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楽天VT・VTIとSlim全世界株式・S&P500の選び方|決め手はGAFAMの比率

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どうも。世界のうりだです。

インデックス投資家の皆さん、今日も高パフォーマンスに浮かれてますか!?ヽ(´▽`)/

そんな今日においては、米国株全世界株かなんて、どっちでもいいはずです。

しかし次に来る下げ相場で、どっちがよかったかは、今のうちに準備しておくべきでしょう。

今回は、そうした論争の火種となる代表的な投信について紹介します。

VT、VTI、全世界株式、S&P500といえば、インデックス投資の四天王です。(知らんけど)

もちろんつみたてNISA、iDeCoで取り扱われる投信です(ただし、口座開設した証券会社により異なります)。

さらに、前者2つを束ねる楽天と、後者2つを束ねるeMAXIS Slimに分けられます。

※上記導入文は最後に書いているわけですが、なかなか芯を食った内容になったと自負しています。

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楽天VT・VTIとSlim全世界株式・S&P500の選び方

4つともそれぞれの「個性」を有しつつ、魅力的な投信です( ^ω^)

「個性」と言っても、何が個性なのかピンとこないのは、どれも高パフォーマンスを期待できるからではないでしょうか。

「どれにしたらいいでしょうか?(´・ω・`)」

どうしても1本に決めたい「全集中の呼吸」(オリジナルには一切興味ありません)で投資に取り組みたい方に、【明確な指針】を授けたいと考えてみました。(上から目線でスンマソン)

GAFAMへの期待感

選ぶ指針があるとすれば、それは「GAFAMへの期待感」です!

すなわち、指数に組み込まれたGAFAMの比率の高低で決めてみることをおすすめします。

現在の投資行為において、GAFAMを避けて通ることはできません。

裏を返せば、GAFAMを完全に排除する投資は、パフォーマンスを著しく損ねているはずです。

その観点から、人気の4銘柄の特徴を見てみましょう。

楽天VT

(引用)バンガード

まずは楽天グループから。今日何かと世間をにぎわせる挙動を示していますが、投信はいたって安定運用です(笑)

バンガード社が誇るVTバンガード・トータル・ワールド・ストックETFを、そのまま日本円でつみたて投資が可能な投信です。

指数には「FTSEグローバルオールキャップインデックス」を採用しています。

その構成銘柄数は、なんと9000を超えています!w(゜o゜)w

地域と銘柄分散では、楽天VTに勝る投信はかなり少ないはずです。

分散が効いていることから、GAFAMの比率も必然的に低くなっています。(それでも1割弱ですからね)

  • 商品名:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • 信託報酬:0.212%程度
  • GAFAMの比率:9.8%

楽天VTI

(引用)バンガード

全米でも人気のVTI「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に、VT同様そのまま日本円でつみたて投資が可能です。

指数には「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」を採用しています。

構成銘柄数は3700です。米国市場に上場されている、ほぼすべての銘柄を網羅しています。

銘柄数が多いとは言え、全てが米国株で構成されています。

まだ知られていない「ネクストGAFAM」が、この中に含まれていることが極めて高いわけです

米国株への「集中」と銘柄の「分散」が効いた、かなりの高確率でハイパフォーマンスを期待できる投信です。

  • 商品名:楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 信託報酬:0.162%程度
  • GAFAMの比率:16.6%

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

(引用)MSCI

続いては、信託報酬最安値をモットーに、インデックス投信の先駆け足るeMAXIS Slimシリーズから。

オルカンの代名詞として、Slimの当該投信が取り上げられることが当たり前になっています。

指数には「MSCI ACWI」を採用しています。銘柄数は2480と、全世界にしては意外と少ない感じがします。

そして驚くべきことに、Google(アルファベット)が構成比率のTOP10から漏れています。当該投信の目論見書を見ると、米国株とともに中国株への期待が高いことがわかります。

今回紹介する4投信のパフォーマンスの期待値は、ほとんど変わりません。

つまりGAFAMの比率以前に、圧倒的に低い信託報酬から当該投信を選択するのことは、かなり有力です。

  • 商品名:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 信託報酬:0.1144%以内
  • GAFAMの比率:11.6%

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

(引用)iシェアーズ

採用指数「S&P500」が、そのまま商品名に組み込まれています。その名の通り、構成銘柄数は米国株の厳選された500に絞り込まれています。

ただし、全世界に影響を及ぼす米国企業の上位500社と考えたら、「利益率が最も高くなりそう」と夢想(現状は現実)するのも有力です。

Slimの投信ではもう誰も驚かなくなってきましたが、信託報酬が0.1%を切っています。

10年限定での短期投資を目指されるなら、当該投信にコミットすることで、ぶっちぎりのパフォーマンスを示してくれるはずです。(ただし年1回程度の利確、リバランスが不可欠でしょう)

さて本題のGAFAMですが、S&P500ではなんと5分の1を占めています!

「まだまだGAFAMの利益をめいっぱい享受したい!」という考えの方は、当該投信をおすすめします。

  • 商品名:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 信託報酬:0.0968%以内
  • GAFAMの比率:19.7%
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過度な未来志向 VS 投資人生の長さ

少しでも儲けたいと思うのが人情でしょう。

ただし、その考えは「リスク」と見合わせる必要があります。

過度な未来志向

「いやいや。もう米国株なんてあと5年で終わりだって(;´▽`)」

そう考えたあなたが、前述したVTに投資をするなら、全く問題ないでしょう。

究極に分散されたVTとはいえ、それでも米国株の比率は6割を占めています。

「もう”頭打ち”の米国株なんてやめて、新興国やフロンティア国に全振りしよう」

中国を筆頭に、まだまだ伸びしろがあると思われる新興国や、まだ世界的に投資するには尚早だとされるフロンティア国限定して投資できるでしょうか?

踏み込めた勇者が巨万の富を得られるわけです。まさに「デッド・オア・アライブ」です。

とてもじゃないですが、私にはできかねます(^_^;)

投資人生の長さ(短さ)

20歳から投資できたと考えて、どんなに長くても100年未満だと思います。

投資のメリットを訴える記事で、こんな謳い文句を見たことがないでしょうか。

「もしS&P500に100ドル投資していたら、○年後には1億ドルになっています。」

その○年後はおそらく、その範囲よりも長いはずです。

100年だったとしても、投資で築いた資産をあなたは満足に使い切ることはできないでしょう。

投資人生、私は想像より短いと思っています。

儲けを見込んでリスクを取りすぎた結果、必要な時に大暴落しているというのでは、本末転倒なのです。

明日が見えないからこそ、分散するべきです。投資抜きでも、その真実は生きていればわかるはずです。

今日「安心・安全・安定のGAFAM」の一角が崩れる日は、そう遠くはないと個人的には思っています。

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まとめ

「向こう5年は、どうしても高パフォーマンスを求めたい!」なら、GAFAMの組み入れ比率の高さからS&P500ということになるでしょう。

ただ幸いにして、私は5年後に労働賃金以上の現金が必要な「ファイナンシャルプラン」ではありません。

そして私は、「なんでもやってみたい!(゜∀゜)」と思うタイプです。

今回紹介した4投信。いずれの投信の特徴も魅力的であり遜色ないなので、当然ながら全部持ってます(;´▽`)

適度に利益が見込めれば、私は満足です。

今回は、

  • 楽天VT・VTIとSlim全世界株式・S&P500の選び方→採用指数のGAFAMの比率で決めてみよう!
  • 過度な未来志向と人生の長さ、どちらを優先するか→未来はわからないので分散は必定

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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