SESスキル2.0

正社員から派遣SESに転職してもいい5つの条件|給与アップしたいなら即転職!

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SESスキル2.0

どうも。SES歴21年目のうりだです。

今回は、30歳以降のIT系企業に所属される方、もっと言うと客先常駐SESの方に、ぜひ読んでいただきたい記事です!

働き方にはある程度満足しているけど、どうも収入がイマイチと思われていませんか?

正社員でのSESとして、約20年就業していました。辞めてわかったことは、会社の中抜きがかなりエグかったということです。

役職も就けず、会社での立場もありません。

会社にいても未来が無いなら、いっそ収入を増やすことにシフトするべく、派遣契約をおすすめします!

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正社員から派遣SESに転職してもいい5つの条件

客先常駐SESのイメージ
SESを長くやってますが、さすがにパイプ椅子はありませんでしたw

2019年、私は零細ソフトウェアハウスを退職しました。退職した結果、今では心の底からよかったと思っていますヽ(´▽`)/

正社員の方が派遣に踏み切れるよう、5つの条件を提示します。全部当てはまったら、あとは思い切りだけです!(笑)

1.給与が低い

私がもっとも気にしていたのは、給与の低さでした。もちろん、賞与なんてありませんでしたよ!m9(^Д^)

前社を退職後、2020年に正社員として入社したSES会社で提示された額を見て、万単位での給与アップに愕然としました。それでも派遣に比べると、まだ低かったです。

それでも、現在の派遣給与よりも低い設定でした。

正社員という肩書は、日本では最高の福利厚生が約束されています。福利厚生の代わりに、給与が抑えられると理解するべきです。

給与からプールしておく

低い給与の中、私はいつでも辞められるよう、しばらくは食いつなげる額をプールしていました。

わずかな給与でもプールできたのは、35歳まで実家暮らしをしていたからです。初任給を親に見せて同情させたのが奏功しました。

最近では、実家に戻ることも推奨されてきています。家庭環境にもよりますが、給与をプールする覚悟をもって、実家暮らしを検討しましょう。

プールできた暁には、当ブログの「できる投資」タグに進み、資産運用されてもいいでしょう。

2.異動できない

零細企業には、そもそも異動先がありません。

私の場合、最後の案件に17年間”塩漬け”(ほぼ懲役)されました。当然ながら、業務の醍醐味はしゃぶりつくしており、12年以上は霞を食わされている感じでスカスカでした。

案件自体が終了したり、派遣先に「辞めろ」と自社に言われない限り、継続します。会社間では円満に言っているわけですから、自分から下りたいと言っても通らないでしょう。

派遣先が大手で、且つ「発注者=担当者」の場合、要員の交代すら困難です。私は完全にこの状況に当てはまりました。

“塩漬け”された結果どうなるか、わかりますか?IT系のサラリーマンにとって重要な「好奇心」や「向上心」が失われます。その不満は、やがて行動になって表れるでしょう。

壊れた人間の行動を知りたい方は、拙著「実録! 半生をムダにしたIT社員の回顧録」を読んでみてください。

自分の半生を削るようなSESでの”異常な長期”案件就業は、健全な人間性を保つ上でおすすめしません。

ある程度の規模(300人以上)の企業になると、希望を言える部署やシステムがあったりします。業務の旨味をしゃぶりつくしたと感じたら、積極的に活用しましょう!

3.無役

私は会社で、役職を任ぜられたことがありません。客先常駐のSESですから、管理職にする意味がそもそもありません。

役職に就けないもう一つの理由は、後輩がいなかったことです。私のあとから入った人たちは、会社に愛想をつかして全員退職しました。派遣先に行きっぱなしだったので、私が一度も見たことのない後輩は多くいたはずです。

21年間所属した会社で、最後まで”ルーキー”でした(;´▽`)

無役ならではのメリットもあります。会社としては、何の意味のない名ばかり役職より、「残業代出た方がいいだろ?」と言ったところでしょう。

裏を返せば、「お前はウチの経営には、永遠に関係ないから( ^▽^)σ)~o~」と言われています。

役無しのSESは、毎月の”上がり”を会社に上納する「駒」です。「棋士」である経営陣のうまみ(判断のスリルと給与待遇)は、一生味わえないのです。

4.ビジョンが見えない

ここで言うビジョンとは、自身の志すものです。会社の経営指針とは異なります。

かなりレベルの高い話です。

「会社とは、自分のやりたいことをやるためのツールでしかない!」と言っていたYouTube動画がありました。

高橋がなりさんが、勤めていたテレビ番組の製作会社で新規に事業部を立ち上げて成功させたのは、まさに自己実現のいい例です。

会社では究極、「社長に上り詰める」というゴールがあります。社員の人数にもよりますが、かなりの”狭き門”です。

自分が社長にならないとして、「だったら、これをさせてもらいたい!じゃなきゃ自分で始めるから、会社を辞める!」というのが、会社との理想の接し方のようです。

その会社に居続けて、そういうビジョンが見えなかったら、引き際と思っていいでしょう。

・・・そもそも、そんな志の高い人は、派遣なんてやらないか(^_^;)

5.WIN-WINではない

かなりざっくりしていますが、おそらくこの項目が、転職の是非を決める”最後の壁”になります。

正社員なら「この会社には、将来性がありそうだし」「せめて今の○○さんのレベルには達したい!」と、将来性や目標を掲げられるべきです。

上記の4条件が全てあてはなるとしても、崇高なモチベーションがある限り、正社員を続ける価値はあります。

私はただ、当時は社風が好きでした。業務報告や帰社日設定が一切なかったので。

なので、他社SIer移籍の話は全て否定しました。(ひょっとしたら、記憶の改ざん?)

他社に移籍したとして、立場が無くなることくらい理解していましたので。

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SESスキルを付けたら派遣にシフトしよう!

スキルに未来を見出すイメージ
スキルをつけることで、可能性が見えてきます。

独身で、これといった夢も無い。零細SES企業では、自社での出世は社会で何の意味も持たない。

「どうしたらいいだろう・・・」

そんな人は派遣にシフトして、会社に搾取される金額を、自身で受け取りましょう!

派遣に終身雇用は適用されません。でも、自社が10年後に変わらず存在していると考えるのは、おめでたいと言われてしまう時代です。

だったら派遣サイトから好条件の案件を探しましょう!私はいまだにリクナビ派遣を見て、案件のチェックをしています。「コレなら転職してもいいぞ!」と思える案件があることに、驚きです(;´▽`)

もし本当にいい案件だったら、継続できるスキルを身に付けて、正社員では味わえなかった所持金を手にすることができます!

派遣SESの相場

派遣の時給は、正直ピンキリです。時給が低くても、代わりに定時が約束されています。どちらを選ぶかは自由です。「選べる自由」がある時点で、正社員よりも派遣の働き方の方が人間らしいと言えます。

今回は給与に焦点を当てます。ITスキルがあるだけで、事務派遣に比べて時給はかなり引き上げられます。

年齢的なものもあるかと思いますが、月額40万円を見ていいようです。時給だと2,500円の8時間になります。

正社員だと、会社の取り分が多いため、そこまで取れないのです。私が正社員だったときの給与を時給換算したら、時給1,866円(7.5時間)でした(^_^;)

現職を続ける理由、やめるきっかけ

現在の収入でうまくやり繰りするのは、その仕事が好きだったり、家族だったりと、続けるモチベーションが伴うはずです。

私も会社に対して「おおよそ不満が無い」、と思っていました。だから続けていました。

私の場合は、17年間続けてきた平穏な常駐先を突然退場させられました。状況は一変したのです。

環境が変わったことで、今までの価値観は通用しなくなります。給与は変わりようないので、次の現場のスキルを身につけるエネルギーを使うのがバカバカしい。そもそも、次の現場なんてあるのか?

当時の会社に所属し続けるあらゆる理由が見当たらず、退職しました。

引き上げた収入で資産運用!

収入アップして、何も生活水準をすぐに上げたかったわけではありません。

収入アップを目指した一番の理由は、資産運用(投資)を知ったからです。FXとかデイトレなんて、そんな刹那的な投機ではありませんよ( ^▽^)σ)~o~

資産運用とかいうと、プロ筋に預けなければいけないイメージですが、決してそんなことはありません。むしろプロ筋を頼ると、手数料分損するだけの時代になっています。

資産運用ですから、投資する現金が必要です。資産形成を目指すためには、現在の所持金では到底及ばないことがわかります。

でも大丈夫! サラリーマンの強みは、毎月の給与(フロー)が確保されていることです。フローから、毎月一定額を運用に回すことができます。

代表的なインデックス投信で運用すると、資産が徐々に増えていくのがわかります。これを見ているだけでも、心が充足します。

派遣になりフローを増やすことで、資産を増やすスピードが格段に上げられるのです。

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まとめ

ブログを読んだだけで、正社員を捨てるのはなかなか難しいでしょう。

転職するためにはまず、自分の中でバクハツする要素を持つことです。多くの場合、現状への不満になると思います。

「中抜きされるだけで、何も残らない」会社だったら、派遣SESとしてのびのび就業する道をおすすめします。

今回は、

  • 正社員から派遣SESに転職してもいい5つの条件
  • SESなら正社員より派遣がおすすめ!→派遣に比べて正社員の給与は低くなる

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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