時事考察

JPX400ってどうなの?|字面以上に惹きつける要素はあるのか?!【閲覧注意】

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時事考察

どうも。世界のうりだです。

日本株カテゴリの指数をご存知ですか?

TOPIX日経平均がメジャーだと思います。

では、「JPX日経インデックス400」という指数をご存知でしょうか。

内容は、とても一言では言えない、複雑なロジックの元で産出されています。

日本株の資産として、新たにJPX400を取り入れようとされている方は、この記事をご一読くださいませ。

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JPX400ってどうなの?

東証のイメージ

「JPX400」とは、上場された日本株のインデックス(指数)です。

資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。

JPX日本取引所グループ

まあこういう文章の”後付け感”は、否めません。

同団体によると、算出者は「株式会社日本取引所グループ/株式会社東京証券取引所及び株式会社日本経済新聞社」となっています。

東証が計算し、条件を満たした企業を見て、日経新聞が監修(選定という名のダメ出し)している、といったところでしょうか。

強力な2大指数に割って入れる?

JPX400が使われ出したのは、「2014年1月6日」からでした。

日本株の全カテゴリを包括する指数の中ではかなり新しいと思いますが、思ったよりも前からあったんだというのが正直なイメージです。

というのも、私が投資を始めたのが2018年7月でしたが、当該指数については全くノーケアでした(゜Д゜)

ただでさえ人気のない日本株の上、指数はTOPIXと日経平均の【2大指数】が寡占しています。

JPX400は、果たしてこの寡占状態に割って入ったと、言えるのでしょうか。

日本株活性化のため?

引用文でも触れていましたが、機関投資家が、少しでも日本株に戻ってきてくれるように、

政府の要請から願をかけて作られたとしか思えない指数です。

日銀によるETF買いでは、当該指数のETFも含まれているようです。

「指数は、まんべんなく買っています。」

公平中立とかいうわけのわからない価値観を逆手にとって、全部を購入する口実を作ります。

結果的に購入額を増やしていると、言えなくもないのではないでしょうか。

二重取りを狙う!?

新たによさげな指数を”こさえる”ことで、リテラシーの低い人(おまいう)は、

TOPIXと日経平均とJPX400は、それぞれが「全く別の銘柄に投資している」と思われるかもしれません。

全指数にノミネートしている「3冠制覇」の企業も多いはずです。

全部の指数を買っている人からは、結果的に「二重取り」できている企業もあります。

二重取りを回避する意味では、たとえば日経平均からJPX400に資産を移し替える、という考え方はあるかもしれませんね。

動向はどこで見られる?

TOPIXと日経平均は、地上波のニュースではその日の最新状況を報じます。

そこには、JPX400は出てきませんよね。

「JPX400」の字面を見られる地上波は、おおむねモーサテ(テレ東)くらいです。

東証(東京証券取引所)の壁面には、デカデカと「JPX」の看板が掲げられています。

これが、JPX400の宣伝になればいいのですが。。。

TOPIX、日経平均、JPX400の比較

日本株の3大指数を比較する記事がありました。

字がたくさん書いてあって、私は読む気がしませんでしたが(^^ゞ

スマホで寝そべりながら、暇つぶしに読んでみるのはいいかもしれません。

PFの二の舞

皆さんは「PF」が何のことかわかりますか? あっ、何かの指数ではありませんよ(^^ゞ

プレミアムフライデー」の略称です。ええ、こんなものの略称なんて、私しか使ってないでしょうね( ^▽^)σ)~o~

JPX400も、PFと同じ運命をたどるのではないかと、懸念(確信)しています。

実は今回の記事で、私がもっとも訴えたいことです。

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字面に釣られた!?

立派な釣り具のイメージ

「JPX400なんて、いくらなんでも持ってないよなぁ(;´▽`)」

自身のポートフォリオを確認してみました。

ETF

調べてみると(しらじらしい)、なんと、JPX400のETFを30口も保有していました!(゜Д゜)

上場インデックスファンドJPX日経インデックス400 (1592)

1口の価格:1,315円(6/23現在)

直近の配当金:355円(2/20受領)

年間の配当:700~800円(30口保有の場合)

ほとんど需要のない和製ETFの中では、比較的売買量が多い(4桁に乗っている)のは、救いです。

投信

あっ、こんなところに投信も!w(゜o゜)w

大和-iFree JPX日経400インデックス

・設定日:2016年9月8日

・基準価額:12,766円(6/23現在)

・信託報酬:0.2145%

こうして改めてみると、信託報酬は若干高めなのかもしれませんね(^_^;)

尚、当該投信は、つみたてNISAでも購入できます。

最大の魅力は「字面」

そうです。「JPX400」という字面に釣られたのです。

「AKB」やミュージシャンのDAIGO芸に象徴されるように、

日本人はアルファベット3文字のならびにシンパシーを感じる傾向があるようです。

そんな理由を発端に、投資初心者は「サテライト」にかこつけて、なんでも買ってみたくなってしまいます。

繰上償還の懸念?!

人気が出ないと、もはや指数自体を維持するのがバカバカしいはずです。

「PF」という概念が、10年後も存在するとは思えませんよね(^_^;)

JPX400も一緒で、ひょっとしたら、10年以内に繰上償還されるかもしれませんw(゜o゜)w

うりだ的総評

計算内容を提示、根拠を示しています。しかし、素人筋からすればよく分かりません。

日経平均のように「(なんとなく)社会に寄与している企業銘柄225社(くらい)」を、「日本経済新聞」という日本で一番売り上げている新聞社が選定しているという、

「日本人ならわかるブランディング」の方がよさそうです。

なんといって、日経新聞の独断と偏見で、銘柄の入れ替えもできるのですから。

一方でJPX400は、数字上の条件さえクリアできていれば、選定され続けます。

後で数字上の不備(不正)が発覚しても、入れ替えが遅れてしまうでしょう。もしかしたら、数字上の条件がクリア残り続けるでしょう。いや、日経の監修だから、外されるかもしれません。

字面以上に、投資家を惹きつける要素は無いようです(;´▽`)

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まとめ

日本の上場企業の少なさから、日本株の全カテゴリにわたる指数を作っても、日経平均に台頭するとは思えません。

また、指数には信用の土台になる歴史(耐用年数)が必要です。

新規の指数を残していくためには、日本株を悲観する世論を打ち破る必要があると思います。

いずれにしても、最終的には、どこの指数にも採用される大企業に収益が多くいくだけです。これは米国株でも同じことが言えます。どの指数にも”GAFA”が入るわけですから。

なので、これ以上指数を追いかけるのは、もうやめたいと思います。

私の頭の悪さが如実に発揮された記事と、相成りました(;´▽`)

今回は、

・JPX400の概要と主観
・「JPX」というアルファベット3文字を冠した、ネーミングセンスのよさ

を書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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