経験談

【ネタバレ】ゴジラ -1.0|神木隆之介はブルース・ウィリスを超えた?!

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経験談

※当記事は広告を含みます。

年末に向けて、面白い映画が上映されるこの頃。

並みいる作品の中、神木隆之介主演「ゴジラ -1.0」を見てきました。

もし可能なら、I-MAXで見ることをおすすめします。もちろん、あのテーマ曲を聞くために。

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ゴジラ -1.0

(引用)映画「ゴジラ-1.0」公式サイト

“ヘタレ”敷島大尉

特攻隊として飛び立った敷島大尉(神木隆之介)が、飛行機の不具合を理由に大戸島に不時着をします。

大戸島に控えていた整備兵が、敷島の機体を調べるも、不具合の原因が見つかりません。

なんと敷島は特攻に怖気づき、虚言で不時着したのです!?w(゜o゜)w

この”ヘタレっぷり”が、神木隆之介の見た目にマッチしています。

台本を書いている時点で、主人公のキャスティングは決まっていたでしょう。

ゴジラの撮り方

ゴジラとは、個人的に横からだったり、引きで見るものだと思ってました。

今作では、ゴジラの正面だったり、顔面のドアップが多用されています。

CG等の技術の進化により、ゴジラをドアップにしてもほころびが見えなくなったからかもしれません。

あと、「柔らかいゴジラ」と言いたくなるほど、肉感が出てましたね。

ゴジラの禁忌

ゴジラが大戸島に突如出現します。放射能被ばく前のこの時点では、Tレックス大でした。

今作のゴジラは、ついに禁忌を犯します。なんと、大戸島の整備兵を咥えたのです?!(゜Д゜)

ジュラシックワールドでは、咥えられた人間は(当然のように)丸のみにされるわけです。

「人を喰うシーン」というのは、見てる方にとっては痛快です。

最近ではアニメ「進撃の巨人」を、人食いシーン見たさにテレビをつけた人も多いのでは。「進撃~」の人気は、人食いのコンセプトが大きかったのは言うまでもありません。

従来のゴジラはとてつもなくデカいため、アリンコ大の人間には目もくれてきませんでした。ただ、大戸島シーンのゴジラは、それこそ巨人大です。

「恐竜みたいな大きさとは言え、ゴジラが人喰うのはまずいんじゃね?」

そこで今作のゴジラでは【モンハン式】が採用されます。咥えられて放り投げるアレです。

放り投げられたモブの整備兵は宙を舞うシーンで終わるので、血が出ません。SDGsバンザイ!

死ねない敷島

敷島はゴジラに三度遭遇しますが、頭の傷だけで助かってきました。

大戸島では自分の戦闘機を壊された爆風で気絶し、巡洋艦高雄の砲撃でゴジラの目をそちらに向けさせ、事実婚の女房にビルの陰に突き飛ばされて爆風をよけます。

もはや敷島の悪運の強さは、神がかりです。

ラスト、ようやく敷島が自身の死に場所を見つけます。それは「ゴジラの口内」でした。

爆弾を抱いた飛行機で、ゴジラの口に突っ込みます。

自爆オチは、「アルマゲドン」や「インディペンデンス・デイ」でおなじみですね。

「アルマゲドン」では、ブルース・ウィリス一人が、核爆弾のスイッチを推すために、破壊された彗星と運命を共にします。

ですが、飛行機の操縦技術が達人レベルの敷島大尉は、飛行機だけを口に突っ込ませて、洋上に脱出することに成功しました!(゜Д゜)

生き残った神木は、死んでしまったブルースを超えてしまったのでしょうか?(;´▽`)

「ええ、敷島助かっちゃうの~(´Д`)」

この展開で、ハッピーエンドを望んだ人はいたのでしょうか。

特攻隊の悲劇は、世界的に非難されています。

特攻隊を想起させる自爆オチの映画を、日本で作ることはできなくなってしまったのかもしれません。

古典芸能への昇華

正直内容はそこまで賞賛するものではありません。半世紀以上こすり倒してるコンセプトに関わらず、新作を作ろうとする勇気には敬意を表します。

お話の中身はアレでも、古典はやることを外さなければ大丈夫!

ゴジラが再上陸(そう、ゴジラは必ず本土に二度上陸します)するときのトロンボーンを聞くと、震えました!(゜∀゜)

I-MAXで500円上乗せした甲斐があります。(M・Iではタダ取られただけでしたが。)

ゴジラや仮面ライダー、ウルトラマンは、もはや日本の古典芸能に昇華したことを実感しました。

コンセプトが一緒なのはマンネリではなく、【安心感】であり【鉄板芸】への期待です。

山下達郎のコンサートに行って、クリスマス・イブを聞けなかったら、がっかりでしょう。

※山下氏本人が、そのことをわかっているのでC/Eは必ず歌うことをラジオで公言しています。

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総評

佐々木蔵之介、吉岡秀隆と、かなりしまったキャスティングだったのは好印象でした。

とはいえ、神木隆之介くんの一人勝ちです。朝ドラにゴジラと、すっかり日本の顔になりましたよ( ^ω^)

今まで悶々としてきた歯がゆさから解放され、浜辺美波と毎晩オマ○コできる神木隆之介の気持ちを考えるだけで、僕の右手は腱鞘炎になりそうです(^^ゞ

戦中の”軍国主義”批判が、ちょいちょい混ぜられています。

左翼臭に抵抗のない方は、私より楽しく見られるかもしれません。

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