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【iDeCo】「投資は嫌だから【定期預金】」は誤り!?|3つの理由

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どうも。世界のうりだです。

前回、楽天証券のiDeCoを取り扱った記事は、多くの方が関心を寄せられたことがわかりました。

なので今回も、楽天証券のiDeCo商品について書いてみます。

今回の記事は、残念ながら投信クラスタにはまったく用のない記事です。(要そっとじ)

「投資は嫌だけど、iDeCoで年末調整の恩恵を受けてみたい」という方のために書きました。

そういう方は、きっと「元本確保型商品」である【定期預金】に投じようとしていないでしょうか?

この記事を読んでから考え直しても、遅くはありませんよ。

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「投資は嫌だから【定期預金】」は誤り!?

預金通帳のイメージ

なんとなく安心感を与える定期預金です。

しかし、iDeCoで定期預金を選択するのは、誤りです!

「定期預金」があるのは制度のせい?!

iDeCoでは、大きく分けて2種類の金融商品が用意されています。

元本変動型商品」と「元本確保型商品」です。

iDeCoの窓口となっている証券会社や銀行では、「元本変動型商品」である投資信託(投信)を積極的に紹介しています。

楽天証券では「元本確保型商品」として、唯一「定期預金」が用意されています。

iDeCoを取り扱う金融機関は、金融商品として「元本確保型商品」の選択肢を必ず用意しなければなりません。

日本は普く「金融リテラシーが低い」、すなわち投資文化が極めて乏しい国です。

国民性に合わせて、多数派の批判を抑え込むべく用意されているのが「元本確保型商品」です。

我々投資クラスタに言わせれば、iDeCoの定期預金なんて「低リテラシーホイホイ」でしかありませんよ!m9(^Д^)

定期預金”ごとき”の金利では、月額170円程度の手数料にすら負けてしまうのですから。

「定期預金」を選ばせない楽天証券の配慮w

窓口になっている楽天証券は、もちろんそのことを知っています。

なので、選択させないようにパンフレット「ドレカラ」では、最大限の配慮をしています。

それはパンフの定期預金の項目を見れば、一目瞭然です。

ドレカラに掲載された定期預金(上部)

投信が赤枠で強調されているのに比べ、定期預金は青枠になっています。見るからに元気がありませんよね(´Д`)

さらに、項目下部は空白になっています。

ドレカラに掲載された定期預金(下部)
投信に比べ、なんの期待感も示すことのできない定期預金

特に触れることもないので、当然です(;´▽`)

上記の2点から、楽天証券が当該商品に「何もメリットがない」ことを、暗に訴えています。

定期預金の魅力→変わらない「円」の量

定期預金が魅力的に思える理由はなんでしょうか?

定期預金のメリットは、「1円を1円のまま確保できること」です。

これは、1円の価値を担保するものではない、ということです。

つまり、自身が60歳になったときの1円が、現在の1円とイコールかどうかを懸念しなければなりません。

なぜ「税制優遇」を前面に出しているのか

iDeCoのメリットは、「税制優遇」です。大きく2種類あります。

まず受けられるのが、拠出期間の所得控除です。

次に受けられうのが、払出し時の「退職所得控除」「公的年金等所得控除」です。今回のテーマで着目するのは、こちらです。

特に「退職所得控除」では、投資でかなりの利益まで免除されます!(゜∀゜)

例えばiDeCoで20年間拠出した場合、総額800万円までは非課税です。

厚生年金に加入したサラリーマンですと、年間27万6千円までの拠出できます。20年で556万円です。

つまり、244万円の利益までは、非課税で現金化することが可能なのです!(゜∀゜)

こんな巨額の税制優遇を設けているのは、投信に拠出してもらうためだからです。

定期預金でこれほどの利益が出ることは、あり得ませんよね(;´▽`)

制度の恩恵を考えただけでも、iDeCoで定額預金への拠出するが、如何にもったいないことかを読み取れなければなりません。

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インフレは確実に進んでく!

貨幣経済では、確実にインフレが進んでいきます。

1000円札から1000円玉へ?!

かつて1円は大金でした。なので、「壱圓札」というお札で流通していました。

今はどうでしょう。ずたずたに傷ついたアルミニウムの硬貨が、財布の隅に引っかかっている程度に、成り下がっています。

最近では、岩倉具視の500円札が500円硬貨に切り替わりましたよね。

自分が60歳になったとき、「1000円硬貨」が流通していたとします。可能性は高そうです。

定期預金だと、いつまでも1000円札だと思っていた価値が、1000円玉に下がってしまったイメージです。…寒気がしませんか?

労働賃金

身近におけるもっとも顕著なインフレとは、「労働賃金」でしょうか。

ベアなんというのは、何も労組がストで勝ち取っているわけではないんです。

貨幣価値の低下、インフレに伴い、受給すべき賃金が上がっているにすぎません。

インフレを上回る徴税w(ネタ)

インフレが進んでいることは、御上はもちろんご存知です。

日本のインフレを主(つかさど)り、かつ税収を取りまとめているのが、日本のブレーンたる【財務省】です。

「なんだ、ちゃんとインフレ進んでるじゃん! だったらウチらも、取りっぱぐれるわけにはいかんわな( ^ω^)」

ただでさえ貨幣価値が下がっているのだから、徴収量を増やさなければ、今まで徴収していた価値を維持できないと考えます。

財務省には、日本国のエリートたちがひしめいています。

私のようなパープリンには及びもつきませんが、入省時には誰しもが壮大な志があったはずです。そして彼らには、その志を実現するスキルはあったはずです。

しかし、財務省のお題目は、ただ一つ!「増税」です。

「インフレ即増税」というZの理念は、もはやとどまるところを知らないようです。

未曽有の惨事となった東日本大震災に際し、財産を失った多くの被災者と、景気の冷え込みが生じました。

「ここまできて、また貨幣価値を上げてはいけない!」

にもかかわらず、財務省は「復興増税」を打ち出したのです(^_^;)

「被災者の方には気の毒ですが、日本国には現在、インフレターゲットというものがありまして…」

財務省はあくまでも順法精神をゆるめません。エリートの純粋さは、常人には理解できないほど澄んでいて、いかなる事象が起きても崩れないようです。

人命よりも政策を重んじた財務省。彼らは人の皮をかぶった鬼です。

Zの見立てではインフレ傾向は順調のようで、そろそろ「炭素税」の徴収が始まるとか…

Zに入れたチミは国士?!

省内の志の低さに辟易していた新人が、課長に相談しました。

「いやいや、チミねー。そんな志がいかに無意味なものか、わかってないんだよ!」

しかし新人の思いを、課長は一笑に付してしまいました。

T大学に入るまで、神童ともてはやされてきた新人も、Zに来ればただの人であることを思い知らされました。

「よしよし。我々選ばれし”真の国士”が、やるべきことを教えてやるからな( ^▽^)σ)~o~」

課長もZに入るのがどんな人物なのかを重々承知しています。Zキャリアたるもの、誰もが【国士】である自覚に立ってほしいという激励をしたかったのです。

「私たちが国士であるというのは、例えばこういうことなのだよ!」

どや顔で倒した課長の手牌は、一見国士無双でした。

「どうだい!チミたちも、これくらいの貫禄を示せるように、なりたくはないかね?!」

「やられた…」と思った部下たちでしたが、すぐに気づきました。

「あの課長、頭が2つ…」

真の国士になるのは、難しいようです。

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まとめ

iDeCoで定期預金に投じるのは、以下の3つの理由で誤りだとわかりました。

  • 金利では、月額の手数料に勝てない
  • 税制優遇をフルに生かせない
  • インフレについていけない

iDeCoでは適切な投信に投資して、60歳の自分に感謝されましょう!

最後の国士無双の件は、忘れてくださいm(_ _)m

それにしても、「ドレカラ」を眺めているだけで、いくらでも記事を書けそうです。(見よ、陸ブロガーの戯言を!)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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