できる投資

株式投信一辺倒の私のiDeCo口座は、とんでもない下落が続いています。しかし、不安は一切ありません! その一因として、「約定数量」の大幅上昇が見て取れたからです! 60歳まで20年弱、手を付けることができない金額に、今日時点で一喜一憂することは無意味なのです!

株価の下落が止まりません! その裏で、8資産中もっとも下落したのが「国内リート」でした。30%を超える大幅下落は、あまり報道されていません。地味な資産ですが、株式、債券、REITの三本柱の一本であることを、いまさら排除できるはずもないでしょう。

株式売買の基本をご存知でしょうか? 下落は「売り優勢」なんて言われますが、売られた株はどこにいってしまうのでしょう。誰も買わないなら、売ることができません。下落は常に「買値」を追いかけています。買値をつける「機関投資家」に踊らされ、安く売って資産を減らすときではありません!

投資家のみなさん、先週から続く下げ相場に青ざめていませんか? 今は売却の必要が無い人でも、心理的なダメージは否めません。私がiDeCoでつみたてている「セゾン資産形成の達人ファンド」は、若干ですが下げ渋ってくれているようです。「長期・積立・国際分散」のリスク軽減の効果があったのでしょうか?!

「やっちゃダメな投資」第2弾です。「高利回り」で、しかもインカムが望める新興国債券にご興味のある方、必見です! 今、債券は買い場だと思っていませんか? 円高も手伝って、安く購入できることは間違いないでしょう。でも売却するに至ったとき、果たして利益を出せているか、考えてみてください。

預金の利息を上げたいと思っていませんか? 確かに、高利回りの預金はあります。でも、飛びつくのはちょっと待ってください。その商品、日本円ではないですよね? 新興国通貨の場合、利息よりも通貨自体の値下がりを気にしなければなりません。今日のような状況では、青ざめることになります。