どうも。世界のうりだです。
投資を知り証券口座を開設するきっかけが、つみたてNISAやiDeCoが先に来た場合、インデックス投資がベースになります。
厳しい条件で購入商品が絞られているため、「安全地帯」と思われています。しかし残念なことに、地雷なインデックス投信は数多く存在します。
また投資に興味を持ち、知識が増えていくことで、趣向が変わることが考えられます。
「なんでこんな投信にブッ込んでしまったんだろう!?(゜Д゜)」
確かに金額が大きいほど実入りが多くなりますが、最初から覚悟を持てる投信を選べるでしょうか?
投資初心者が、少額で始める理由をまとめてみました。
インデックス投資初心者が少額から始めるべき3つの理由
何をやるにしても、初心者は経験がないため、感覚が分かりません。
「本当にこれで大丈夫だろうか…」という不安と、「なんでこんな金額にしてしまったんだ!?」という後悔を、未然にコントロールしておきましょう。
1.投資先を変えたくなる
初心者にとっては、購入商品を決めるところから始めます。10年後も後悔なく、初期設定の商品を購入し続けることは難しいでしょう。
中には、つみたてNISAの対象商品一覧を見て、知ってる運用会社名などの雰囲気だけで購入する決めてしまう”猛者”もいるようですし(^_^;)
「私が突っ込んでた投信が、とんでもないク〇投信だったなんて…orz」
あとでも出てきますが、つみたてNISAの場合、投信を売却すると、年間の使用枠を使用することになり、20年中の残りの運用期間を放棄したことになります。
どんなク〇投信でも、一定の条件をクリアしているインデックス投信のため、20年間の運用期間かけることで、運用期間を放棄してまで解約するデメリットは十二分にペイできると考えられます。
種々の情報に触れることで、後悔しない投信やETFに出会えるのを待ってみましょう。
通るべき”サテライト祭り”
買いたくなる金融商品は、口座を開いた証券会社のHPにはあふれています。
投資初心者は、現金がそれなりに潤沢にされている方が多いと思います。私もそうでしたが、インデックス投資を3年も継続すると、証券口座に新規にぶち込める現金はなくなります(´Д`)
以前、初心者は「サテライト」としての金融商品(コアになり得ない投信カテゴリ)の購入に夢中になってしまう、という記事を書きました。
振り返ると、数々の”とんでも”な投信にぶち込んできました。
購買意欲にまかせて、サルのように買ってみましょう! もちろん、少額が条件です。
幸い購入するのが金融商品なので、0円になる確率は極めて低いです。飽きたらさっさと売ってしまい、次回の全世界やS&P500投信のつみたて資金としてプールしておきましょう( ^ω^)
「はしかにかかるのは、早い方がいい」と言います。”儲かりそう”な商品を一度試してみることで、うまい話が無い(むしろ損する)ことを経験してみるのは、結果的に有意義だったと気づくでしょう。
2.リスクの感覚に慣れる
初心者のため、当然ながらリスクの感覚を知りません。浪費には慣れている方はいらっしゃるかもしれませんが。
インデックス投資を始めることで、預金から別の場所に移したお金が、多くなっていることを初体験します。
一例として、上げが顕著な米国株式(S&P500,VTI)の投信だと、1万円分買った投信が2週間ほどで1万2千円になっていることを目の当たりにします(゜∀゜) 特に2021年は、そんな年でした。
つみたてを続けることで、含み益の金額だけを見ると、いつしか給与月収を超えています。
だからといってそれに満足して売却してしまっては、インデックス投資ではありません。
下げたときの恐怖心だけでなく、上げた時に簡単に利確しないために、金額おさえましょう。
「なんだ、”こんなもん”しか増えんのか…(´・ω・`)」
“こんなもん”と思えるのは慣れてきた証拠です。1年でリスクに飽きてくるでしょう。
そこから金額を増やしても、決して遅くはありません。
3.「現金を残しておけばよかった」と思う
これが一番重要と考えています。
お金は最終的に使うことになります。また、つみたて投資期間中にも必要な金額が生じます。
現在は、つみたてNISAやiDeCoから投資を始められます。利益に対する非課税等の税制優遇は、できる限り恩恵を受けたいところです。
税制優遇のメリットと引き換えに、流動性を無くすデメリットを被ることになります。
「まあそれは覚悟の上だし、別によくね?(´・ω・`)」
今はそれでいいかもしれません。しかし、人生とは何が起きるかわからないものです。特にiDeCoに入れた資金は、60歳まで引き出すことができません。
また、気が変わることもあります。
「インデックス投資自体をやめて、別のことにお金を使いたい!」と思ったとき、20年間運用できるつみたてNISAを解約しなければならないのは、至極もったいないのです。
過度な期待は禁物!!
インデックス投資で使用するツールは、投信やETFです。
個別株や暗号資産(仮想通貨)のような値動きを期待するものではありません。
初心者はとにかく投信をコアに据えて、ひたすらつみたてていくことをおすすめします。
投信とETFの違い
投信は基準価額が1日1回しかつかないでの、日中に値動きは生じません。
一方、ETFは取引時間帯で値動きが生じるため、投信よりも投機の要素を取り入れることができます。
「ワンチャン、大きく儲かりそうじゃね?!(*´Д`)」
いくらが大きいかは、人それぞれかもしれません。それでも「大きく儲ける」には、あなたにとってそれなりの元本が必要です。
先述したように、サテライトとしてのETFを買ってみるのはアリでしょう。
ETFだと定期的(半年ペース)で配当金を受領します。牛丼も食べられないような配当金を得てみて、「で、これどうすんの?(´・ω・`)」って考えて、
分配金をもらえず、一見何も起きていないような投信では、分配される分を含めた金額も複利運用されていることを知るでしょう。
すると最終的に高くなったところでETFを売却し、投信に乗り換えることになるでしょう。
レバレッジは別の世界
投資クラスタのツイッターでは、【レバナス】なんて言葉がはやっています。
この言葉は「ナスダック・レバレッジ」の略称だと承知しています。
レバレッジとは「てこ」の意味です。小さな力(力点)で大きな成果(作用点)を得ようという考えです。レバナスの場合は、実際に生じる値幅の2倍の利益(損失)が生じると考えていいでしょう。
レバナスのもとになっているNASDAQ100指数は、投資対象として非常に有力な指数ではあります。期待できる伸び率としたら、並み居る優良インデックスの中で随一ではないでしょうか!?(゜Д゜)
中身が無い
「なんだ、だったらレバレッジで効率よく儲けられるじゃないか!?( ^▽^)σ)~o~」
レバナスは残念ながら、実際にNASDAQ100の銘柄を購入しているわけではありません。
FXのような先物取引によって、前日との価格差により投信やETFの基準価額をつけています。
投資したお金は、企業に届いてこそ、本来の意味を持つものです。ここに浪漫を求めるのが、私の訴えたい「できる投資」なのです。
中身の伴わないレバレッジ運用をコアに据えるのは、私の目指す投資とは一線を画しています。
レバナスは「マネーゲーム」の世界で楽しみましょう。
まとめ
インデックス投資をコアに据えることで、将来の不安がやわらぎます。
意識しなくてもいい金額を続けているだけで、プラスになる可能性が極めて高いのです。
健全に働き給与所得があるうちに投資経験がないと、「モーレツにお金を増やしたい!」という幻想を抱えたまま、「モーレツにお金が増えます!」という誘惑がきたときに、つい飛びついてしまうかもしれません。
将来、退職金などのまとまったお金を持たされたとき、その幻想につぎ込んでしまう危険性があります。
不安と危険性を限りなくゼロにするためのインデックス投資。ぜひその感覚だけでも味わってみてください!
今回は、
- インデックス投資初心者が少額から始めるべき3つの理由
- 過度な期待は禁物!→日中の売買が可能なETFや、レバレッジ商品に注意
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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