時事考察

【米国ETF】「BNDX」をリバランスの受け皿に!|米国以外の債券

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時事考察

どうも。世界のうりだです。

投資先を米国株式に偏重していませんか?利益を享受する目的に照らせば、それは問題ないと思います。

しかし、株式だけのボラティリティに耐えられない人はいらっしゃるはずです。

無防備なポートフォリオで、下げ相場を見続けるのはつらいものです(´Д`)

米国ETFは何も、株式カテゴリだけではありません。

ボラティリティを軽減するためには、債券カテゴリを組み込みましょう!

米国一国への投資になるとカントリーリスクも懸念しなければなりません。

それら諸々のリスクヘッジをする上で、私はBNDXをおすすめします!

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「BNDX」をリバランスの受け皿に!

米国株は”いけいけどんどん”です。

今さら債券に振ろうなんて考えられません。その感覚は、市場に一致しています。

しかし、この好況はいつまで続くのかが分かりません。

だからこそ安くなっている債券に、ある程度準備しておくのが賢明です。

リバランスで自然な利益確定を!

投資した金融商品は、現金として使うのが最終目的です。

株式などリスクの高い資産において、現時点で利益が出ていた場合、少しでも利確するのが賢明な判断です。年一回程度が理想と言われています。

利確した現金を放っておくのではなく、債券などリスクの低い資産に移しておくのがリバランスです。

BNDXは、米国株投資をリバランスする器として、かなり優秀だと考えています(゜∀゜)

  • 商品名:バンガード・トータルインターナショナル・ボンドETF
  • 信託報酬:0.08%
  • 保有債券数:6320

分散された地域

上図に示した資産配分を見るに、なんとなく全世界株式の割合のように見えます。

ただし「6割を占める地域」が、北米からヨーロッパにとって代わりました( ^ω^)

国別では、なんと日本17.0%と最も多く投資されています。

株式は米国に偏重しています。だからこそ、債券では米国の割合を極めて低く下げることをおすすめします。

BNDXを買うことで、米国に対するカントリーリスクを下げることができます。

外せない北米(米国)

BNDXは「米国除く」をコンセプトにしています。伸びしろを重視したわけです。

にもかかわらず、北米が8.9%もノミネートされています(゜Д゜)

「北米って、そりゃ~カナダのことでしょ(;´▽`)」

その通りですが、カナダの割合は5.8%です。上記グラフの数値は満たしていません。

金融市場において、圧倒的優位を築いた米国です。完全に排除することは難しいようです。

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BNDXは今からだと売りにくい?!

ユーロのイメージ
BNDXは、北米の代わりに欧州の比率が高くなります。

私がBNDXを擁護する最大の理由が、実はこれでした(^_^;)

BNDXは2年前、「ETFはこの7本を買いなさい」を読んで買い付けました。

資産配分、分散投資、債券入れた方がリバランスできていいとか。”やりたがり”な知識だけが増えていきました。

「バカの一つ覚え」で、とにかく”かしこぶった”知識だけが、BNDXを買わせたのです。

堅調な米国株

あれから2年半たった現在、米国株は堅調に推移しました。とにかく米国株を「バイ・アンド・ホールド」しておけば、何も問題なかったわけです。一番利益を出せたはずです。

私自身、サテライトとして始めた米国ETFは「株式全振りでよかったじゃんorz」と後悔しています。

株価上昇に見て取れるように、”バブル”とも言われるほど金融市場は熱を帯びています。

当然ながら、一見利回りが良さそうに見えたり、過去の実績がいい商品に人気が集中します。例えば「米国株高配当」とか。

永遠にこの株高が続けば、その指針で何の問題もないと思いますが、果たしていつまで続くのでしょうか。

債券で事業拡大したい企業

一方で債券では、利率が上がっています。異常に低かったことを考えれば、当然でしょう。

また好況に乗じて「お金を借りてでも、事業拡大したい!」と考える企業が増えます。

企業は今の現金確保を優先するため、出資者が有利になって多くの出資を見込み債券の利率を上げています。

売りの指値が刺さらない

「今からでも遅くない!(`・ω・´)σ」

先に書いた通り、今からでも米国株一色にした方がいいだろうと考えた私は、BNDXを売ろうとしました。

債券の利率は上がっているため、相対的に債券の価格は下がっていきます。

ETFは投信と同じく、初値が指数と連動しているため、債券自体の資産価値に影響されます。現在はどうしても下がってしまっています。

「売り」で入ろうとしているわけですから、価格にどうしても上振れてもらわなければいけません。指値を現価より上に設定するわけですから。

だけどそれは、自分よがりの事情であり、市場の意見とマッチしていないわけです。

BNDXをホールド

BNDXの売りはあきらめて、リバランス用にホールドすることにしました。

ポートフォリオに占めるBNDXの割合がかなり下がってしまいました。

この中からどれかを売却して、BNDXに充てようと思っています。

あっ、だからと言ってVTIには手を付けないつもりです(;´▽`)

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まとめ

安定的に運用するなら、債券を多めにするのも悪くないと思います。

米国全振りで、しかも11,000を超える債券に分散された「BND」との両輪をおすすめします。

また債券カテゴリのETFは、毎月分配金が発生します。投資の喜びを知るには、かなりいいのではないでしょうか。

分配金も当然米ドル建てなので、日本円以上に再投資に回すモチベーションにもなるでしょう。

今回は、

  • BNDXをリバランスの受け皿に→株式が米国偏重するだけに、債券はそれ以外の国にして、カントリーリスクを下げる。
  • 今からBNDXは売りにくい→割安な債券だからこそ、いっそBNDXの割合を増やす。

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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