どうも。世界のうりだです。
満員電車に乗って、行きたくもない会社に行く。こんな生活から解放されることに、あこがれていませんか?
「FIREすれば、そんな煩わしさとおさらばできる!ヽ(´▽`)/」
FIREすること自体が困難ですが、万が一できたとして、あなたの人生は本当に理想的なものになるでしょうか。
リアリストな私は、FIREよりも「期間限定の無職」をおすすめします。
FIREした人生は理想的か?
やることがなくなる
経済的自由を手に入れたところで、本当にやりたいことはありますか?
FIREとは違いますが、私は2019年12月~20年3月で無職でした。
もし経済的自由を手にしていたとしても、就職活動をしていたような気がします。理由は、退屈だからです。
個人の適性にもよりますが、他人の指示に従っている方がラクだと感じるところがあります。
定年退職後に、その後の人生を持て余すなんて言う話があります。
「今の状況から、とにかく逃げだしたい」という方は、転職、あるいは通院の方をおすすめします。
FIREという非現実への逃避ではなく、【資産形成】という現実路線にシフトしてみましょう。
維持が困難
「とりあえず、豪華客船で世界一周してやるぜ!」「ディナーはうなぎ、すし、焼肉でローテ組めるぜ!」
散財した結果、資産取り崩しのペースが速すぎることに気づきます。
「アレ?この残金じゃ、残りの人生分足りなくね?!」
このようなメンタルになってしまった時点で、もうFIREではありません。
FIREの状態を維持するのは、困難なのです。宝くじの高額当選者の末路からわかるかと思います。
巨額の資産を持っているにも関わらず、贅沢をできないジレンマにさいなまれます。
FIREを維持するためにの条件として、年間出費額の25倍の資産をキープしておく必要があります。
概ね従来の生活をすることになるでしょう。むしろ倹約に入ったら、何のためにFIREしたのかわからなくなります。
会社員として月額フローがあるのは、かなり恵まれた条件と言えそうです。
「理想の生活」はうらやましい?
「最強の早期リタイア術」を読むと、FIREがいかに理想的な生活であることがわかります。
ド貧乏だった幼少時代から、世界中を旅行するのが趣味の配偶者に巡り合うことで成立しています。
大前提、筆者は米国の価値観を有しています。少なくとも、日本人一般とは一致しません。
東南アジアの逗留が、やってみて楽しいと思えればいいのですが。
今の価値観のままFIREしたところで、資産形成という目標を失った”抜け殻”になってしまうことが懸念されます。
「期間限定の無職」とは?
私はFIREより、「期間限定の無職」をおすすめします!
半年間だけ無職になって、好きに生きてみる。よほど事業が立ち上がらない限り、慣れた派遣の案件を探しだすのです。
FIREという究極の状態に上り詰めると、あとは落ちる可能性におびえるだけです。
一方「期間限定の無職」は、「いつかはまた、働かなくちゃ(;´▽`)」と、下山の準備ができている状態です。
本当に資産が有り余った場合、ひょっとしたら、終生FIREを満喫できるかもしれません。
あるいは事業を立ち上げて、他人に雇用されない生き方もできます。
自由になったところで何もしない人は、FIREなんて大それたことより、短期間の無職を積み重ねる方が精神的にラクになれそうです。
まとめ
FIREは桃源郷です。実際にFIREした人がいるだけに、ワンチャン狙いたくなりますが、ほとんどが現実逃避が目的で終わってしまいます。
何よりFIREは、過程に時間がかかります。断念して絶望しない限り、資産が残っているメリットを活かす方が現実的でしょう。
今の職場において、あなたが必要とされていることを再確認しましょう。
今回は、
- FIREした人生は理想的か?→巨額の資産を持つも、生活レベルは上げられない。
- 非現実的なFIREより、職場に戻る前提の「期間限定の無職」がおすすめ!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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