できる投資

楽天VTの組入れETFにVTI・VXUSが追加に!|受益者のメリット

スポンサーリンク
できる投資

どうも。世界のうりだです。

全世界株式投資は、インデックス投資のスタンダードです。

その代表の一角である「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(楽天VT)に投資している方は、少なくありません。かく言う私も、楽天証券iDeCoでつみたてを継続していますσ(^ω^)

米国ETF・VTに、100円から投資できることが売りだった楽天VTでしたが、投資先がVTだけではなくなりました!

投資クラスタ内では改悪という意見が多いように見えますが、本当にそうなのでしょうか。

受益者のメリットを考えてみました。

スポンサーリンク

楽天VTの組入れETFにVTI・VXUSが追加に!

楽天VTは、全世界の株式に投資できる投信として、人気を博しています。

これだけで十分なはずでしたが、大胆な改変が生じました。

「VTI」と「VXUS」が追加に!

楽天VTはそのの名の通り、VTという米国ETFを買い付けている投信です。

VTは全世界の上場企業のほとんどをカバーしています。

VTIは米国の上場企業、VXUSは米国を除く国の上場企業に投資します。(VXUSのティッカーコードのセンスの良さは)

「なんだ。だったら一緒じゃん!?(´・ω・`)」

2つのETFの構成銘柄は、VTほとんど重複しています。ほとんど変わらないにも関わらず、

小規模な企業への投資

ETFのよさは、カテゴリを細分化するほど、小規模の企業に投資できる点です。

VTIは米国株、VXUSはそれ以外のVTでは投資していない企業にも投資することになります。

これは私だけなのかもしれませんが、とにかく多くの企業に投資をしてみたいのです! そのためには、小規模企業に裾野を広げていくのが不可欠です。

ネクストGAFAMを探り当てるべく、「下手な鉄砲~」という意味合いも否定しません。

それよりも、数多くの企業の可能性を追求に寄与したいと考えています。

SBI・Vとのすみわけ

「純粋VT投資じゃなくなる楽天VTに、用は無い!(`Д´)σ」

こう考えて、楽天VTから離脱する人は、少なからず生じるでしょう。

純粋VT派の受け皿として、22年1月に設定された「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」があります。

SBIのインデックス投信は、低コストで頭角を現しています。同じ構成なら、コストの低いSBI・Vを買いたいと思うはずです。

ということで楽天は、コストの引き下げ勝負ではかなわないとして、すみわけ、差別化する意図で今回の改変に至ったんだと考えられます。

スポンサーリンク

受益者にはメリットしかない?!

OKサインを出す女性
今回の楽天VTの英断は、かなり評価できます!

モーレツなVT信者以外には、メリットしかない気がします。

より利益が出る、もしくはコストカットが望めるなら、そうした方がいいでしょう。

コスト減

今回の改変で、絶対的に改善されたのが【コスト減】です!(`・ω・´)σ

冒頭で紹介した目論見書には、投資先ETFのコストである「管理報酬等」が記載されています。

VTIが0.03%と、他の2本に比べて半分以下のコストです!w(゜o゜)w

わずかとはいえコストが下がるのですから、歓迎せざるを得ませんね( ^ω^)

リバランス(米国株収益の利確)

個別資産の投資比率を決めた場合、定期的なリバランスが生じます。

投資では買うことばかりに目が行きがちですが、売却(利確)も重要です。利確した資金は、リバランスにあてる前提です。

だからといって、個人で利確してしまうと、売却益に対して課税されてしまいます。

リバランスを投信内で行うことで、個人で行うより利益2割分の複利効果を享受できます。

ご存知のように、つみたてNISAではリバランスができません。それだけに、投信内でやってもらえるのはありがたいですね。

米国株の割合に注目

各ETFへの投資比率は公開されていないようなので、ここからは推察です。

VTとVTI・VXUSの2組に分けたとして、それぞれ「1:1」の割合で投資するとします。

VTIとVXUSの方で、さらに割合を決めることになるはずです。

おおよそVTの米国株比率に合わせて、それぞれを「3:2」にしたとします。

現在のVTは、米国株式(北米)の比率が63.7%です。となると、上記割合で投資することで米国株式の割合が低くなってしまいます(゜Д゜)

米国株の比率を高くしてエッジを利かすのか、はたまたマイルドになるのか。

投資比率の公開に、嫌でも注目が集まるでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

楽天VTの画期的な改変については、ネガティブな意見が多いようです。

投信の名前に偽りがあること以外、受益者にとってはメリットしかないように思います。悲観する必要はありません。

米国株比率の低下(推定)とリバランスが入ることから、価格変動幅は従来よりマイルドになりそうです。

楽天証券iDeCoの”大黒柱”である、楽天VTの今後(投資比率の公開)に期待しましょう!

今回は、

  • 楽天VTの組入れETFが改変→VTI(全米株式)VXUS(米国除く世界株式)の2本が追加に!
  • 受益者にはメリットしかない!→コスト減と価格変動幅の縮小に期待

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました