どうも。世界のうりだです。
今週も先週に引き続き、株価は下落するのでしょうか?
それでは、みんなして売り払った株式は、いったいどこに行ってしまうのでしょうか。あるいは、自社が引き取ったのでしょうか。
自社が株を引き受けたわけでは、ありませんよ。
株価の上下を知っている機関投資家が、株価を引き下げつつ安く買っているのです。
買いたい人あっての株価下落?!
私が所有する個別株では、いよいよ30%の下落を見ています(;´▽`)
下落は「売り優勢」なんて言われたりします。
では、売りたい人だけでも、売買が成立するのでしょうか?
答えは「NO」です!
売買の基本は、売りたい人と買いたい人の両方がいて、初めて成立します。
株価板情報
画像は、ある銘柄の板情報です。
右側の数字が「買い注文」で、左側の数字が「売り注文」です。真ん中の数字が「単価」です。
原則この枠内の単価に注文を入ることが必要です。
「狼狽売り」したい人は、どうしても「買い注文」の単価に寄って行ってしまいます。
「買い注文」の単価を追いかけた結果、「狼狽売り」を目指す人はどんどん損失が拡大してしまうのです。
買い注文が吸収された結果
株が買われるだけ買われてしまえば、やがて値動きが収束します。
そこを見計らって、大株主が圧倒的な高値で「売り注文」を出すのです。
「スワッ!ここから上昇するかも(゜∀゜)」
今までの下落がウソだったかのように、今度はべらぼうに上がった「売り注文」の価格に、「買い注文」が飛びついてしまいます!w(゜o゜)w
この流れになったら、「売り注文」の方が利益を出せてしまいます。
安く売って、高く買っちゃう?!
「買値」が、先の狼狽売りした「売値」よりも安ければ、あるいは問題ないのかもしれません。
値動きに左右されると、「買値」がまた先の「売値」を超えてしまうでしょう。
「高く買う」という投資ではやってはいけない結果を招きます。
プロと戦う?!
こうした混乱に乗じて株価を決めているのは「機関投資家」、つまりプロ筋が付ける「指値」です。
彼らは企業への期待や失望ではなく、それこそ「値動きへの期待」だけで利ザヤを抜いています。
現在、プロは底値を付けるべく、どんどん買値を下げていっています。
彼らの指値に”後追い”で従っている限り、「安く売って、高く買う」という”負のルーティーン”から抜けられず、どんどん資産を減らしてしまいますよ。
投資の目的
個別株を購入する心は、その企業への期待、支援に他なりません。
ちょっと(30%程度)下落したからと言って資金を引き揚げてしまっては、その「心の誠」を尽くしていないと思います。
高すぎたリスク
自身の生活を脅かすほどの投資をしていたら、その投資はやりすぎだった証拠です。
「生活が脅かされている」と認識したら、それは恐怖です。
投資で恐怖を感じてしまっては、そのリスクは高すぎるのです。
リスクの軽減
株価が戻ったら、リスクの軽減を目指しましょう。
右肩上がりに戻っていくの見ると、「もっと上がるかも(*´Д`)」と欲が出て、持ちっぱなしにならないでしょうか? するとまた、今日と同じ恐怖に晒されることになります。
そうならないように、メモ帳に「次の売値」を書いておきましょう。
まとめ
売買は必ず表裏一体です。「売り一辺倒」ということは、売買では起こり得ません。
現在は「買い注文」が殺到しています。この記事をお読みの方は、せめて買い注文を追いかける「売り注文」は控えましょう!
不安を感じたなら、価格の回復を待ちましょう! 雰囲気にのまれないことが重要です。
今どうしても現金が必要な人は、損失を”勉強代“としてあきらめるしかありません。
自身が抱えられる「リスクの限界」を知ることができたのですから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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