どうも。システム屋のうりだです。
※書籍の広告を含みます。
社内で使うシステムは、クラウド化が当たり前になりました。
しかし、まだまだデータをExcel管理している企業がほとんどです。
今回は、データ管理をクラウド化を目指すべく、kintoneを導入するか検討されている企業に向けた記事です。
kintoneはノーコードアプリのため、専門的なコード知識が無くても、視覚的な作業だけで修正や新規作成できるので、より注目が集まっています。
オンライン受講の流れ、kintone導入が必要な企業、おすすめの書籍なんかをご紹介します。
kintone講座を受けてみた

私は「cloud university」主催のオンライン講座を受講しました。
受講までの流れをまとめてみました。
申込
サイトの誘導に従い、日程を選びます。
コマ割が決まっているので、順番にやっていくとしたら、月初から申し込むのが良さそうです。
当然ながら私は「1-1」のコマを選びました。開催日は「10月1日」でした。
クレカ払いが可能です。1コマ6.6万円(税込み)でした。
※注意事項
受講希望日の申込者が一人だった場合は、開催されないようです。(返金or日程変更は不明)
ただし、追加料金を保険的に支払っておくことで、一人でも受講することができるようです。
メール・テキスト受領
申込が完了すると、メールを受信します。
まず開催時間は10時~17時(12時~13時休憩)。
今回はオンラインだったので、ZoomのURLが書かれています。受講時は「顔出し推奨」の旨、促されています。
次に、自宅宛てに講座で使うテキストが届きます。
A4サイズのしっかりしたテキストです。厚さはそれほどでもないため、ポスト投函されていました。
念のために書きますが、送られてくるのは講義用の1冊です。さらに講義を受ける場合は、その都度送られてくる感じですね。
受講当日
受講直前に送られきたメールで、開始30分前の集合を促されていました。
心配性の私は、Zoomのテスト機能で、カメラとマイクを入念にチェックしました。
Zoomは、メールに記載のURLをクリックすることで起動します。もし初めてZoomを使う場合は、Google検索から一度テストで使っておきましょう。
30分前にZoom会議に入ると、もう1名が受講されることを知りました。もし彼がいなければ、この回が流れたと思うと、彼に感謝しきりです(;´▽`)
30分前は点呼みたいなもので、出席予定者がZoom接続できることを確認しただけでした。特に何か言われることはありませんでした。
オンラインだからと言って、油断して遅刻しないようにしましょう(^_^;)
ちなみに今回は、女性講師でした。終始テキストに沿った丁寧な講義でした。
昼休み以外に、午前に1回、午後は2回の休憩があります。“ぶっ続け”と勘違いの無きよう。
当然かもしれませんが、時間通りに終了しました。
私は在宅で受講しましたが、どうしても緊張感を保つのが難しかったです。
オンラインなら、会社をあげて、会議室で数人で受講するのがおすすめかもしれません。
kintoneを導入するべき企業

今回の本題です。
システムに四半世紀以上関わってきた私が、どういう企業がkintoneを導入するべきなのかをお伝えします。
データ管理
「すでにデータが存在することが前提」というのが、率直な感想です。
データをExcelだけで管理している企業は、かなり多いかと思います。
「データの単位が多くない→データベースにするほどのシステム化は不要」というロジックからスタートして、Excelだけでジャンジャン、データ入力をしてきた企業。
しかし、企業規模が大きくなるにつれ、データ量(レコード件数、Excelの行数)が膨大になり、気づいたときには収拾付かず悲鳴を上げていることが想定されます。
kintoneで一から作るのは、個人的には違う気がします。とにかくExcelで「データの仕様」を作るのが先なのです。
データの仕様とは、
- 必要なデータ名目:DBでいう「テーブル」の役割
- 1.に必要な項目:テーブルのフィールド
を指してます。
ある程度業務をこなした企業であれば、「データの仕様」を考えることは不要なわけです。
現状あるデータを、一度kintoneに落とし込むことで、業務の効率化だけでなく、新たな視点が見えてくることでしょう。
「スペース」でコミュニケーション
作成したデータを共有する必要があります。
kintoneでは「スペース」というチームでくくって、関係メンバーに絞ってコミュニケーションすることができます。
今日ではメールはもちろん、TeamsやSlackなど、コミュニケーションツールが充実していています。kintoneより先に導入している企業が多いでしょう。
そのため、kintoneなのか他のツールなのかわからなくなってしまうことは懸念されるでしょう。(慣れれば何でもないことなのでしょうが)
kintone導入におすすめの書籍

受講後、「はじめてのkintone~現場のための業務ハック入門」を購入しました。サイボーズ社長のお墨付き(表紙に掲載)です。
ハンドブックサイズで、通勤時にも読みやすく、手もとに置いておくとつい開いてしまいます。
会社に一冊あれば、重宝すること間違いなし!(`・ω・´)σ
内容は、kintoneを導入するまでの物語形式になっています。
先述した、kintoneを導入する企業が抱えている「理想的な課題」が整っていました。共感できる企業様も、きっと多いはずです。
本書を読む前に…
この本を読むと、最初から「自分でもやれちゃいそう!(゜∀゜)」と感じます。
「本の方が安い!」と言って、本書だけで済まそうとするのは、個人的にはお勧めしません。
やはり事前に、講座でkintoneがどのようなものかと、体感しておくことをおすすめします。
アカウント料金を支払ってから「やっぱ無理だわ(´Д`)」となる可能性があります。
まとめ
生成AIの誕生で、事務処理の効率化なんてとっくに出来上がっている気になってしまいます。
なのに現場担当者の作業は、何も変わっていないのが現実です。
少しでも改善要望があれば、kintone講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、
- オンライン受講したkintone講座の実情
- kintoneを導入するべき企業 →Excelなどですでにデータ管理をしていて、効率化が必要と感じている企業。
- kintone導入におすすめの書籍
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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