どうも。世界のうりだです。
老後や年金を政府にだけ頼る時代は、もはや終了しました。
だからと言って、預金という間接金融の利息は限りなく収束し、引出手数料で損をする時代です。
リスク資産に自分の預金を預ける投資は、もう自主的にやって当たり前になっています。
お金のことですし、初めての経験は誰しもが怖いものです。
今回は怖いと怖くないの真ん中くらい、毎月500円からの投資をご提案します。
iDeCoについても、少しだけ触れています。
投資って「月500円から」でもできるの?!
どうでしょう。投資を500円から始めてみませんか？
100円では実感がわかない、でも1000円では不安を感じる。500円という金額は「やらないよりはマシ」と割り切れる適切な価格のような気がします。
100円から投信を買えるネット証券
「できる投資」では、投資信託（投信）の購入を勧めています。
ネット証券の出現により、現在ではなんと投信を100円から購入できます!w(゜o゜)w
ネット証券の最大手はSBI証券です。私もSBI証券で、つみたてNISAの口座を開設しました。
iDeCoはできない?
今回ご提案する500円投資ですが、つみたてNISA口座での買い付けは可能です。
つみたてNISAと並んで、税制優遇の最たる制度が「iDeCo」です。
しかし残念ながら、iDeCoの購入は毎月5,000円からになります。
「どうしても iDeCoから始めたい」という方は、定期預金の習慣をつけることから初めてみましょう。
そして毎月5000円の預金ができることがわかったら、その額をiDeCoに設定し、「定期預金」に積み立てていきましょう。
購入する投信
かつての投信は、証券会社や銀行の掃きだめだったようです。
構成銘柄につぶれかけの会社を寄せ集め、株式保有者や預金者から利益を巻き上げる商品でした(;´▽｀)
しかしネット証券では、そんな劣悪な投信は見つける方が難しいようです。
私は全世界株式カテゴリのインデックス投信をおすすめします。
米国株を筆頭に、日本株や欧州株、さらに中国株や新興国株と、めぼしい全世界の企業に投資できていることになります。
総資産額と資金流入、そしてコストとなる信託報酬率の低さを考えると、「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」（以下、オルカン）がいいのではないでしょうか。
500円投資のメリット
最低購入金額が100円ですので、500円だと変に色気づいた商品選定をすることがありません。
私のように、ヘタに万円単位で開始すると、あっちゃこっちゃに目移りしてしまうかもしれません(^_^;)
1株投資って、どうなの?
投信を低額で買えるなら、株式も買えるのでは？と考える方もいらっしゃるでしょう。
SBIネオモバイル証券のように、1株から個別銘柄を買えるツールもあります。
単一銘柄の株式購入というのは、価格の上下で利ザヤを抜く、いわゆるトレードが主眼です。
低コストだから、たとえ大暴落しても問題ない、と考えるかもしれません。
しかしその考え方自体が投機であり、資産形成につながる可能性は、限りなく低くなります。
1株購入は金額よりも、かけた時間がムダになることを懸念した方がよさそうです。
投資を続けられる「あなたの条件」
投資を成功させるには、ある程度の時間が必要です。
老後資金を作るための投資ということであれば、2～30年と続けることで、右肩上がりを見込める資産に資金を投じる必要があります。
使わないお金と割り切れる限界額
「余剰資金なんて、ウチの家計にはないわよ」
そうですね。余剰資金というと、ドブに捨てても惜しくないようなイメージを持たれるかもしれません。
投資慣れしている方の用語ですので、すでに割り切っている感がにじみ出てしまったのでしょう。
投資してこなかった方の感覚に寄り添えば、「のどが渇いたから自販機を使う」、「待ち合わせまで時間があるからコーヒーショップに立ち寄る」のに使えるのと同じ額です。
投資はかけた時間!
投資は、時間さえかければ預金よりも効率よく増やせる可能性が極めて高くなります。
自販機やコーヒーショップはすぐに使うのに、証券口座の開設はためらいます。
なるべくその「ためらう時間」をなくすことが、もっとも高いハードルになることでしょう。
500円での世界貢献!?
お金は自分一人で抱え込んでも、何もいいことは起きません。使い切れるはずのない預金を持ったまま、最悪亡くなってしまったら、目も当てられません。
もし全世界株式カテゴリの投信に少しでも振り向けていたなら、その分は全世界の上場企業にあなたのお金が生かされていることになります。
その額が月500円だろうが100万円だろうが、関係ありません！
しばらく使わないお金を、全世界の発展に貢献させるというのは、どう考えても尊い行為でしょう。
やめない⇒忘れられる金額
「世紀の大暴落」は、しばしばやってくるようです。
今年2020年には、「コロナショック」とかいうのが記憶に新しいですよね。
何かの拍子に「株価下落」のニュースに触れて、「自分の資産はどうなってるんだ!?(゜Д゜)」と、証券口座の画面を開くことがあるかもしれません。
そんなとき、見るも無残なマイナス額を表示され、悲嘆にくれることでしょうorz
さらにその不安が投信売却という、つみたて投資における「最も愚かな行為」にあなたを駆り立てることに。
毎月500円であれば、投資していることを忘れられるはずです。万が一思い出して、証券口座に表示されたマイナス額を見ても、「なるほど。これが下落っていうやつか(;´▽｀)」くらいのものでしょう。
500円積立の額でもショックを感じるくらいでしたら、毎月の積立額を減らしてみましょう。
投資でもっとも重要なのは、下落で絶対に売ったりやめたりしないことです！
まとめ
「投資を始める前に、こんなブログに出会えていたら」という思いで記事を作成しました。
これから500円からインデックス投信による投資を始められる若人を思うと、うらやましく思います。
一度積立額を設定したら、”よほどのこと”がない限り、証券口座を気にしない人生がいいですよ。
そのよほどの理由が収入アップであることを、陰ながらお祈りしています( ^ω^)
今回は、
- 毎月500円の投資の始め方→ネット証券口座を開設し、全世界株式のインデックス投信を選択
- 投資を続けられる条件→暴落してもストレスに感じない、無理のない金額を設定
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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