どうも。世界のうりだです。
「失業保険を受給するためには、求職活動しなくちゃいけない。」
なんて、必要以上に重荷に感じていませんか?
私はこれを、無意識のうちにクリアしていましたので、ご紹介します。
簡単すぎた「求職活動実績」づくり?!
失業保険を受給するにあたり、「認定日」が設けられています。
私の場合、認定日から3日目にして、「求職活動実績」としてのノルマ3回をクリアしてしまいました!w(゜o゜)w
「求職活動」と言われたら、とりあえず「面接にたどり着くまで」くらいと思われるかもしれません。
ところが、ハロワに行くうちに、このハードルの低さを知ることになると思います。
認定日(職業相談)
認定日当日は、必ずハローワークに行きます。向かう先は、総合受付です。
総合受付に認定日のために来庁したことを伝えると、
「〇番窓口へお願いします。番号でお呼びしますのでお待ちください。」
番号が呼ばれ、自習室のように区切られた個別面会用の窓口に座らされます。まず、今日私が来庁できたことを褒められました。
「いえ、こちらこそ。」
「今日の分は、求職活動の実績になりますので・・・」
私は耳を疑いました。結果的にこれは「職業相談」だったのです。
だって、受付に促されて窓口に座っただけなのに。しかも、具体的にはアドバイスも受けていません。
しいていうなら、ひとつレクチャーを受けました。
窓口担当者から、今日までに「ハローワークのホームページは閲覧したか?」という問いがあったので、私はNOと回答。
「どこでもいいからハローワークに来れば検索できるし、家からも検索できる」とのこと。
これは初回の「職業講習会」でも聞いた内容と一緒です。
いやあ、”お役所仕事”の闇を見ましたね。
職業相談(2回目)
認定日の翌日、レクチャーを信じてハロワから検索しました。
良さそうな案件を3件見繕って、いざハロワに!
ハロワの窓口に着くと、「雇用保険受給資格者証」の提示を求められます。若干厚めの紙ですね。
窓口担当者が裏面に、日付入りのスタンプを押してくれます。
「これで求職活動の実績になりますので。」
職業紹介
控えてきた求人番号を担当者に見せます。担当者は印刷された紙を持ってきます。
これが「紹介状」でした。
紹介状と言うと、手書きの便せんを思い浮かべそうですが、ハロワのそれは、普通のA4用紙に定型文が載っているだけです。
「では、雇用保険受給資格者証を出してください。」
えっ、さっきお見せしましたよね?!
「紹介状を出すと、実績としてプラス1されるんですよ( ^ω^)」
は、はあ(^_^;)
この瞬間、私に課せられていた「求職活動実績」3回は達成されたのです。
ノルマ達成への近道
これまで私は、就職仲介業者のページを通じて、いろんな業者に頭を下げつつ探していました。
結局そういうページに掲載されているのは、ある程度の若年層向けであり、「釣り案件」でしかありません。そう思ってやらないと、いざ応募した結果、応じられないたびに心が折れてしまいます。
ハロワの職業検索はオススメ!
前述の「職業相談」にたどり着くために、事前に「ハロワの職業検索」をしておきましょう。
いやあ、こんなに募集が多いとは、正直驚きましたね( ^ω^)
ハロワの募集案件には、勝手にブラックなイメージを持っていました。
私の場合は、就職するならIT系しかないと思っています。また、スキルも限られているので、検索条件が絞り込めているのも、早く見つけられた要因だったでしょう。
勤務地優先なら必見!!
私にはどうしても、上野・御徒町周辺で働きたいという希望があります。もはや夢にまで昇華した感すらあります。
就職仲介業者のページでは、こうした案件はなかなかありませんでした。
ところがです。ハロワのホームページで「台東区」で絞って検索したところ、山のように案件が出てきたのです!?w(゜o゜)w
失業者への職業あっせんを、国が支援するわけですから、当然なのかもしれません。
募集する企業にとっても、ハロワへの信頼があついようです。
紹介状のメリット
紹介状は、ハロワの求人であることのいわば証明書です。
この証明書があることで、どうも企業に助成金が発生するようです。
なるほど。この”うまみ”があるなら、企業はダメもとでもハロワに紹介を出したくなるでしょう。
「嗚呼、助成金の源泉は『雇用保険』なんだな・・(゜Д゜)」
国の仕組みは、もっと大々的に発信した方がいいですね。
(参考)初回の認定日までは「2回」でOK!
初回の認定日は、「受給資格決定日(求職申込日)」(以下、申込日)からおおよそ1ヶ月後に該当します。
申込日から初回の認定日までに、「求職活動実績」は2回必要です。
以前紹介した「職業講習会」が1回にカウントされます。
あとプラス1回なので、職業紹介を受けてもいいですし、仲介業者を使うでもいいでしょう。
ある程度のキャリアを生かしたい方はこちら
失業認定申告書への記入
職業相談、職業紹介を受けた際には、「失業認定申告書」に記入しましょう。
「3 失業の認定を受けようとする期間中に、求職活動をしましたか。」
の項目にある、「(ア)公共職業安定所又は地方運輸局による職業相談、職業紹介」に該当しますので、前述の3件を記入することができます。
支給されない3ヶ月
特別な事由が無く、自己都合で退職した場合、申込日+待機日(7日)から3ヶ月間は、手当てを受給できません。
ある程度の貯金が無いと、この間に就業しなければ干からびてしまいます。
失業保険は「積み立て」ではないので、国としてはなるべく支給したくないのです。
この3ヶ月間の「給付制限期間」には、「干からびたくなければ、さっさと仕事しろ!」というメッセージが込められています。
それなのに、失業認定の制度では甘やかしてしまっています。
「3ヶ月待てるんだったら、もらっときなょ(´∀`)っ」と、需給を促しているに等しいです。
どちらの選択肢を取るからは、あなたの器量にかかっています。
まとめ
今の職場環境が嫌で、退職しようか悩まれている方。
退職から3ヶ月後には、ある程度の助成金を受けられる制度が確立されています。病気になる前に、会社を飛び出してみませんか?
手続きの簡明さは、上記のとおりです。
今は「”なんとかウイルス”が、どうの」ということで、どこもかしこも人がいません。
しかしハロワだけは、明日の生活を確保するために、今日も活気にあふれています。このことは伝えておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント