円安の現在は買いにくいかもしれません。
110円台の円高に推移するのを待ってから購入を検討してみましょう!
コストやや高め
NASDAQ100は、投信・ETFいずれも、コストがやや高めで設定されています。
前述したETF「2568」「QQQ」の信託報酬はそれぞれ、0.25%、0.20%です。
つみたてNISAの投信なら、これ以下の投信はいくらでもあります。
コストは、運用のパフォーマンスに大きく影響します。
ちなみに、S&P500に投資する米国ETF「VOO」の信託報酬は、0.03%です!w(゜o゜)w その差6分の1以下です。
この事実を知っただけで、NASDAQ100からS&P500に乗り換える理由付けにしても、誰も文句は言わないでしょう。
今後の見通し
チャートだけ見てしまうと、個人的には「伸びきったゴム」のような印象を受けます。
「ひょっとしたら、自分が生きている間には、先の暴騰は起きないのでは(´・ω・`)」
NASDAQ100に、そのような印象をお持ちの方は、よりマイルドなS&P500の方(ETF or 投信)がよさそうだと、個人的には考えています。
レバナス勢は何処へ…
2021年の流行語大賞を脅かす勢いだった、「レバナス」という単語。
レバナスとは、NASDAQ100の2倍の値動きする商品です。
今年に入って、めっきり聞かなくなってしまいました。
理由はご存知のように、米国市場価格が軟調になったことで、レバナスが著しく下落したからですね。
「バイ・アンド・ホールド」は不向き
今日の積立投資ブームから、投資商品は「バイ・アンド・ホールド」が推奨されていることがわかります。
レバナスは、投機のための商品です。
「安く買って、高く売る」を繰り返してこそ、レバナスが輝いてきます。
そのために、信託報酬は純粋にNASDAQ100指数を追う投信(レバ無し)よりも高くなっています。
参考までに、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」(大和)の信託報酬は、0.99%です。アクティブ投信並みの水準と言えます。
【レバ無し】を「バイ・アンド・ホールド」して、コストを半分にするだけで、数十年後に差をつけることができるのです。
投資は不確定要素が多いからこそ、メリットを可視化した方が有利になる可能性が高いのです。
まとめ
NASDAQ100は、非常に夢のある指数です。全世界で結果を出してきた、トップ100社と言っても過言ではありませんからね( ^ω^)
現在は情報テクノロジー系に偏ってしまっていますが、30年後の構成銘柄がガラリと変わっていても不思議ではありません。
NASDAQ100に投資する際は、サテライトとして、スパイス的に組み入れることを推奨します。
今回は、
- NASDAQ100に投資する際に考えたいこと→つみたてNISAは不可。値動きが大きい可能性が高いので、ETFでまとめて購入がベターか。
- レバナス(NASDAQ100の2倍の値動きをする商品)のこと→コストがレバ無しの倍!? バイ・アンド・ホールドには不向き!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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