どうも。世界のうりだです。
「アクティブ投信 おすすめ」で検索したところ、あるブログで1位に輝いていたのが、
今回紹介する「キャピタル世界株式ファンド」でした。
投信の内容をざっと確認したところ、投資先として有力な投信だと思えました。
税制優遇口座での投資が可能かどうか含め、ご紹介します。
キャピタル世界株式ファンドはいい投信?!
「キャピタル世界株式ファンド」(以下、CWF)は、全世界の株式に投資する投信です。
ただし、ベンチマークを設定していないため、【アクティブ投信】に分類されます。
- 純資産額:335,972百万円
- 設定日:2007年10月29日
- 組入れ銘柄数:283(2022年10月31日現在)
- 信託報酬:1.701%程度、信託財産留保額:なし
- 償還日:無期限
信託報酬の高さと、アクティブ投信にも関わらず、組入れ銘柄数の多さのが気になります。
日本の投資銘柄
私は国内株式が投資先になっている場合、投資先銘柄を確認するようにしています。
最新の運用報告書(上図)を見ると、かなりまともな投資先だとわかりました!(゜∀゜)
しかし投資比率の少なさから、投信全体のパフォーマンスには、さほど寄与しません。
アクティブ投信の選び方は、このように【共感できる銘柄】にきちんと投資しているかどうかを見極めることが肝要だと思います。
アクティブ投信に理由もなく購入するのは、割高なコストをむしられてるだけですからね!m9(^Д^)
個人的には、「信越化学工業」(4063)が入っているのが、評価の決め手でした( ^ω^)
CWFのコスト(信託報酬)を下げる方法
CWFは、信託報酬が1.7%台とコストが高額です。
実は、CWFと全く同じ運用内容で、信託報酬だけ下げる方法ができました!w(゜o゜)w
楽天証券のつみたてNISAで、「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」が採用されたのです!
こちらの信託報酬が1.085%と、CWFの単純に36%オフです。ただし、つみたてNISAでのみ、購入が可能です。
「設定日から15年経過」したことにより、つみたてNISAに採用されるアクティブ投信の規定をクリアした、ということなのでしょう。
“情弱”に高い方の商品を買わせ続ける、投信業界の体質が改まることを、強く望みます。
SBI証券では、iDeCoの商品として採用されています。
王道の資産配分…ということは?
前章の資産配分(国籍ベース)を見てピンときた方は、多いのではないでしょうか?
そうです。全世界株式カテゴリの王道の資産配分と、ほぼ一緒なのです!(`・ω・´)σ
インデックスで十分!
CWFを購入するためには、「成長が見込める300銘柄程度に絞り込んだ」と考える必要があります。
インデックス投信、例えば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)だと、2,866銘柄(2022年10月31日現在)まで分散投資しています。
CWFの購入者からしたら、有象無象に投資する節操の無さに辟易するかもしれません(´Д`)
ただしオルカンにすることで、信託報酬は18分の1程度に抑えることができます。
結果、選抜(CWF)とオルカン(有象無象)のパフォーマンスは、ほとんど一緒なのが現実です。
ローコストな全世界株式のインデックス投信が登場したことで、CWFはその役割を終えたというのが、個人的な意見です。
欧州偏重
全世界株式系とCWFとの決定的な違いは、欧州(ヨーロッパ)の割合が高いことです!
日本や新興国を差し置いて、欧州の割合26%を前面に押し出していることからわかるかと。
欧州と言えば、SDG’s発祥の地です。SDG’sは、国連(UN)を上げて推進しています。
絵画を汚してまで通したい彼らの”主張”に賛同する方は、当該投信が選択肢の一つになると思います。
まとめ
つみたてNISAに採用されるのは、「良質のアクティブ投信」の証です。
ですが、全世界の株式に投資する場合、受益者としたら割安なインデックス投信で十分なのは自明です。
今回は、
- キャピタル世界株式ファンドはいい投信?→つみたてNISAの採用で良質さは証明された。
- どこかで見た資産割合→全世界株式カテゴリのインデックス投信に酷似。若干、欧州偏重。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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