経験談

【ブラック】零細企業の退職を悩んでいる方へ|代行業者・労基の実態

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経験談

どうも。世界のうりだです。

辞めようとしているのが小さい企業ほど、退職できるか悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

退職するにあたり、誰に言えばいいのかもわからない企業まであります。

私の場合、退職してはじめて、勤めていた会社がブラックだったと認識できました。

「ブラックだからって、辞めさせてくれるとは思えないし…」

どんなに逃げても、会社が追いかけてくると不安な方は、ぜひお読みください!

退職にあたってよく取りざたされる、代行業者労基の対応についても、実態をご紹介します。

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零細企業の退職を悩んでいる方へ

零細企業では、然るべき退職方法を示すポータルリンクなど、確立されていません。

それだけに、正式に退職が認められないのではないかと、不安になります。

私もそんな一人でしたが、退職に至るまでのプロセスをご紹介します。

引き止められる

零細企業において、社員の存在価値は非常に高いのです。

概ね低賃金での雇用関係ですので、(仕事があれば)あなたが存在するだけで会社にはメリットがあります。

こちらにとって、メリットがあるでしょうか?

20年間以上在籍していたにも関わらず、会社のメリットにあたる「賞与、昇給、昇格」の3点セットが欠如していました。

メリットのない会社と心中する気にはなれず、退職に至りました。

どういう勤務実態だったかを、拙著「実録! 半生をムダにしたIT社員の回顧録」にまとめています。興味のある方は、クリックをお願いします。

強制離脱

交渉では埒が開かないと判断したら、もう強制離脱しちゃいましょう。

最終月20日くらい働きましたが、給与振込がありませんでした。

私の場合は社内ニートだったので、まあ1ヶ月分くらい返納してもいいかと、あきらめてましたが。

低賃金据え置きで21年間勤務していましたが、退職金もありませんでした。

それくらいの覚悟さえあれば、退職なんて簡単です。退職の意思を、会社に伝えれば。

私の場合は、退職届を書いて封筒に収め、一緒に退職届、保険証、事務所のカギ、派遣先の入館カードを封入しました。それを雑居ビルの集合ポスト(鍵なし)に放り込んで終了でした。

後述しますが、退職に出費や形式は不要です。時間経過を待ちましょう!

ただ、自分が正式に退職できている確信がありませんでした。1ヶ月以上たっても、何の音さたもなかったからです。。。

厚生年金の加入可否を確認

会社とのやり取りは御免のはずです。よしんばやり取りしたとても、ウソをつかれる可能性が高いので、信用できません。

不安に思ったら、最寄りの年金事務所に行って、自分がまだ厚生年金に加入しているのかをしましょう。

前社の厚生年金に加入したままでは、転職できないことが一番の問題です。

退職の是非=厚生年金の加入の等式が成り立ちます。

国民年金への切り替えの名目で申請すると、スムーズに確認できます。国民年金の加入は、退職後も必須ですからね。

私の場合、退職と厚生年金脱退の時差が、なんと2ヶ月もありました!w(゜o゜)w なので、最初の申請では、前社の厚生年金に加入しっぱなしだったのです。

2ヶ月間、転職を制限されていたわけですから、職業選択の自由に抵触した憲法違反の疑いすらありますね!(゜Д゜)

こんなふざけた会社が存在し、未だのうのうと営利事業をしていると考えると、ゾッとしませんか?(笑)

健康保険被保険者証の無効のお知らせ

「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」の画像
茶封筒にA4の”ペライチ”ですので、間違って捨てないようにしましょう!

会社は何も、退職者を”ガン無視”しているだけで解決できるわけではありません。

退職の手続きをしないと、その社員の厚生年金の支払いを求められます。

売上を生み出さない”幽霊社員”を抱えているのは、会社にとってデメリットでしかありません。

年金の請求が来た会社は、絶対に退職手続き→厚生年金の脱退手続きせざるを得ないのです。

厚生年金を晴れて脱退すると、「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」(以下、無効のお知らせ)が届きます。退職者は、最悪これを受領するのが【退職の証】です

この通知を受領することで、何の憂いも無く転職活動を始めることができます。

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退職で頼るべきは代行業者・労基?

労働基準監督署のイラスト
Hゆきさんは多分、労基に行ったことないと思いますよ。

「自分ではどうすることもできない…」

退職で頼りたくなるのは、代行業者労基(労働基準監督署)が思い浮かびます。

結論から言うと、退職にあたってはどちらも不要です。

労基は無料なので、時間さえ許せば経験としていくのはありかもしれません。

一方、代行業者は安くない費用が掛かりますので、失うものが大きいです。

代行業者

私の経験上、代行業者にたよることは不要です。お金をドブに捨てるようなものです。

退職届を出せば、自動的に退職手続きが進みます。

先述したように、退職とは厚生年金を脱退することです。

結論から言うと、代行業者は、はっきり言って気休めです!

そんなこととは知らずに、私は代行業者に5万円を支払ってしまいました。

代行業者とは、電話のみのやり取りでした。貫禄のある声の男性で、かなり期待しました。

「会社に電話します!」と。

零細企業だと、総務なんてありません。めぼしい社員を名指しすることになります。これがよくない。

「不在ですって言われたので、折り返すように言いました。」

零細企業なので、居留守、バックレはお手の物です。結局は、”なしのつぶて”でした。

あれから2年以上たちましたが、業者からの連絡も無ければ、給与の振込もありません。

「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」が到着するのを、じっと待ちましょう。

労基

労働基準監督署に行ってください!」

未払いの給与を請求するべく、ひ〇ゆき氏の言を真に受けて、私は労基にも行きました。もちろんアポなしです。

一回目は、「無効のお知らせ」が届く前だったので、退職が明確になっていませんでした。

「まずは、ご自分で請求する必要があります。それでもダメなら、内容証明郵便で請求してください。文面のサンプルを差し上げます。」

給与未払いについては、労基は最初からは動いてくれないのです。会社名もロクに聞こうとしてくれませんでした。

私は労基側が、「退職の是非すらわからないのに、まともに対応できるはずがない」と推測したのです。

そして二回目の労基相談。セカンドオピニオンは医療だけでなく、どんな状況でも適用した方がいいでしょう。

結果は、一回目と一緒でしたorz 役所の対応に差があるはずもなく、当然の結果ですよね(^^ゞ

なので会社と直接交渉できない方は、ブラック企業を強制離脱した場合、自力での給与獲得はあきらめてください。

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まとめ

何でも書いてきた小職ですが、さすがにトラウマだった(未だに引きずっている部分もある)ので、思い出したくない面もありました。

事務手続き、代行業者の実態は、かなり不安に思っている方がいると思い、この度書かせてもらいました。

これを読んだあなたが私と同じ轍を踏まず、円満退職できることをお祈りいたします。

今回は、

  • 零細企業の退職方法→退職届と備品を会社のポストに投函! 最長2ヶ月待てば、「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」を受領し完了!
  • 代行業者・労基の実態→代行業者は会社に電話するだけで、解決はしてくれない。労基は本人が動いた結果でしか対応してくれない。

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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