どうも。世界のうりだです。
年末休みが始まった方も多いかと思いますが、家に居てすることがなく、仕方なくテレビを見る時間がながくなってはいないでしょうか?
テレビを見てると、いやでも目についてしまうのが、CMでしょう。
ではここで、個人的に気になる「あのCM」について、書いてみたいと思います。
ガッキーは好きですか?
今さら説明の必要はないと思いますが、ガッキーとは、女優の新垣結衣氏のことです。
キラキラした清廉なガッキーも、すでに齢30を超えています!?
もう10年以上ガッキーを見ているのでしょうが、見た目含めて全く印象が変わってません。
ただ、年功序列と言いましょうか。日に日にネームバリューがあがって、メディアへの露出度が減っている感はします。
ガッキーの所属事務所が、各メディア媒体に対してキョーレツな圧力をかけられる、綾瀬はるか氏の事務所だったら、露出の下降線をたどることはなかったと思います。
必要なのは、「圧力」です!
ガッキーに対する私のイメージですが、「アロマキャンドル」と言ったところでしょうか。
我が家にはそんなもの置いてませんが、あればきっと癒されるのでしょう。
悪く言えば、「無くても困らない」(ファンの皆様、ゴメンナサイ)。オカズは他で調達してますので。
リビングで一人・・・
さて、あまりガッキーには興味のない私ですが、ガッキーに注目せざるを得ないものを目にしました。
それは、Nintendo Switch『リングフィット アドベンチャー』のCMです。
このCMを見られた方は、多いのではないでしょうか?
シチュエーションですが、20畳はあろうかと言うリビングに、ガッキーが一人。
コントローラ(?)をもったガッキーが一人で、画面の指示に従って動いています。
ピタピタのスパッツをはいたガッキーが、腰をフリフリしているシーンは、健全な男性諸氏にはたまらないかもしれません。このCMのいいところをあげるとすれば、それくらいでしょうか。
シチュエーションにリアリティは全くありませんね。
“熱演”するガッキーには申し訳ないですけど、プレイを楽しんでいるようにはとても見えません。
この不思議な空間の雰囲気は、「あの名作」と相通づるものを感じます。
菱川師宣の「燕子花(かきつばた)図屏風」(国宝)ですね。
金箔の屏風を真空に見立て、そこにかきつばたが浮かんで(?)います。
大きなリビングで一人、ゲームに興じている体のガッキー。構図まで似てますね(?)。
CMのコンセプト
「センパイ、このゲームおもしろいっすねー!!」
「だよな?!・・・じゃあCMどうするべよ?」
「えっ?どうせ ほっといても売れるだろうに、CMとかめんどくさいっすね。」
「そうだ、ガッキーとかよくね?ガッキーがプレイしてるCMとか、どうよ?!バカ売れ間違いないっしょ!?」
「いいっすねえ!自分もガッキー好きなんすよ!ホントにセンパイ、サイコーっすよ!!」
・・・こんなかんじで決められた、ということはないでしょうけどw
センパイが仮に、N社のお偉いさんだったとします。
「ガッキーに会いたい!」というN社のお偉いさんの一心で、このコンセプトに導くことは可能だと思います。
そうです。ホリエモンが提唱した「やりたいこと」を、N社のお偉いさんになって実現できたのです!
いやぁ、夢はもっておいた方がいいですなあ!(;´▽`)
まとめ
ガッキーのネームバリューだけを取り出したこのCMは、商品よりもN社のイメージアップでしかないのです。
(これでも、青山で開講されていたコピーライター養成講座の卒業生なので。)
ガッキークラス、それこそ綾瀬氏など、限られたメンツでなければこんなCMは成立しませんからね。
動画隆盛の昨今、CMなんて飛ばすものという文化がすっかり定着しました。
ひょっとしたら視聴されないことを前提に製作したのかもしれません。前述のコンセプトは、あながち間違っていないのかも・・・
ぶっちゃけあのCMを見て、「ママー、あれほしい!」と叫んだキッズは、いったい何人いたのでしょうか?
「商品を売るCM」というより、「見るだけのCM」と言ったところでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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