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「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」との向き合い方

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どうも。世界のうりだです。

オルカン派には垂涎のニュースが飛び込んできました。

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」という、米国ETFの大人気商品であるVT連動する新商品が登場します!(゜∀゜)

2022年1月17日から募集を開始、1月31日に設定と、間もなくですね。

「いや、ボキはもうSlimのオルカンで十分だし(´・ω・`)」

そうですね。結果的にそんなに変わりません。

VTのメリットをしいて挙げるなら、バンガード社の安定性に乗っかれる→繰上償還の可能性が低いことです。

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「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」との向き合い方

SBI・VT(以下、V有り)について、現在の情報から分析してみます。

商品概要

  • 投資先:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
  • 信託報酬:0.1438%程度
  • 償還日:無期限

SBIアセットマネジメントのインデックス投信は、原則「ファンド・オブ・ファンズ」(FOF)です。V有りもVT1本ですが、同様です。

信託報酬の高さから、FOFを下に見る傾向があります。投信やETFを経由しない意味で、Slimオルカンを買っている人も多いでしょう。

また、募集を開始した結果、総資産額により信託報酬が変動するとこが見込まれます。提示されている設定時の信託報酬は、最高値と考えられます。

総資産額が上がるほど、信託報酬は下がると考えていいでしょう。

もしV有りに乗り換えてドヤりたい方は、総資産額を増やすべく、お友達を誘ってみて、総資産額アップに寄与してみましょう( ^ω^)

楽天VTをお持ちの方へ

楽天VTの資金流出入額
(引用)楽天VT ※この右肩上がりの勢いに、水を差されるかも…

VTを真っ先に取り入れたのは、楽天VTでした。楽天VTIと並んで、人気商品です。

かくいう私は、楽天証券のiDeCoで楽天VTを買い付けています。

インデックス投信業界では、今や低コスト競争に躍起になっています。

楽天VTにおける現在の信託報酬は、「0.212%程度」と、SBI・VTより0.07%ほど高くなっています。

格安競争の両雄と言えば、SBIとeMAXIS Slimです。SBIが下げたらSlimも下げる、またその逆が起きてきました。

今回のSBIのVT参入を、元祖VTの楽天が黙って見過ごすとは思えません。むしろ、期待して待ちましょう!(^○^)

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雪だるまとの比較

SBIアセットマネジメントでは、すでに「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」(通称:雪だるま→今後は【V無し】って呼ばれるでしょうね)を販売しています。

例にもれず「信託報酬:0.1102%程度」の、業界最安値とも言える超低コストで、全世界の株式に投資できる

モーニングスター・朝倉智也社長の「ものすごく真っ当で、ありえないほど簡単なお金の増やし方」を読んで、雪だるまを買い始めた人は、多いのではないでしょうか。

信託報酬だけを考えたら、そのまま雪だるまでもよさそうですが、果たして。

決められた割合

上図で示した通り、各カテゴリの割合が明確に決められています。

気になるのは米国株の割合です。「バンガード・トータル・ストック・マーケット」(VTI)が55%と、極めて常識的なオルカンに沿っています。

VTの米国株率63%と比べると、若干ビハインドしています。

雪だるまがやや脱米株の毛色が強いのは、朝倉社長の「新興国に強気!」の意を汲んでいます。

私のように、投資に浪漫を求めるなら、雪だるまの方が向いているかもしれません。

リバランスの方法

雪だるまは、運用会社(SBIアセットマネジメント)の判断で、3つのETFをリバランスします。

リバランスとは、上図の設定割合が乖離したときに、値上がりして割合の上がったETFを売却して、割合の下がったETFを購入する行為です。

米国株を売却して、新興国株を購入する傾向が多くなるでしょう。

一方V有りの方は、バンガード社にお任せです。個別株で調整するので、GAFAMの動向でパフォーマンスが左右されやすいと考えられます。

雪だるまは2段階、V有りは1段階のリバランスをしていることになります。

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まとめ

楽天VTは、信託報酬を早急に値下げする方針を発表するしかないでしょう。

資金流出が見込まれるため、今後の選択肢になりにくくなります。

一番大事なのは、楽天VTを売却して、つみたてNISAなどの税制優遇を投げてしまわないことです。

今回は、

  • 「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」の商品概要
  • SBIのオルカン「雪だるま」との比較

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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