どうも。SES歴20年のうりだです。
IT企業の求人は、転職エージェントやハローワークで簡単に見つけられます。
募集要項を見ると、会社の住所を就業場所が一緒だからといって、社内SEの求人と思うのは、残念ながら間違いです。
面接に行くと、ほとんどがSES企業で、他社に行かされるのを聞かされます。(オフィスに入った時点で、人数の少なさで察することになりますが。)
では、正社員として就職して、しかも社内SEになるためには、どんな方法があるのでしょうか?
社内SEを希望される方は、ぜひこの記事を参考にしてください!
社内SEへの最短ルート
社内SEに転職するために使うのは、その名も「社内SE転職ナビ」です。
あとでも述べますが、中小企業ひしめくIT業界のほとんどがSES企業です。
大手から下請けに回ることで、ようやく中小企業が利益を上げられる構造になっています。
社内SE転職ナビでは、紹介する企業が限定されています。大手企業はもちろん、中小でも社内SE専業の企業とのパイプがあります。
自分で社内SEを募集している企業を探そうとしても、見つけられるものではありません。
就職は人生の一大事です。確実なルート(社内SE転職ナビを使うこと)があるなら、迷うことはありません!
また、転職まで考えていなくても、社内SEの待遇や年収を知りたい方は【社内SE転職ナビ】 を使うことができます!
自社の立場を確立しよう
社内SEとSESを比較したうえで、社内SEの最大のメリットは、自社の立場を確立できることです。
SESだと、日常は社外に放り出されているため、それができません。同じ会社にも拘わらず、お互いに顔を知らない人では話になりません。
会社で立場があるというのは、経営者に近いということです。
私はSES企業で21年間勤めました。経営者とコンタクトが取れなかったため、賃金アップは愚か、役職もスキルも残りませんでした。
本旨とは関係ありませんが、SESを長く続けるとどうなるかの一例を知りたい方は、
拙著「実録! 半生をムダにしたIT社員の回顧録」をお手に取ってみてください( ^ω^)
「オンライン面接」がおすすめ!
「社内SE転職ナビ」では、企業紹介前の面接方法を選べるのがポイントです。
私は「オンライン面接」をおすすめします!
それは、就職した後のテレワークを見据えているからです。
移動時間とコストの削減、また遅刻を未然に防止する効果を見込めます。不慮の事故で門前払いされてしまっては、悔しいですからね。
細かいところでは、入職後の打ち合わせで、自身のカメラ映りの場所や角度を、事前に”本気で”調整しておけます。
就職先のほとんどがSES企業!?
安易にIT企業の正社員を目指した場合のルートとして、「転職エージェント」と「ハローワーク」があります。
それらを頼った場合、紹介されるのが決まってSES企業になってしまいます。
転職エージェント
「ITでも派遣は嫌だ、正社員は譲れない!」
就職を焦るあまり、転職エージェント(業者)に頼ることに。
転職エージェントは、「とにかく企業に就職させればいい!」と考えています。
一過性の就職あっせんのため、育成を考える必要がありません。
希望が「とにかく就職したいだけ」なら、希望者の条件はかなり引き下げられます。いざとなったら、ブラック企業でも構わない、と。(紹介先に延々とノミネートされているのが怖い)
そこでピックアップしてくるのが、「SES」という職種です。
未経験でも定時出社できて、現場さえ理解できればいいのが、SESの特徴です。おかげで私のような「学歴なし、フィジカル無し、キャリア無し、志(こころざし)無し」でも、難なく入職できて、長期で務められてしまいます。
SESで収まればいいですが、家電量販店の販売員にさせられてしまう“自称SES企業”も存在するようです。
ハローワーク
「失業保険をもらう手続きのついでに、次の就職先を決めてしまおうか(;´▽`)」
ハローワーク(ハロワ)のホームページには、都内であれば「IT企業で正社員」という募集が結構あります。
ただここで「社内SE」を期待してはいけません。
ハロワに募集をかけるのは、中小企業です。そしてIT関連の中小企業は、即SES会社です。
ハロワだと、転職エージェントと違い、エージェント先導の「一刻も早く決めましょう!」という”あおり”が無いのが長所です。
失業保険をもらうための「就職活動の実績づくり」では、社内SEには就けないと思ってください。
将来性が見えない
社内SEでは、プロジェクト内で昇格するたびに、役職もついてきます。
一方SESは、普段の仕事と会社の役職は切り離されています。交渉する場所もなければ、気力も起きません。
日々をただこなしているのが、SESです。
本業とは別にやりたいことがある場合、例えばブログだったり、その他のITとは関係ない副業がある場合には、SESの方がいい場合があります。
家庭をもって守るものがある人には、ぜひ社内SEをおすすめします。
まとめ
日本は「会社員」を推奨しています。会社員でこそ、すんなりローンも組めるし、住宅も借りられます。
「自分が就業した会社経営をよくしたい!」と、志がある方は、ぜひ社内SE転職ナビを活用してみてください!
私はたまたま、その志が無くなったので、SESに甘んじていますが(;´▽`)
今回は、
- 社内SEで働くための入口→「社内SE転職ナビ」 を活用しよう! オンライン面接からがおすすめ。
- 転職エージェントやハロワで紹介されるのは、決まってSES企業!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント