どうも。世界のうりだです。
分散投資をするために、投資信託(投信)はうってつけのツールです。
同時に、インデックス投信をコアに据えることが重要です。
インデックス投資なら上場企業にまんべんなく投資できるとは言え、現状の企業規模が反映されてしまいます。
今もっともイケているGAFAやFAANGと言われている企業に特化した指数(インデックス)があることを、ご存知でしょうか?
「NYSE FANG+指数」は、それらの10社に特化した銘柄で構成されています。
「夢のような指数」に見えますが、全力で注力する前に一読してみてください。
GAFAに特化した「NYSE FANG+指数」

当ブログは最近、GAFAのネームバリューにあずかった記事ばかり(;´▽`)
GAFAは投資家のみならず、2000年代をイノベートしてきた世界インフラとしての代名詞です。
そんな企業にお金が集まるのは、貨幣経済にとっては当たり前の出来事です。
世界屈指のインフラ企業ばかりを取り扱う指数が、「NYSE FANG+指数」(以下、NF+)です。
NF+が指数化されたのが2014年9月と、かなり新しいです。それだけに注目もひとしおなのです。
構成銘柄
NF+の構成銘柄は10社と、少数精鋭です。・・・”分散”とは、かけ離れてますね(^_^;)
さて、気になるのは、その構成銘柄だと思います。
GAFAに位置付けられるアルファベット(Google)、アップル、フェイスブック、アマゾンはもちろん、
指数の名前になっている「FANG」に入れられているネットフリックス。
上記5社で「FAANG」とも言われています。
米国株では他に、テスラ、ツイッター、エヌビディアの3社が入ります。上記に見劣りしない、インフラ企業ですよね!(゜∀゜)
NF+では、構成銘柄を米国株に限っていません。
勃興した中国株のアリババ、バイドゥの2社がついてきます。
後の5社をもって「+」(プラス)となっています。いずれも世界中の人が聞いたことのある企業です。
NF+をベンチマークにする投信
指数があるということは、インデックス投資ができるということです。
「でもどうせ、ETFなんでしょ?(´・ω・`)」
このような「あるカテゴリに特化した投資すること」を、スマートベータと呼んでいます。
投資する上で、「スマートベータ即ETF」という方程式が成り立っています。
国内ETFは日本ではあまり人気がありません。だからと言って、米国ETFは為替のコスト、取引時間の時差、指値と、超えるべき障壁があります。
でもご安心ください。なんと、国内投信である
「大和・iFreeNEXT FANG+インデックス」で、購入できます!ヽ(´▽`)/
- 純資産額:170億
- 設定日:2018年1月31日
- 信託報酬:0.7755%
- 償還日:無期限
2年ちょっとの歴史で100億円を突破しています。人気と注目度の高さがわかります。
気になるのはやはり、信託報酬の高さでしょう。投信の新しさから言って、仕方がないのかもしれません。指数の使用料のせい(人気の高さから、足元を見られている?)もあるでしょう。
「なーに!これだけの銘柄を揃えているのだから、これくらいの信託報酬は取り返せますよ!( ^▽^)σ)~o~」
ただ日本人に、この指数の”テンション”が伝わるのか心配です。信託報酬の値下げがあるのか、注目です。
偏る分散投資?
先述しましたが、NF+ではわずか10社と、かなり偏っています。
なのにこの安心感はなんでしょう(;´▽`)
最長20年程度の【資産形成】という意味では、NF+で事足りているかもしれません。
インデックス投資で資産の分散を実践しているといっても、株式カテゴリに投じると結局、この10社への投資に偏ってしまうのが事実です。
「現在の頂点」というポテンシャルの活かし方

現存する企業で、これ以上の指数は出しようがないでしょう。
投信のつみたて購入の期間を向こう20年と考えたとき、果たしてNF+に注力する気になるものでしょうか。
ぬぐえない「泥縄感」
NF+を今から購入していくのは、正直私は遅きに失したと考えています。
投機的にみたら、「泥縄感」をぬぐえません。
ナスダック100の2倍以上の伸び率です。これはあくまで過去の結果です。
NF+の企業群に、まだまだこのペースを維持することを期待できますか?
これ以上「正方向での乖離」を望むより、ナスダックと同レベルまで落ち着く方が現実的ではないでしょうか…
行きついた【逆張り】
「そっかー! ここまで上がったんだから、逆張りすればいいじゃん!!(゜∀゜)」
NF+を知って3日後、私はこの結論に至りました。
「【ベア】(インバース)があれば買うのですが(^_^;)」のような記事を書こうと思いました。
金融商品でいうベア(インバース)とは、「実際の値動きと真逆の相関をもつ」性質のことです。もちろん投機の意味合いでしかありません。「売却時期を常に見計らう」必要があるからです。
SBI・SBI米国株(NYSE FANG+)トリプル・ベア
なんとNF+の”ベア商品”は、すでにあったのです。これまたETFではなく、投信でした!w(゜o゜)w
しかも、単ベアを通り越して「トリプル・ベア」と、3倍も儲かるの逆相関です。
NF+のいずれの企業もイケイケなことは、世界中が認識しています。翳りなど全く見えません。
- 純資産額:8.7千万円
- 基準価額:583円(2/23現在)
- 信託報酬:0.993%程度
- 設定日:2020年4月14日
- 償還日:2022年4月21日
まあ、この体たらくですわ(;´▽`) 償還日が来年とか・・・(^_^;)
それよりも、10,000円からスタートした基準価額が1,000円を切っているのには絶句しました。
当該投信の運用は「全力でS」のはずですから、無理もありません。来年の償還日まで続く可能性が大です。
投信の運用模様を、H田尚樹氏の小説にあやかって「永遠のS」なんて小説が、来年の償還日以降に出版されるとか、されないとか・・・
「下がっている間にどんだけ買い増せるか」というチキンレースですね。還元率50%の宝くじと、どっちが割がいいでしょうか。まさかの「宝くじ」までありそうです。
ここまで書いたのですから、もちろん買いましたよ、ええ。

来年の償還日にどうなっているかを、お楽しみに!( ^▽^)σ)~o~
まとめ
構成銘柄の商品普及率を考えれば、40代以降の投資家にとっては、きわめて現実的な指数です。下がるはずがない、と。
また、構成銘柄の変更にも注目されるでしょう。勃興する企業があれば、銘柄の入れ替えもあるはずです。
今回は、
- NYSE FANG+ 指数について→GAFAのような世界のインフラ企業に特化した10銘柄で構成されている
- 現在のポテンシャルを活かすには→逆張り、しかも「トリプル・ベア」なんていう商品も存在する
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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