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ベンチマークが「S&P500」の投信を再確認!|信託報酬を格安に!

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どうも。世界のうりだです。

もっともリターンが期待できるベンチマークの一つに「S&P500」があります。

人気があるだけに、”地雷投信”が多いのも事実です。「S&P500」と書いているから安心というわけではありません。

特に「私は長年、S&P500に投資しているわ」という方、またつみたてNISAでも同投信のつみたて購入を始めた方は、注意が必要です。

それは、信託報酬がどんどん安くなっているからです。投信を変えるだけで、これまでのコストを半分以下にできるかもしれません。

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ベンチマークが「S&P500」の投信を再確認!

S&P500で信託報酬の高い投信の情報
(引用)SBI証券

インデックス投信を購入する上で、ベンチマークの次に見る必要があるのがコストです。

特に全ての投信にかけられている信託報酬は、見逃すことができません。

信託報酬が0.2%を超える投信は切替え!

0.2%を超える方は、すぐに別の投信への切り替えが必要です!(`・ω・´)σ

楽天証券・山崎元さんは、「信託報酬が0.5%を超える投信は地雷!」と、バッサリ切り捨てています。

山崎さんの定義はアクティブファンドを含めているので、許容の幅が甘くなっています。

ただし、メジャーな指数であるS&P500は、コストをもっとも安くできるカテゴリの一つです。0.5%より、ずっと下げる必要があります。

インデックス投信は、目覚ましく進歩しています。進歩とは、コストが安くなっていることです。

ツイートのような投信は、さっさと見切りをつけてしまいましょう。

つみたてNISAは安心?

つみたてNISAは、低コストで知られています。しかし、つ・NISAで共通しているコストの有利さは、「ノーロード」(売買手数料が無料)という点のみです。

残念ながら、信託報酬の上限が決まっているわけではありません。

つみたてNISAの対象投信の「信託報酬が低い」というのは、あくまで「市井にはびこる高コストの投信に比べて」と考えてください。

なので、同カテゴリ内でも、はっきり割高な投信が存在します。信託報酬は、投信会社ごとにバラバラですからね(;´▽`)

下記のS&P500をベンチマークにする投信は、つみたてNISA対象ですが割高と考えていい投信です。

  • フィデリティ-フィデリティ・米国優良株・ファンド:1.639%
  • SSGA-米国株式インデックス・ファンド:0.495%
  • 農林中金-NZAM・ベータ S&P500:0.264%
  • 大和-iFree S&P500インデックス:0.2475%
  • りそなAM-Smart-i S&P500インデックス:0.242%

現に私が最初に購入したS&P500は、SSGAのものでした。購入したきっかけが「目についたから」だと、私のように間違ってしまうのです。

もしつみたてNISAで購入中の方は、次回のつみたて分から投資先を変更してください。

長期投資の方はご注意!

投信は、退職金などの「まとまったお金で買うもの」という時代があったようです。

投信を購入できる最低金額が1万円だったそうです。

「そんなちょびっとしか買わない人は、他所行ってください!( ^▽^)σ)~o~」

たった1万円では、手数料が引けませんからね。コンピューター入力する上での管理や人件費の方がかさんでしまいました。少額のつみたて投資なんて、とんでもなかったわけです。

また、投信を買える(売ってもらえる)お金持ちの方でも、ちょっとのコストは「もろとけ、もろとけ!」てなものでした。でも、今は違います。

当たり前になった少額投資

今は少額投資が当たり前です。デフレによって投信が買いやすくなったのは、本当にいいことでした。

割高なS&P500カテゴリとして挙げた「フィデリティ・米国優良株・ファンド」は、1998年設定と、もっとも古いです。

運用期間の長さから、現在の価格は「37,783円」(21/11/04 現在)と、順調に資産を増やしています。

確かに運用益は5倍に迫る勢いですが、これから買っていい投資でないことは明らかです。

本旨から逸れますが、当該投信は純粋なS&P500ではない(93銘柄を厳選)ことも、手数料を引ける口実になっています。

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おすすめの投信・ETF

OKサインを示す女性

上記の割高な投信をお持ちの方は、以下に紹介する格安の投信やETFに乗り換えましょう。

S&P500をベンチマークにした場合、どういった商品がいいかをご紹介します。

投信

投信のメリットは、少額での投資が可能なことです! ネット証券なら、投信は100円から買えてしまいます。

投資額が少額であるほど、信託報酬の絶対金額に響いてしまいます。つみたてNISAの意義に沿っても、信託報酬は捨て置けません。

おすすめするのはズバリ、以下の2本です。

  • 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500):0.0968%以内
  • SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド:0.0938%程度

どうですか!? もはや信託報酬が0.1%を切る時代に入っているのです。

インデックス投資の最安値をめぐって、この2社がデッドヒートを繰り広げています。

「最安の投信=eMAXIS Slim」と、かつては独壇場でしたが、2019年からSBIの台頭がものすごいです(゜Д゜)

(おすすめの人)少額から投資を始めたい人、SBI証券およびマネックス証券でつみたてNISA口座を開設している人、投資金の流動性を確保しておきたい人。

ETF

当ブログで推奨するETFは、全て米国ETFを指しています。

ここでは、バンガード社の「VOO」をおすすめします。

前述した「SBI・V~」は、バンガード社のVであり、すなわちこのVOOに投資しているということなのです。

その信託報酬、なんと0.03%です!w(゜o゜)w 全ての投信・ETFにおいて、この信託報酬は最安です。

バンガード社が販売する(米国企業に投資する)人気のETFでは、人気この0.03%が当たり前のようです。

買いっぱなしにしておくだけで、資産がグングン増えていく可能性のある商品。にも拘わらず、ほとんどボランティアのようなコストには閉口します。

ただし、米国ETFの場合は売買手数料がかかります。それだけに、一度にまとまった額を長期で投資することで、よりメリットを得られます。

(おすすめの人)十分な投資期間を確保できる人、まとまった資金を一度に投資できる人、投資金の流動性を低くしたい人(すぐに売却しない抑止力として)。

国内ETF

国内ETFはおすすめしていません。

というのも、日本ではETFが不人気のため、流動性が低いからです。買ったはいいが、売りたいときに売れない可能性が高い、ということです。

不人気が行き過ぎた場合、最悪繰上償還されてしまう可能性があります。

それでも、どうしても日本円で取引したいという方には、以下の2本をご紹介します。

  • 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり (2521):0.06%
  • SPDR S&P500 ETF (1557):0.06%

ETFでの長期投資による資産形成を目指すなら、米国ETFを強くおすすめします。

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まとめ

金融機関や、古い投資初心者マニュアルをお持ちの方は、はまる可能性が高いです。

今後、S&P500の名を借りた新手の詐欺商法にも、惑わされないようにしましょう!

今回は、

  • 「S&P500」の投信の現状→信託報酬が最安で0.1%未満に引き下がっている。
  • つみたてNISA対象商品でも注意!→1.6%超のS&P500連動商品が存在する。
  • S&P500に連動するおすすめの投信とETF

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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