どうも。世界のうりだです。
派遣社員として4ヶ月半就業してきました。
長期案件として就業したのですが、正直別の現場を見てみたいと思うように。
長期なのに途中で契約更新を拒否したとき、一体どうなってしまうのでしょうか?
私の体験をまとめてみました。
長期案件は覚悟が必要!?
発注元の顧客は、一定のスキルを認めた派遣社員に対しては「長期で居てほしい」と思っています。
しかし派遣社員からすると、やがて「ここに居てはまずいのでは?」と思うようになります。
その理由はもちろん、低賃金だからですよ。
そのことに気づいたとき、「やっぱ やめたい…」と思うのは、生活費を考えたことがある方なら当然の思考と思います。
私のように算数が苦手な派遣は、何度か天引きされた給料をもらうことで、ようやく理解できるのです。
しかし、顧客と派遣業者からしたら、面白くありません。
発注元の現場からしたら「せっかく安く雇えているのに」、派遣業者からしたら「条件を違えるのは、弊社の信用にかかわる!」と噴飯ものの出来事なのです。
離職希望
私が離職希望を告げたのが11月末。派遣業者の営業から、年末のあいさつ回りに合わせて現場に来る旨、連絡がありました。
その電話で、何が不満だと聞かれました。別にここを続ける理由は何もなかったのですが、とりあえず時給の低さを告げてみました。
「じゃあ、いくらほしいんですか?!」
営業の問いに私が希望額を答えると、素っ頓狂な声で私が提示した時給額を繰り返しました。あきれていたのがわかりました。
秒で無理だと言われました。もうこれ以上、私から営業に言うことはありません。それでも状況的に、また時期的に来ざるを得ない営業のことを考えると、心が痛みます。
気まずい面談
職場の狭い現場のため、会議室はいつも満室。
派遣業者はこんな状況でも、派遣社員を自社に呼びつけることはしないんですね(^_^;)
会議室が空くのは、どうしても定時以降になってしまいます。
現場の責任者の方は、若干ワーカーホリックの気がある方で、定時なんて気にしません。
私の定時後すぐの時間帯に、営業対応のために会議室がとられました。
妥協点の模索
営業としたら、発注元から継続希望された私を辞めさせることには、デメリットしかありません。
先日の電話で「時給を上げたい」という希望は出していたので、妥協点を探ります。
「時給50円上がります。日給○円です。続けますか?」
「時給100円上がります。日給□円です。続けますか?」
先の電話で告げた希望額とはかけ離れた額で刻んできました。
こんな事務的なことをするしかない派遣業者の営業なんて、とてもじゃないけど話しても時間の無駄ですよねw
次の案件探しに向けて
結局私が現在の現場をやめたとして、派遣業者としたら私を放置するわけにはいきません。
今後の労働条件について、根掘り葉掘りきかれました。
でも私に言わせたら、もうこの営業とはダメなんですよ。
現場の雰囲気とは打って変わって、営業とは条件の話しかしたことがありません。
私は基本的に、PC操作、コーディングやドキュメント作成以外、アピールできるところがありません。
自分の労働条件やビジョンすら考えていないことに、営業としたらイライラするしかありません。
関連動画
面接直後に、私の心情を吐露した動画を上げています。興味のある方はご参照ください。
高時給の案件はてんこ盛り! でも・・・
現在の職場をやめる上では、次の案件の目星くらいはつけておくでしょう。
はたらこねっとなんか見れば、今の時給より高い案件がゴロゴロしています。
「キニナル」を送れば、すぐ「両想い」のレスも飛んでくるでしょう。
「やっぱ、辞めてよかったわ~(;´▽`)」
ここまでは順調に見えますが、まだ安心するには早いようです。
「両想い」の信頼性
「両想い」ってそもそも、案件の確度の高さより、未登録の入職希望者を獲得する意味合いが強いのです。というか、それしかないかもしれません!?(゜Д゜)
派遣紹介サイトに紹介されるのは、「釣り案件」です。
現在私が携わっているのは、派遣で初めての案件です。このようなことを書いている上では、当然ながら掲載されていた案件ではありません。
案件に応募しても、翌日には「不採用」のメールが送られてくる始末。面接なんて、夢物語ですよ(´Д`)
すでに登録済みの業者に「両想い」を期待するのは、あまり意味がないのかもしれません。
ギャンブルスタート
次の現場が決まらなくても、「退職意向」を伝えておかなければ、次に進めません。
「なかなか次が決まらないので、決まるまでやらせてもらって、いいっすか?( ^▽^)」
こんな都合のいい状況を作ることは、不可能です。
次の職場が決まってなくてもギャンブルスタートを切ることになります。
自分から辞めても、職場から契約を切られても、結局は一緒なんですね。
「やめよう」と決めてわかる職場の価値
次に行こうとするも、なかなか道筋すら見出せません。
また収入がなくなるかもしれない不安に、発注元の責任者や営業のいうことが正しのではないかと思うように。
半年足らずとはいえ、人間関係もできてきました。
「この関係をご破算にしてまで、次の職場に行く価値は果たしてあるのだろうか…」
私の作業結果を喜んでくれる人が、目の前にいます。
しかし、そのことに気づいたときには、もう遅いのです。
私が退職の意向を示した時点で、派遣業者はすでに、次の派遣社員の獲得に動いているのですから。
まとめ
短期も長期も、良し悪しがあります。
理想の職場なんて、本当にあるのか知りません。あったとしてもそれは、あなたや私に一生保証されているものではありません。
ただ一つ言えるのは、派遣社員にはこういうわがままを言える受け皿があるところでしょう。
正社員だったら、会社の意向に背くにはやめるしかないわけですから。
今回は、
- 長期案件は覚悟が必要→発注元にも営業にも迷惑がかかる。そこをしのぐことになる。
- 高時給案件はあふれている?!→ネット掲載の案件は「釣り案件」ゆえ、決まる可能性は極めて低い。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント