どうも。世界のうりだです。
国内の個別銘柄を保有して3年が経過しました。結果、半分を売却することにしました。
保有した銘柄は、長期ではパフォーマンスを出せそうになく、長期保有には向かないと判断したからです。
かといって米国株は、為替の問題もあるし、GAFAMを始めFANG+指数の10銘柄は、すでにその伸びしろを失っています。
個別銘柄の特徴と、そのデメリットや代替案を、投資初心者向けにまとめてみました。
個別銘柄への少額投資は短期目線で!
「少しくらい、個別株でも買ってみようかしら!?(゜∀゜)」
投資を始める際、今まで預金だった「まとまった資金」を投入することになります。誰もが通る道です。
つみたてNISAやiDeCoが着実に含み益を築くのを見るうちに、インデックス投資の効率の良さに気づくはずです。
すると個別株の値動きが煩わしくなり、そのうち売却することになるでしょう。
過度な期待
「Amazonに20年前から投資していたら、なんと670倍になったんです!!」
個別株投資に誘導する殺し文句として、AmazonをはじめとしたGAFAM株の値上がりを持ち出されます。
自分の購入する銘柄が、Amazonのように爆騰することを夢見ます。
残念ながら、個別株でAmazonのごとき高騰を再現させることは、極めて難しいということです。
まず、20年間持ち続けている必要があります。そして、20年間右肩上がりに業績を伸ばし続け、世界的な企業にまで伸し上げる必要があります。
そんな銘柄が、今の時点でどれかわかる人は存在しません。もし当てられたとしても、それは偶然でしかありません。
短期投資なら「競馬」が吉!?
短期で利益を出したいなら、個人的には「競馬」をおすすめします。あっ、「勝てるから」とは言ってませんよ!( ^▽^)σ)~o~
「過度な期待は、一瞬で散らせてしまった方がいい」、ということです。
競馬だったら、募らせた期待をレース日の16時にはすっかり冷めています。
競馬の損害を「含み損」と捉えている人は、それは職業(プロ)の人です。趣味の人なら、そうは捉えませんから。
しかし株式は、プロでも趣味でも保有している限り、「含み損」あるいは「含み益」と向き合わなければなりません。
虎の子として預金として育ててきた全資産のうち、数十%も預けた株の値動きは、常に気になります。
気にしていても残念ながら、精神を消耗するばかりで、1円も生み出すことはありません。
リスクを楽しんだ後は、さっさと分散投資に切り替えてしまいましょう!
利回りならREITがおすすめ!
個別株をやっていると、おそらく「配当収入」を得てみたくなるはずです。
また配当と同時に、「元本はキープしたい!」という心理が働きます。
その両方で満足であれば、ぜひREITを持ってみてください!(゜∀゜)
REITとは、ざっくりいうと不動産の家賃収入を源泉できる金融商品です。
毎月数万円も支払わせられている家賃金額を考えると、REITを持つと自分が取れる方に回れるのです。金額と収入源を考えたら、かなり現実的で堅実と思えるはずです。
1個のREITの規模ですが、マンション何部屋なんて、そんなちっさい話ではありません。家賃をREITを持っている人全員で分配するのですから、その規模では数円になってしまいます。
物件数が数十棟~百棟もあり、その全部屋の家賃です。いやはや、毎月(庶民感覚では)天文学的な家賃収入があるわけです。
REITだと、商品によっては4%を超える利回りもあります。
個別銘柄と運命を共有できますか?
インデックス投資は、「資本主義と運命を共有できる」ところから始まります。
先進国、新興国といった地域や、米国、日本といった経済的に安定している国が破綻すると思っている方は、残念ながら投資はできません。
カテゴリ別にパフォーマンスに差異が出るとはいえ、ニッチなセクターにベットしない限りは、おおむね資産増が見込めると考えるのが常識です。
個別銘柄への思い入れ
個別銘柄を購入したとして、その企業に、どれだけの思い入れがあるでしょうか? たとえ日の目を見ることがなかったとしても、後悔しないでしょうか?
「銘柄企業の商品やサービスが無くなっては困る。なので私が買い支えるんだ!」
その思いで株式投資したつもりが、不意の急落に手放したりしないでしょうか?
下落時にはホールドしたけど、回復と同時に手放すようでは、時間のロスが残ってしまいます。
私には結局、個別銘柄の保有は「時間のロス」に集約されると判断しました。
未来の時間を確保するべく、売却した資金は米国ETFに移行します。
長期保有する銘柄
値動きを気にすることなく、長期保有できる銘柄は限られてきます。
私が手元に残そうと判断したのは、Zホールディングス(4689)、セブン銀行(8410)、CAICA(2315)にしました。
それぞれを残す理由です。
Zホールディングス(4689)
当該銘柄は、LINEの親会社です。
スマホを使っている日本人のほとんどが、LINEを利用しています。またLINEを使わない生活は、当分考えられないはずです。
それだけの理由でも、ZHDは一生持っていてもいいと思っています。
「不敗神話」まであった”あの企業”のような、放射能漏れを誘発するとか、日本破壊を危惧することはないでしょうから。
セブン銀行(8410)
これを持っている理由は、REITに近いです。つまり配当が魅力なのです。
現在の株価が250円弱なのに対し、年間11円の配当が付きます。
当該企業のATMがセブン・イレブン全店舗に設置されていること。そして、現金とキャッシュレスの架け橋は、しばらく需要があると考えているからです。
CAICA(2315)
ただの博打感覚であり、私にとっては競馬の穴馬に乗ったのと一緒です( ^▽^)σ)~o~
・・・では済まない事態に!?(゜Д゜)
10月19日、CAICAがNFTのプラットフォーマーと連携することを発表しましたw(゜o゜)w
CAICA株は”紙くず待ったなし”のごとく落ち込んでいましたが、これにより潮目が変わる可能性があります。
NFTとは、身近な活用法だと、意識高い系ツイッタラーのサムネに採用されているドット絵のことです。
絵自体は落書きにしか見えませんが、購入方法が暗号資産(仮想通貨)というところがミソのようです。
個人的にはただの無駄遣いだと思いますが、市場は金持ちに合わせて熱狂するので、あるいは期待できるかもしれません。
ZHDとは違い、これはある程度の結果が出たら売却するつもりです。ちゃんとその日が来ればの話ですが(;´▽`)
創業者にベット
企業の魅力は、何と言っても創業者の魅力です。上場させた創業者であれば、魅力が倍増します。
創業者にベットするつもりで考えておく必要があります。
2000年代に、一大センセーションを巻き起こした「ライブドア」(LD)という企業があります。(まだ存在することにビックリする方も多いでしょう。)
LDをここまで成長させたのは、何を隠そうホリエモンでした。
ホリエモンのイノベーション(?)により、当時上場していたLDの株価は上昇しました。そして、ホリエモンの凋落とともに、無に帰しました。
国内株式で、今はもてはやされているFRやSBという銘柄。創業経営者がいなくなったらLDのごとく、一直線の急落は目に見えており、とても一生かけて持ち続けられる銘柄ではありません。
投資額を確保したいなら、彼らの目の黒いうちに、もしくは経営から手を引く寸前に売却する必要があります。
そういう意味だと、GAFAMのうちFB社は、同じ危うさを禁じ得ませんよね(^_^;)
まとめ
個別銘柄の楽しみ方は、CAICAのような、安くて期待の余地のある「大穴銘柄」を見つけてみるが、楽しいです。
ヘタに儲けようとしない、欲をかかないことがいいでしょう。
今回は、
- 個別銘柄への少額投資→過度な期待は成就しない。インデックス投資がベター。
- CAICA(2315)が「NFT関連銘柄」として、今後の期待大!?
- 個別銘柄と運命を共有できる?→創業者にベットした場合は、引退寸前の撤退が吉!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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