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iDeCoの事業主証明が2024年から不要に!|加入・変更手続きの簡略化を

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どうも。世界のうりだです。

iDeCoって、手続きが面倒なんでしょ?(´・ω・`)」

はい、その通りでございますm(_ _)m

すぐにでも始める必要があるiDeCoですが、紙ベースの手続きが煩わしく、二の足を踏んでいる方も多いかと思います。

その代表が「事業主証明」の取得です。

今後転職する上で、iDeCoの手続きがかなりスムーズになるニュースがありましたので、紹介します。

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iDeCoの事業主証明が不要に!

事業主証明の社判を押す総務の人のイメージ

去る8月10日、日経新聞から朗報がありました!

曰く、2022年から、iDeCo加入手続きにおける「事業主証明」が不要になるとのことですヽ(´▽`)/

※2022年に入って、2024年度の廃止に延伸しました。

iDeCoの加入を申請するには、2枚の紙切れ(同内容)を、iDeCoの窓口である証券会社に郵送する必要があります。

「事業主証明」は、加入手続きにおけるもっとも高い壁になっていました。

具体的に言うと、【社判】を押印してもらう必要があります。

iDeCoに加入しづらい零細企業

大企業なら総務部みたいなところに言えば、だいたいやってくれるんだと思います。(所属したことがないので、実態はわかりませんが。)

零細企業では、おおむね社長しか対応できません。

社長に言うしかないわけですが、ブラック企業だとお願いしづらいのではないでしょうか。

そういう意味でも、今回の改革は、零細企業の方がメリットがあると感じました。

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iDeCoのがんを叩き出せ!

iDeCoの苦情を黙殺してきた政府のイメージ
もはや黙殺できない状況に・・・

iDeCoは、やった分だけ老後のための資産運用ができて、その上、投資額分の所得控除まで受けられるのですから。

これだけ素晴らしい制度なのに、間口が異常に狭い!!

事業主証明をはじめとした、紙ベースでの手続きが煩雑です。

「おいしい思いをさせてやるんだから、それくらいのことでグチグチ言うな!」と言わんばかりです。

いわゆる「普通の年金」(国民年金、厚生年金)は、「日本年金機構」が取りまとめています。

しかしiDeCoでは、別の団体が取りまとめています。

【国民年金基金連合会】なる団体

iDeCoを実施するにあたり、どこかに取りまとめを依頼する必要があります。

そこでしゃしゃり出てきたのが、【国民年金基金連合会】(以下、基金連)なる団体でした。

「おっ、年金やるの?じゃあ、手伝ってやるよ!( ^▽^)σ)~o~」

往年の故・大橋巨泉氏を彷彿とさせる口ぶりですね(;´▽`)(R-35ネタ)

「よう、平ちゃん。あの番組面白いな! じゃあ今度出てやるよ!!」と、石坂浩二氏に強制的なオファーと取り付け、なんでも鑑定団に出演する、みたいな。

国民年金基金は、従来からある年金の上積みができる制度です。しかし、コレをやってる人の話なんて、きいたことがありません。

というのも、iDeCoに比べて断然にメリットの乏しい仕組みだからです。

国民年金基金とiDeCoの比較については、下記の動画がおすすめです( ^ω^)

【iDeCo】国民年金基金と国民年金付加金と確定拠出年金どれがいい?【確P#047】

オリジナルという「捨て去るべき旧習」

「じゃあ、ウチの言うとおりにやってくれよな!( ^▽^)σ)~o~」

政府としては、やってくれるんだったら枝葉については、とりあえず口出ししないはずです。

ところが、いざ基金連にiDeCoの運用をやらせてみたら、苦情が殺到したのです。

やれ事業主の了解を示すため社判を押させろだの、掛け金を変えるのにわざわざ郵送しろだの、毎月の口座管理手数料をなくせだの。

これだけの苦情を受けては、何かしらの「ガス抜き」が必要です。

「とりま、事業主証明からなくしてみよか?」と、なったのでしょう(^_^;)

まずはペーパーレスだろ!?

令和になっても一向に進まない「ペーパーレス化」に、2018年にできたiDeCoは、まだ逆行しています。

「いやいや、オリジナルではこうやってるから(´・ω・`)」

ほとんどの国民に関係のない国民年金基金の手続きを、国民が普く使えるiDeCoにそのまま持ち込んだのです。

基金連は悪くないかもしれません。彼らはそれで問題ないと、思ったのですから。

その運用がほぼベールに包まれた基金連に丸投げした、政府の甘さを責めるべきでしょう。

急がれる基金連の組織改革

旧習にしがみつく(しかない?)基金連。

たぶん、基金連のトップが変われば、これくらいの改革は造作もないことでしょう。

改革が終わるまでは、「天下り」から「外部招へい」に切り替えることを願います。

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まとめ

iDeCoは政府の事業だったので、どうしても税金を投入することになります。

コスパを考えて、”同じようなこと”をやっている既存の団体にやらせるのは、自然な考えです。

iDeCoはつみたてNISAと似た仕様なので、最終的には一緒になります。(確信)

当然運営は、民間の証券会社、銀行が携わることに。

これをやることで、ペーパーレスと口座管理手数料の問題が、いっぺんに解消されます!(゜∀゜)

iDeCoは、ただ民営化するだけで改善できることが見えているのです。

事業主証明の撤廃をはじめとした「小出し」ではなくて、政府の決断が急がれます。

今回は、

  • iDeCoにおける「事業主証明」が、2024年に撤廃予定
  • ・iDeCoのがん→国民年金基金連合会の改革が必要。まずは基金連トップのすげ替えを!

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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