どうも。世界のうりだです。
2022年6月、「1ドル=135円台」をつけたことから、20年ぶりの円安だと騒がれています。
原料輸入価格の上昇とインフレがマッチして、間違いなく生活に影響が出ています。このまま円安が続けば、段階的な物価上昇が避けられません。
日本円しか持っていないことは、危機的状況と言えます。
こういう時期に、投信などの金融商品を持っている場合、引き揚げが必要なのか、それとも買い増しのチャンスなのか。
戸惑っている方に、私なりの回答をご用意しました。
円安・株安時に損をしにくい投資との向き合い方
2018年から投資を始めてから、これほどの円安に見舞われたことがありません。
このまま円安が進んでしまうことを前提にすると、日本円をある程度の量、海外資産に転換しておく必要があります。
具体的にどんな資産がいいのか、投資との向き合い方を見てみましょう。
株式インデックスの投信を購入
ずばり、株式インデックスに投資する投信を購入しましょう!
「そんなのつみたてNISAとiDeCoでやっとるわ!( ^▽^)σ)~o~」
そうです。いついかなる時も、株式インデックスは魅力的だということです。
実は、米国株の株価が下がっているのは、(多少の)追い風と言えます。
急激な円安で相殺されている感はありますが、6月中旬においては、株価下落の方が勝っています。
分散のきいた「全世界株式インデックス」に投資することで、世界の経済成長に合わせて資産を成長させることができるのです。
米国ETF<国内ETF
ETFのメリットは、長期保有する場合、投資信託に比べて信託報酬を安く抑えられることです。
おすすめは、「iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(1655)」という国内ETFです。
当該ETFは、1口400円弱で、10口からの購入が可能です。
投資先がS&P500という、全世界的に信頼されているインデックスです。
米国株の軟調が続いていますが、5年以上の長期スパンで見たら上昇は疑いようがありません!
円安のデメリット
これまでさんざん、「ETFとは、米国ETFのこと!」と訴えてきました。
ただ、今般の急速な円安では、為替リスクにドル転をためらってしまいます。
その点、国内ETFなら円安のデメリットを心理的に回避できます。
1655の価格は、為替差損込みで計算されています。「ドル高で米ドルが買えないから…」という懸念を払拭することができるのです。
新興国通貨預金はご法度!
ネットバンクを通じてネット証券に口座のある方は、要注意です!
というのも、ネットバンクでは年中「新興国通貨への定期預金」を促すキャンペーンを張っています。
「1ヶ月限定で、年利40%!元本保証」という謳い文句を見たら、ちょっとくらい入れてみてもいいと思いませんか?
2022年に入ってから半年の間、ドル円は安定的に値上がり(堅調)を維持しています。
「だったら、新興国通貨でも大丈夫だろ!? しかも高金利ときたら、やらない手はない!(゜∀゜)」
4年前、私は「年利40%」の文句に釣られて、南アランド(ZAR)を20万円ほど定期預金にしました。当時は円安傾向でしたが、米ドルは115円上限くらいでした。
ネット銀行大手の住信SBI銀行では、高金利の新興国通貨は、毎月金利が振り込まれます。先ほどの年利40%の金額は、どんどん
世の中うまい話はなくて、通貨安とスプレッド(為替手数料)で、ほとんど得することはできません。
まとめ
円安、株安、インフレは常に起こります。なので、金融資産引き揚げは考えられません。
投資をしておくことで、その時代にあった価値の日本円を獲得できます。長期目線での資産価値を維持することができるということです。
絶対的な安定が取れない貨幣価値なので、「インデックス投資」で資産を安定させましょう。当然ですが、今からでも遅くありません。
今回は、
- 円安・株安時に損をしにくい投資との向き合い方→「株式インデックス」に投資する投信を購入しよう!
- まとめ買いならETFがお得→円安で米国ETFは買いにくい。国内でも流動性の高い1655がおすすめ!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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