どうも。世界のうりだです。
「投資信託(投信)とETF、どっちがいいの?」という比較は、これからも投げかけられる疑問でしょう。
保有コストの安さが売りだったETFでしたが、投信の大幅なコスト削減により、そのメリットが無いとすら思えてきた今日。
新NISAの登場により、成長投資枠でETFを有効活用することができそうです!
新NISAではETFを有効活用しよう!
投信の手数料が激減したことで、もはやETF(上場投資信託)の存在価値が薄れてしまっています。
それでも、ETFならではのメリットは、いまだ(未来永劫)健在なのです。
成長投資枠ではETFがおすすめ!
ETFは、新NISAの【成長投資枠】での購入が可能です。
ETFは、その名の通り上場中に値動きがあります。
個別株同様に、指値をして何度でも売買することが可能です。そのため、1日のうちに、その値動き分の利ザヤを稼ぐこともできます。(個人的にはおすすめしませんが。)
成長投資枠では、年間240万円を一気に投資することができます。
投資は時間をかけただけ、有利に働く(リスクが大きい)可能性が高いのです。なので本来は、可能な限りの資金を投じる方が、理にかなっているわけです。
積立枠とは別に、まとまった資金があるなら、成長投資枠を使うべきなのです。
利確が注目される
新NISAで注目されるのは、利確(利益確定)です。
10年も運用していたら、きっと景気のいい時もあることでしょう。
投資していたETFも、買付額の二倍になったとき、黙っているのは精神衛生上よろしくありません。
積立枠は途中の売却を考えません(※制度的には問題ありませんが、こちらはあくまで長期運用前提のため、取り崩し時期まで売却しないことが推奨されます)。
しかし成長投資枠では、売却(利確)する柔軟性を活用することがおすすめです。
売却約定後、すぐ買付余力に!
投信では、売却指図をしてから、ようやく2営業日後に買付余力になります。
一方ETFは、約定した時点で買付余力として反映されるのです!w(゜o゜)w
お目当ての個別銘柄が、突然値下がりした場合、現金だけでは足りないのが常です。
そこでETFを売却することで、買付余力を増やせば、その日のうちに個別銘柄の金額に到達することも可能です。
投信の売却だと、買付余力に反映される前に個別銘柄が上がってしまって、もう手の届かない金額になってしまうことが考えられます。
ETFは「誘惑抑止効果」!
「いやいや、だったら最初から現金で持っておけばよくね?(´・ω・`)」
おっしゃる通りです!
ですが、あなたはそんなに理性的に動ける人でしょうか?
失礼ながら、私の経験からするとそうではない確率が高そうです(^_^;)
現金(預金)への苛立ち
ある程度預貯金を持っているにも関わらず、そのままにしておくのはもったいない気になってくるのです。
日本では、現金(預金)のままでは、資産がほとんど増えないことを誰もが知っています。
投資を知り、新NISAを始めたという「資産が増える可能性がある行為」を知ったからには、できる限り投資に振りたくなるものです。
焦燥に駆られた投資初心者の行動
物足りなさを感じたあなたはきっと、知っている企業銘柄を検索して、とても手の出ない額にがっかりすることになるでしょうorz
投信では物足りないあなたは、さらに検索を続けます。
「ちょっとくらい預金を崩して、何か買ってみようかな(*´Д`)」
そのような焦燥に駆られたとき、何の知識もないあなたは、手ごろな株価の個別銘柄に手を出してしまうのです(`・ω・´)σ
そんなただ買いやすい銘柄が伸びることは、残念ながらほとんどありませんorz
「投資と預金の間」を取れるETF(かなり投資より)に投資をして、変な商品を買わないようにするのが重要なのです。
まとめ
売却しても、元本分の金額の枠が翌年に復活するのが、新NISA最大の改善点です。
これにより、利確のために売却するデメリットが、ほとんどなくなりました。
良質なETFで運用しておいて、運用益で欲しかった個別銘柄に手が届く可能性がくるかもしれませんね( ^ω^)
今回は、
- 成長投資枠でETFを買っておこう!→売却するとすぐに【買付余力】に反映。買いたかった個別銘柄にも、その日のうちに乗り換えられる!
- ETFで誘惑抑止!→「現金のままではもったいない?!」と、変な商品に手を出してしまう可能性を消しておこう!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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