どうも。世界のうりだです。
ミャンマーのクーデターにより、一般市民が巻き添えを食っていると、NHKニュースで見ました。
在日ミャンマー人による募金活動を見守るシーンにつなげるのは、いかにもNHKらしい番組作りです。
ただ日本の国益を差し置いて欧州追従の報道しかしない、リテラシーの”かけら”もないNHKの報道を真に受けてもいいものでしょうか?
NHKに蹂躙されるままでは辛抱ならないと、義憤に駆られて調べてみました。
ミャンマーへの募金の代替手段は?
ミャンマーではクーデターが起きており、市民生活が困難になっています。
「金銭の援助だけでもしたい」と思われた方は、少なからずいらっしゃることでしょう。
募金を訝(いぶか)しむ理由
もっとも手っ取り早いのが「募金」です。
ですが募金は、主催団体のモラル如何にかかっています。小規模の個人団体なら、なおさらです。
学園祭で募金箱を作っていた輩がいましたが、それと大差ない使われ方をしてしまう可能性があるのです。
また、募金をした団体が、寄付する先も不透明です。
街頭でできる気軽さはあっても、使われ方を考えると二の足を踏むのは、私だけではないでしょう。
投資で過程を見守る
募金への疑心暗鬼を払拭するために、投資信託(投信)やETFがあります!
投信を購入することで、ミャンマー企業に”確実に”投資することができます。
投資をすれば、企業活動で利益を生みやすくなります。結果、その恩恵をあずかる市民も潤うことになるのです。
募金だと払ったらそれっきりですが、投資であれば支払った金額の過程を見守ることができます。
ミャンマー市場の投信(ETF)
さて、具体的にどんな投信があるのか。ミャンマー市場に投資できる投信を探してみました。
・・・残念ながら、ミャンマーオンリーに投資できる商品はありませんでした(´Д`)
そもそもミャンマーの上場企業は極少のようです。
ですが、東南アジア周辺国を含む、「アセアン」カテゴリとして、1投信を見つけました。
ダイワ・ライジング・アセアン株式ファンドです。
主要投資対象は、アセアン加盟国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア)企業の株式。
モーニングスター「ダイワ・ライジング・アセアン株式ファンド ファンドの特色」より
- 純資産額:38億円
- 投資先カテゴリ:株式(49銘柄)、投信(1銘柄)、REIT(1銘柄)
- 信託報酬:1.82%
- 償還日:2023年4月14日(※残り2ヶ月)
- 取扱い販売会社:大和証券(1社)
当該投信の運用報告書(全体版)を確認したところ、ミャンマー、ラオス、カンボジアの企業は、投資先として存在しないようです。
間接的な投資方法
「ミャンマー 投資」でググってみると、トップで上がってくる記事を確認しました。
「じっちゃま」の愛称でおなじみの広瀬隆雄さんが、楽天証券でレポートを発表しています。
2022年からじっちゃまは、フロンティアマーケット(新興国にすら入らない国・地域)に注目されていることを、楽天証券の配信でも述べられてています。
レポートで紹介された個別株「ヨマ・ストラテジック・ホールディングス(ティッカー:YOMA)」
YOMAは、ミャンマーの不動産建設に携わることがあるようです。
ミャンマーに直接的な投資はできない代わりに、他国企業から間接的に投資するイメージですね。
YOMAはシンガポール企業です。シンガポール市場での取引になるため、シンガポールドル(SGD =99円台)を用意する必要があります。
最後にチャートをご覧ください。
こういうチャートを見て、寄付心が起こる方だけ購入してください。
まとめ
ミャンマーを金銭的に応援するのは、困難なことがおわかりいただけたら幸いです。
どれだけ援助しても、国体的にクーデターが起こってしまう国です。日本に生まれたことを、改めて幸せに思うべきですね。
募金箱に出くわしたら、千円を入れるくらいしかなさそうです。
今回は、
- ミャンマーへの募金より投信を買った方がよくね?→直接投資できる投信・ETFは存在しない。
- 間接的にシンガポール企業「YOMA」に投資することで、ミャンマーの不動産建設に寄与できる。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがごうございました。
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