どうも。世界のうりだです。
失業保険の存在は知っていても、実際に受給するまでのプロセスはご存知でしょうか?
なかなか再就職に至らない場合、失業保険は避けては通れません。
手続きをしておけば、安心して再就職先を探すことに専念できますよね!
今回は受給前にハローワークで受ける最初の講習について、お伝えします。
「職業講習会」の内容とは?
しおり
まずはハローワークに行って失業保険の申請をすると、
「雇用保険受給資格者のしおり」を渡されます。
しおりなんて、遠足のしおり以来ではないでしょうか。
当しおりですが、そこら辺の会議資料にあるようなホチキス止めではなく、かなりしっかりとした用紙と装丁です。
当しおりは、絶対に無くさないようにしましょう!
赤い日付のスタンプが押されているので、おいそれと捨ててはいけない雰囲気が醸し出されています。こういう感覚には、素直に従いましょう。
また当しおりは各種講習に必要なので、ハロワに行かれる際は必ず携行するようにしましょう。
当しおりの表紙には、直近の来庁日が記載されています。前述した「赤い日付のスタンプ」ですね。
その最初の来庁日にあたるのが、今回ご紹介する「職業講習会」です。
受付
会場に着くと、受付の”おネエさま”に当しおりを差し出しますと、右上に日付印のスタンプを押してくれます。
受付を済ませると、会場に敷き詰められている折りたためないパイプ椅子に座ります。
当たり前かもしれませんが、時間厳守です!!
30分前から開場しているので、集合時刻には余裕をもって参加しましょう。
時間になると、受付の”おネエさま”によって、会場出入口の鉄のドアが閉められます。
なんとも重々しい鉄のドアが閉まるのを見ると、遅刻が許されないことが身に染みて実感できると思います。
講習DVD
講習が始まると、運転免許の更新で見せられる“ああいうテイスト”のDVD視聴です。
現在は書類選考で採用の可否を判断する企業が主流だと言います。
書類選考する上では、履歴書だけではなく「職務経歴書」が必要となります。
職務経歴書を書く上では、「キャリアの棚卸」が重要だそうです。
自分のやってきたこと、得意なことはもちろん、不得意なものの記載も有効だそうです。
もし一社一セクションの勤務からの再就職だったとしても、棚卸をすることで職務経歴書に記載できる内容が充実するのです。
講習を受けた感想
講習では、当然ですが正攻法を教えてくれたわけです。
しかし私は、「再就職するって、こんなに絶望的なのか!?」と思いました。
十中八九決まらない企業に向けて、自分を売り込まなければならないのです。
企業側からすれば、選ぶというよりも「来てほしい」というものではないのでしょうか。そうでなければ、求人なんてしないはずです。
よりよい人材は、採用してから育成するべきでしょう。
過去の実績がどうとか言う企業は、ほんの一部でしょう。「猫の手も借りたい!」企業が大半なのではないでしょうか?
求職者の方も、よくわからない業種に飛び込むことは稀でしょう。ましてや我々は、「空気の読める日本人」なのです。応募した時点で、それなりのスキルがあるはずです。
何より、手書きの書類なんて今どき不要でしょう。データ入力で面接の可否を判断するべきです。詳しいことは、面接でお話ししたいです。交通費くらい負担しますよ。
書類選考が通ったとして、面接で会ってみたら「本当にこの経歴書、あなたが書いたの?」ということだってあるでしょうに。
退職者が周りにいなかった!?
私の職場には、退職者がほとんどいませんでした。先日まで、私もそのうちの一人でした。相談する相手なんていませんでした。
そんな彼らですが口々に、現在の劣悪な待遇を嘆いています。それでも、「退職するリスクを背負うよりはマシ」と考えているのかもしれません。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、そうした「会社に人生を捧げる人」の中で生きてきた私が退職したことは、異例なのかもしれません。裏を返すと、退職する環境にはなかったとも言えそうです。
ひょっとしたらみなさんの周りでも、失業後のハロワの手続きを知っている人は、意外と少ないのかもしれません。
まとめ
ハロワには、とりあえず週一であと2回は行かなければなりません(´Д`)
私の場合、ハロワが家から遠いのが傷です。片道168円かけて、電車に乗らなければなりません。
日本国のお世話になる上で、粛々と手続きを進めてまいります。
知られざる社会保障の実態をお伝えする上で、お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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