どうも。世界のうりだです。
資本主義社会で資産を増やすには、インデックス投資が一番です。
本当はまとまった額を投資するのが一番ですが、それができる人は、経験と資本の大きさを鑑みても、ほんの一握りの人たちです。
投資はかけた時間で決まります。長続きさせる上で、つみたて投資が有効です。
つみたて投資なら、誰でも少額から無意識に続けることができます。
本当は無意識でいいのですが、興味を持ち始めると、効率を追求したくなるのが人間です。
せっかく始めたつみたて投資を途中で挫折、失敗してしまうかもしれない危険性がありそうな性格について、考えてみました。
つみたて投資を長続きさせるための考え方
つみたて投資は一生をかけてするものです。途中で挫折するようでは、失敗してしまいます。
そこで、失敗してしまうかもしれない3つの性格を取り上げてみました。
後の2つは同じような資質ですが、視点を変えることで読者に響くかもしれないと思い、分けてみました。
1.せっかちな人
かくいう私が、【せっかち】が服を着て歩いている者ですσ(^ω^)
結果を求める気持ちが強く、自分の思い通りにならないことでやめてしまうのです。
つみたて投資で数ヶ月に倍くらいになる思っている人は、気を付けてください。
せっかちな人は、「投資には、利確や損切りが必要」と知ると、頻繁に売買してしまうかもしれません。
利確することで、利益に対して20%の課税分と手数料の複利効果を放棄します。利確したあと、さらに値上がりした場合は、利確しなかった方がいいことになります。
どれだけトレードしても、結局バイ・アンド・ホールドと同じパフォーマンスでは、別のことをしていたほうがマシだったということになります。
2.極めて合理的な人
若いうちから「お金を使うこと」を知らず、マネーリテラシーが完璧な人は、実は危ないのではないかと考えています。
フローが発生したら、すぐに投資を始めるでしょう。しかも、限度額ギリギリの設定で。
ただ人間は、一人では生きていません。あなたのことを無数の人が”監視”しています。
躓(つまず)きを知らないのは、経験が乏しいということです。そこに付け込まれる可能性があります。
他人は当然ながら、あなたの保有資産の大きさを知っています。
「こっちの方がもうかりますよ!」だけでは、なびかないかもしれません。でもそこに、本人も気づいていなかった”フェチズム”が付帯していたら・・・
普段合理的であっても、思いがけないきっかけで偏向するのが人間です。
3.未来への期待が過度な人
「今は、特にやりたいことが無い」「明日から本気出す」が、口癖の人です。
口に出さなくても、未来へのあこがれが強い人は、この傾向にあります。・・・あぁ、これも私に当てはまるわ(;´▽`)
このような性格は、投資額が多くなりがちです。今は、お金を使わないわけですから。
投資の良さを理解すると、現在の生活水準を極端に下げて、投資額を引き上げるでしょう。
投資以外にお金を使わない”美徳”に憑りつかれ、人との付き合いをせず、世間では信用を無くしかねません。
「鋼のメンタル」を10年以上維持できる可能性は、低いでしょう。
また、たとえ投資に成功したとして、その後どうするのかを考えてなかったりします。
そんな生活をしていた人が、今やりたいことができたら、つみたて金額を減らすことをおすすめします。
あとから投資額を減らせるのが、つみたて投資のいいところでもあります。
のっけから全振りしていると、損が出てしまう可能性がありますからね。
つみたて投資の前にやっておきたいこと
自分に給与などのキャッシュフローが生じた月から、一定の割合で投資するのが理想ではあります。
ただ人間、そんな理想の一本道を全うできるほど、よくはできていません。
結果的に無駄遣いだっと思える経験しておくことをおすすめします。
後悔するほどの「無駄遣い」
私が投資を始めたのは、2018年でした。40歳の一歩手前でした。
それまでは、給与が少ないにもかかわらず、使うことに専念していました。当然フローの1/4をストックするなんていう考えはありませんでした。
用途としては、一時の誘惑に消えていったり、自家用車の維持費、マンションの頭金、新興宗教のお布施に消えて行ったりしたのです。
それでも私は、貯金できていた方だと思います。独身の実家住まいだったのは、マネー的には幸運だったようです。
今では無駄遣いだったと思える使い方も多くありましたが、そのときの最善だったので、仕方がないと割り切っています。
ただ一点、後悔しいるのは、「全部使うことは無かった」ということです。
「給与は自然に上がっていく。ひょっとしたら、ボーナスももらえるかも。」
体験したことのない「昭和の幻想」を見ていました。両親は労働が全てでした。なのに、右手で股間を弄るしか能のない私が、労働収入を上げられるはずありませんでした。
おかげで私は、つみたて投資しかできません。
ギャンブル好きはつみたて投資向き!?
無駄遣いの最たるところがギャンブルでしょう。私は今でも、たしなむ程度にやっています。
私のような”にわか勢”では、負けの方が多いわけで、あっという間に(微々たるものですが)軍資金が尽きてしまいます。事実、こちら側が圧倒的多数はです。
ギャンブルで後悔できれば、つみたて投資の魅力がより鮮明に映ります。だって一定期間持ってるだけで、大方増えていますから。
ギャンブルの醍醐味として、とにかく勝負の”ひりつき感“が好きなんだという人がいます。このタイプは、つみたて投資では物足りないかもしれません。
私の場合は、ひりつき感よりも所持金の上下が気になります。負けが多いので、結果喪失感(後悔とリンクします)が大きくなるのです。
ギャンブルで痛い目をみることは、一見遠回りのようで、資質に合った投資への最短ルートだったりします。
後悔しているからこそ、つみたて投資が続けられると信じています。
整った環境
ここ2,3年で、つみたて投資の環境は完璧に整いました。
投資環境にもっとも重要だったのは、IoTを含むインターネット環境の完備です。
私にとってのインターネットとは、エロ動画を無料で見られるツールでしかありませんでした。変なリンクを踏んでPCが壊れるのではないかと、戦々恐々としていました。
今では生活すべてにスマホが必要になりました。スマホの登場によって、お財布や銀行口座として使えるようになったのが大きいのです。
もっと早くに「お金を増やす」とかググって、SBI証券の存在に気づいていたらと思うと、残念でなりません。
さらに、iDeCoやNISAと言った税制優遇制度があります。やらない方が損のような制度です。
「自助」とは、困った時の一面でしかありません。つみたて投資で資産形成していくことで、菅前首相のメッセージが極めて現実的だったことがわかるはずです。
最終的にたどり着く使い方
自分のためにお金を使い続けた結果、最終的に投資を取り入れることを納得しました。
フローをそのまま全部使ってしまったを後悔するに至ったのは、投資を知ったからに他なりません。
もし投資に出会っても過去の後悔が伴わなければ、また別の興味に出会って浪費していたことでしょう。
自分のやってこなかったことに初めて出会ったとき、魅力的に見えてしまいます。その魅力は、普段は何もしないつみたて投資に勝ります。
あらゆる魅力と同じ財布ではなく、投資のお金を切り離して考えられるようになります。
投資よりも好奇心を満たしておきましょう、そうすることで、つみたてをやめるきっかけが最小限に抑えられます。ゆくゆくは、投資金額の上昇にも寄与します。
まとめ
投資のしやすさが災いして、投資以外の経験を細くする可能性が潜んでいます。
投資初心者、つまり若いうちは投資を少額から始めるのを推奨するのも、そうした理由を含んでいます。
まずは自分の可能性に賭けて、興味のままにお金を使ってみましょう!
今回は、
- つみたて投資を失敗するかもしれない3つの性格→せっかち、お金を使う前から投資、未来全振りな方は、要注意。
- 自分の興味のままにお金を使った後での投資を→後で興味が湧いたものを、つみたて投資をやめてまで追及しないように。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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