どうも。世界のうりだです。
駐禁対策のバイトって、ご存知ですか?
「なんか、(助手席に)座ってるだけでいいらしいよ( ^ω^)」
そんな楽なシゴトが、本当にあるのでしょうか?!
今回は、実際に私が体験した「駐禁対策」の実態をお伝えします。
単発バイトで大人気の駐禁対策!?
楽な単発バイトとして筆頭に挙がるのが、「駐禁対策」です。
駐禁対策はその名の通り、ドライバー不在のトラックに居残って、ミドリのユニフォームを着た駐禁監視員を「停車」としてやり過ごすシゴトです。トラックは、自販機補充のルート配送用です。
3年前、私はバイトあっせんサイトFに登録し、駐禁対策の案件を見てみました。
見てみると、種々の集合場所での案件があります。いずれの案件も「大人気!」の文字が躍っています。
「やっぱ楽なのかな・・・」
そう思いつつも、恐る恐る応募してみました。
1回目
朝8時半、有楽町のガード下で待ち合わせしました。
トラックが到着すると、助手席に乗ることを促されます。
乗り込むと、加齢臭が充満しています。
これは、重要な情報かもしれません。なぜなら、ここで嫌気がさす人がいるかもしれませんので。
次にトラックを降りると、メイン作業の説明がありました。
ドライバーから渡されたレシートに書かれているドリンクを、空き箱に補充するのです。箱詰めしたドリンクを自販機まで持っていって補充するのは、専らドライバーがやります。
書かれているドリンクがどこにあるのか、種類を間違ってないか、数は合っているのか。
意識をもって作業していないと、これらの”コツ”を習得できず、苦労すると思います。
私はサラリーパーソンとして、その辺の意識づけを培った、また得意だった自負があります。
ちなみに運転中のドライバーは、終始無言でした。
12時過ぎ。スタート地点の有楽町駅に戻ってきました。
「今日はこれで終わりです。」
マジっすか?!(゜Д゜)
「コレ(早上がり)が、駐禁対策の旨みなのか?!」
そう思うと、もう一度やってみたくなったのは、言うまでもありません。
2回目
今度は八丁堀での待ち合わせ。まだまだ寒風吹きすさぶ1月でした。
待ち合わせ時刻から15分待っても、トラックは来ませんでした。
「バイト風情が、雇用者に文句いうのも何なのですが・・・」
本来、遅刻やバックレのために掲載されているドライバーさんの携帯に、たまらず電話してしまいました。
「ああ。今出ましたんで、もう少しお待ちください!」
悪びれる様子は、まったくありませんでした(^_^;)
結局30分の遅れ。単発バイトは、ただ時間を捧げているだけなので、これもシゴトと捉えればいいだけですが。
ドライバーには、私が経験者だという情報がありました。
最初の自販機で作業していたドライバーは、何も言いません。私は自身の作業を終えたと思っています。
駐禁対象のトラックは無人のままです。気を利かせてトラックに戻ると、「すいませーん!」と怒鳴られ、呼び戻されるのです。
トラックに乗っていると、カーブでは「後方確認してください!」との指示が飛んできます。
1回目があまりに緩すぎたので、今回のドライバーにとっては何もできていない私に、かなりイラついてました。しかも、若い子が多いと思われるこのシゴトに、まさかのアラフォーのオッサン登場ですから。
「正社員なのに、なんでこのバイトをしてるんですか?」
ここまでの流れを考えると、「お前が応募しなければ、こんな嫌な思いをしなかったのに」と言っているようなものです。
「そうですね。給料の足しにしようと思って…」
「暇つぶしですか?」
「まあ、そう聞かれてしまえば、そう答えるのが本音ですね・・・」
こんな聞き方をしたら、どちらも幸せになれないと思わないのですかね。
ここまで虐げられることは、珍しいのかもしれません。
昼頃になると、募集内容に書かれていた1時間の昼休憩は無い、と言われました。
ただし、
1. コンビニに寄るから、そこで買い物等の用を済ませることはできる。
2.1時間早く上がれる。
と言われました。
これがドライバーの常習なのか、私を一刻も早く切り離せるならとの「苦肉の策」だったのかはわかりません。
体力よりも精神を削られた一日になりました。
単発バイトとは
単発バイトなんて、こんなものなのでしょう。人権なんて、かけらも主張できません。
使用者は、バイトをいかに効率的に使えるかに腐心しています。
1回目のように得した気分になることもあれば、2回目のように「ザ・ブラック」な状況に陥ることもあるでしょう。おそらく、2回目のパターンの方が多いと考えた方がいいでしょう。
「当たりハズレ」の単発バイトに身を委ねるのはやめて、電子書籍を作ったり、
プログラミングなどのスキルを身に付けることをオススメします。
まとめ
一般的に楽なシゴトとして認知されている駐禁対策ですが、A社案件の場合はあれこれ大変です。
もし「刺激的な駐禁対策」をご所望の方は、プルシアンブルーの自販機を操るA社の案件にご応募されてみては、いかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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