どうも。世界のうりだです。
投資で利益を出す方法は、「安く買って、高く売る」ことです。
でも、いつが安かったのかは、過去を振り返ってみないとわかりません。
ですが、VIX指数(恐怖指数)の上昇局面では、相対的に株価が安くなっている可能性が高いのです。
下落中の怖い逆張りになりますが、株価は上昇する前提で投資するものなので、当たれば大きく利益を取れます!
定期的に購入する「つみたて投資」にも、この原理は適用されます。
誰でもできるカンタンな逆張り投資!
順張りと逆張り
投機の考え方です。
価格が上がってきたから、これからもしばらくは上がり続けるだろうと考えて、買いポジションを取るのが順張りです。
一方、価格が下がってきたとき、「近い将来上昇するだろう」と考えて、買いポジションを取るのが逆張りです。
一般的に、順張りの方が利益を出しやすい⇒成功確率が高いと考えられています。
インデックス投資は、大きな意味で「順張り」です。またつみたて投資も、長期目線での上昇局面で追加投資を継続する「順張り」です。
順張りのデメリット
価格上昇をやり過ごした(様子見した)ことになります。その分の利益は、順張りしている限り永遠に取れません。
ただ投資には「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があります。
完全に取り切ろうとするは、非常に困難であることを戒めています。
この記事の身も蓋もなくなるかもしれませんが、順張りこそ投資の王道であることを示す格言なのです(;´▽`)
VIX指数が高くなる時
株価が下落しているとき、その株価は相対的に安くなっていると考えていいでしょう。
一般的には、VIX指数が30を超えると、下落のピーク⇒相対的に安くなっていると言われています。
VIX指数が30を超えていると、経済ニュースが騒がしくなります。
上昇時(最高値更新)は、さらっと流れていきます。一方、下落局面では番組の1コーナーを使って、どこまで下がるのかを、リベラルコメンテータが笑いをかみ殺すのに必死で報じています。
そんなテレビを見たとき、上記リンクをクリックしてみてください!(`・ω・´)σ
30を超えていたら、それは買い時である可能性が高いと言えます。
VIX指数による逆張りのデメリット
VIX指数に頼って逆張りした場合、ひょっとしたらデメリットの方が大きいかもしれません(^_^;)
頻度が少ない
VIX指数が30を超える頻度は、残念ながら非常に少ないのです。年に1回あるかどうかの指標です。
とはいえ、2020年のコロナ以降は、VIXの上昇局面は頻繁に起こっています。米国の金融引き締め(利上げ)も作用しています。
今後、「withコロナ」が定着し、金利が安定したら、頻度は元に戻ってしまうでしょう(´Д`) (現実世界としては、非常にいい状況なのですが)
投資初心者がVIX指数に頼る逆張りを待った場合、いつまでも購入に踏み切れないことが懸念されます。
さらなるVIX上昇
VIX指数が30を超えて、さらに上昇する可能性があることです。それは株価暴落の前兆をしめしていますw(゜o゜)w
2020年4月のコロナショックでは、65を超えました。
また、2008年のリーマンショックでは、10月になんと80まで上昇したのです。
逆張りは当たれば大きいですが、さらなる下落の危険性も大いに孕んでいるのです。
2022年は「逆張り」の年?!
2022年9月までのトレンドは、実際にどうだったのか。
米国株式と国内株式で見てみましょう。
米国株式(S&P500)
米国株式(S&P500)は押しなべて右肩下がりの値動きをしてきました。
どこまで下がるのか、または下げ止まったのかは、現在は誰もわかりません。
今株式を購入することは、下落トレンドに「逆張り」していることになるのです。
現在株式を購入した場合、今後株価が上がった時には、大きく利益を出すことになります。
国内株式(日経平均)
日経平均は、おおむね横ばいに見えます。
昨年末が2.9万円越えと高かったので、若干の下落トレンドとみてもいいでしょう。
2000年以降、もっとも円安が進んだ年になりました。今の日経平均が下がっていないのは、円安に助けられたと言えるかもしれません。
今年の日経平均においては、逆張り効果は極めて薄いと言えます。
今後円高に傾いて、「1ドル=110円台」になったとき、今年生じていた”含み益”は、ひょっとしたら消し飛んでしまうかもしれません(´Д`)
まとめ
VIX指数が高い時期(30近辺)は、値動きが激しい時期です。つみたて投資初心者の方では、ハラハラしてしまうのも無理ありません。
株価は上昇する歴史を鑑みたら、今年のうちに逆張りで投資しておく方が、日々の生活に張りも出ます。
デメリットでも述べましたが、2023年以降はVIX指数が落ち着くことが見込まれますので、ご利用はお早めに(笑)
今回は、
- 誰でもできるカンタンな「逆張り」投資とは?→VIX指数が30を超えたときに購入! ただし、下落リスクも非常に高い。
- 2022年は「逆張り」の年?!→米国株式は下落トレンドなので、購入すれば逆張りに! 国内株式は横ばい。円高が懸念される。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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