どうも。世界のうりだです。
根っからのサラリーパーソンの小生ですが、
この度、「経営者」になることに思いを馳せた次第です!(`・ω・´)ゞ
経営者に必要なものとは、いったいなんなのでしょうか?
実現しそうにない経営者というステータスですが、サラリーパーソン目線で紹介したいと思います。
雇用される側から見た経営者に必要な3つの資質?!
こんな時期にIT企業に就職した方は、いったい何をやらされてますかね(^_^;)
4月16日、私は零細のIT企業に入社しました。
そこから半月、社長を見るにつけ、あるべき経営者というものを考えてみました。
先行するマイナスを怖がらない
私が疑問だったのは、そもそもこの時期に
「なぜ私を正社員として雇ったのか?」
ということです。
私は前社から仕事を持ってきたわけでもないので、雇用した時点で給与分のマイナスが生じます。
まずは、こうした「マイナス」を甘受することを厭わない判断力が必要でしょう。
マイナスをしてでも、スキルシートだけでオジサンの雇用に踏み切った「決め手」が何かということは、わかりかねますm(_ _)m
その「決め手」については、宴会の機会に酒の勢いを借りて聞けるかもしれません。
ああ、弊社では親睦会費も”天引き”されているのですから。親睦会で聞いてみましょう!(ブロガー特有の内弁慶)
社員に仕事を与えられる
経営者は、社員に何かをやらせなければなりません。それも、自信満々に。
案件が始まる前の私に、賃金を発生させるための作業がないのは、社長自身が認める発言をしていました。
それでも社長は私に、オンライン学習教材とAccessテキストの読み込みを指示しました。
こんな先の見えない作業を指示できる、ある種の「鈍感力」が経営者には必要なはずです。
全部管理する
弊社社長は、ひょっとしたら「オーソドックスな経営者タイプ」ではないかと、感じました。
というのも、先に紹介した「日報」をはじめ、ひたすら社員を管理、把握しようとするのです!(゜Д゜)
これはかなりのカルチャーショックでしたね。
前社では、管理の”か”の字もありませんでしたからね。
それくらい「全力で社員を管理」するモチベーションがあることや、「管理が大好き!」な方が、経営者になる資質がありそうだと思いました。
「人員ありき」のIT企業
店舗の従業員なら、必ず何か作業があるでしょう。そもそも作業が無ければ、求人しないわけです。
しかし、IT企業の場合は、そうとも言い切れません。
IT企業の多くは、下記の手順により案件を請け負います。
求人案件を確認する → 手透きの人員(正社員、契約社員)をアサインする → 案件にアプローチする
案件にアプローチするためには、アサインできる人員がいなければなりません。
アサインするだけのSIer
「ちょっと人足りないからさぁ、誰か連れてきてよ!(´・ω・`)」
常に上から目線のSIerは、まるでストレージのディスクを交換するかのように、人員のアサインをかけてきます。
ディスクと違って、人員にはコストがかかります。
その人員のコストを追うのは常に、弊社のような零細のIT企業です。
4月の私のような「余剰人員」のコストは、SIerは気にしなくていいのです。
仕事自体は、名の通ったSIerが受注します。受注したSIerは案件管理の名目のもと、作業自体は下請けに出します。
私は下請け側しか持つしかないので、どうしても偏った味方になってしまいます。
「給料をもらって当然!」とは思えない
4月の後半、無意味とも思える”研修課題”をこなしていくうちに、もっとも疑問に思ったのが、
「なぜ自分が給料をもらっていいのか?」
ということです。
請求費用が発生しない私に半月分の給与をくれるのは、会社にとってデメリットしかない、と考えました。
しかし先に挙げたように、案件のアプローチのためには、できるだけ早く人員を確保しておく必要があります。
人員を確保できたことはメリットになります。
それが、私を即戦力と見込んだなら、なおさら確保に動くでしょう。
今回、半月間の無意味な研修課題をやらされたのは、たまたま一発で案件が決まったからに過ぎないのです。
経営者失格?
それなのに私は、早めに雇ってくれたのは「人情」だと思ったのです。
いや、今でも若干そう思っている、思いたい気持ちがあります。
「今度の社長は、情に厚いなー!(´ω`)」
実は社長は、私の懐具合を察して、半月分をくれたような気がしてならないのです。
私が逆の立場で(社長として)、そんな考えで人をやっとたとしたら、経営者としては失格でしょうね。
まとめ
前社では、経営の片りんすら見ることができませんでした。
転職し弊社に入社できたことで、少しでも経営の中身を感じ取れ、経営側の目線に立てたのは収穫だったと思います。
とはいえ、
「まあ楽チンだし、給料をもらえるんだから、ラッキーじゃん!(;´▽`)」
と、社長から与えられた課題を嬉々として取り組める私は、まだまだ雇われる側の方がよさそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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