どうも。世界のうりだです。
投資信託(投信)へのつみたて投資に、鋭意励まれていることかと思います( ^ω^)
さて、投信を売却したことはありますか? (複利効果に水を差す行為なので、やる必要はありません。差し水していいのは、お蕎麦くらいのものでして…)
「ちょっとくらい、利食っておこう(;´▽`)」
大幅にプラっている現在売却した結果、ショックを受けました。
口座に落とされたのは、指定した金額よりかなり目減りしていたからです。
投資信託を売却してもショックを受けないように!
投信へのつみたて投資期間中には、売却しないのがセオリーです。
しかし、実際に投信を崩して生活する上では、【売却後の実態】も知っておきたいことだと思います。
指定金額より少ない!
「うはっ、こんなに増えたら使い切れないよ!(゜∀゜)」
30年後、あなたの投信はなんと、元本の「3倍」にもなりました。その利益は200%超です!ヽ(´▽`)/
しかし喜んでばかりいると、後でショックを受けるかもしれません。
うはうはのテンションのまま、投信を売却してみました。すると、口座内に残った金額を見て愕然とします。
売却した元本も、3分の1にまで縮小したのです。30万円分の金額指定したとして、20万円が利益でできています。
20%の課税があるため、この場合だと指定金額より4万円も減額されてしまうのですw(゜o゜)w
残る口数が増
「だったら、あまりお得な感じしないじゃん!(´Д`)」
いやいや。元本の価値が上がったので、売却した口数が購入当時から3分の1にまで縮小してます。
購入時に1回分だった価格と同じ口数を売却したとして、売却後は残り2回分が残っています。
つみたてNISAにお引っ越し
今回、私が売却した投信は、特定口座(課税口座)の方です。
売却した理由ですが、一部をつみたてNISAにお引っ越しするためです。
特定口座の株式(国内、先進国、新興国)カテゴリを、全世界株式に移し替えます。
投資方針は、随時変わってきました。ようやく落ち着く傾向にはあります。
課税・非課税の差は埋めがたく、当然ながらなるべく非課税を採用したいわけです。
“なるべく”が重要なポイントで、何か本当に投信を解約しなければならない事態が生じた場合を懸念しています。
まだ特定口座に投信が残っていたら、それを売却することで、つみたてNISAに手を付けなくて済む可能性があるのです。
つみたてNISAでは売却厳禁!!
つみたてNISAで購入した投信は、20年間運用しなければ、最大限の効果を得られません。
投資の醍醐味は、金額の多寡ではなく、かけた時間なのです。
投資初心者ゆえの残骸
初心者のころ、私は特定口座を使って投信ポートフォリオのリバランスをしたことがありました。
リバランスいうのは、とある【投資方法を指南するサイト】の指導に照らして、自己判断した結果です。
そのサイトでは、いわゆる「一般NISA」推しでした。(未だにサイトは存在し、その考え方は変わっていません。)
「一般NISAでなければいけない」というのは、つみたてNISAでは買えない資産カテゴリ(債券、REIT)を買う必要があるからです。
私は、当該サイトに出会う前から、すでにつみたてNISAの運用を始めていました。
根本から指針に則っていないので、当該サイトに従うなら一般NISAにするか、当該サイトの指針を捨てるしかなかったはずです。当時どうしても「二兎を追いたい」妥協点として、特定口座を活用したのです。
すでに当該サイトの投資指針は捨て、自己流に走ったわけですが、特定口座には当時の残骸が残っています(^_^;)
できない投資の一例
当該サイトの指針として、「資産カテゴリの価格が上がり過ぎたら、いったん売る」というコンセプトがあります。
一般NISAだと、年間120万円の枠内なら売却しても、最大10年の非課税が確保されるので、当該サイトの指針に則っています。一般NISAのメリットを最大限に活用できる投資方法でした。
しかし売ったり買ったりになるため、そのサイトの指導がなければ「できない投資」と言えます。
投資を忘れる
投資資産の価格が増えた、最も多いシチュエーションが、持ち主が「忘れていた」、もしくは「亡くなっていた」だと言われています。
もちろん、長期運用にふさわしい投資信託を買ったかどうかにもよりますが、基本的には、手をつけずに長い期間ほったらかしておけばほったらかしておくほど、投資は成功しやすいと言えるのです。
中野晴啓「はじめての人が投資信託で成功するたった1つの方法」
「わずかな利確のために、売買する必要はない!」のが、運用の秘訣だというわけです。
セゾン投信には、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」(SVGB)があるので、確かに上記の運用方針で整合性が取れています。
信託報酬が0.1%台、もしくは0.1%を切る”良質なインデックス投信”(SVGBはアクティブファンドのカテゴリ)なら、退職してフローが無くなった時に、「そういえば、投信を買っていたような…」と、思い出せればいいのでしょう。
まとめ
利確したと思ったら、金額が少なかったというパラドックスは、初めてでは戸惑うかもしれません。
価格が上下しても、一定の金額に収まるように「定量売却」の設定をする方法があります。
つみたてNISAを”クリア”した人は、まだ誰もいません。
次に来る「ディープインパクト」で、早期離脱者が出ないことをお祈りします。
今回は、
- 投信を売却してみた結果→利益率に従って、指定金額よりも少なく現金化される。
- つみたてNISAでは、投資を忘れるのがちょうどいい!→信託報酬の安い、良質なインデックス投信の定期買付設定するだけ!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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