どうも。世界のうりだです。
「金(ゴールド)が高騰してないか!?(゜Д゜)」
最近、そんなニュースを目にしたこと、ないでしょうか。
2022年、株式価格はこれでもかと下落しました。最強の指数「S&P500」では、約19%の下落でした。
一方、株価と逆相関と言われていた債券は、インフレ退治名目の利上げが止まらず、株式と一緒に価格を下げています。
そんな時節に価格高騰したのが【金(ゴールド)】だったのです。
日興アセットマネジメントでは、株式(S&P500)とゴールドの2資産に同時に投資できる
「Tracers S&P500ゴールドプラス」を発見していましたので、分析してみました。
日興-Tracers S&P500ゴールドプラス
株式カテゴリで最強(?!)の指数である【S&P500】と、たま~に高騰するゴールドに、同時に投資したい。
Tracers S&P500ゴールドプラス(TSG)は、そんなあなたのわがままを叶えてくれます。
買うには早い…?
TSGは、運用期間1年未満の若い投信です。
- 総資産:657百万円
- 信託報酬:0.1991%
- 設定日:2022年8月31日、償還日:無期限
- つみたてNISA:対象外
購入に値する投信とは、総資産が1,000百万円(10億円)を超えてから、と言われています。なのでTSGを購入するのは、まだ早いかもしれません。
コンセプトのわりに、信託報酬が意外に低いのが、今回取り上げた最大の理由です。
先物への投資
TSGは、先物投資です。レバレッジ投信のため、つみたてNISAはもちろん、新NISAになっても、積立投資枠の採用銘柄になることは永遠にありませんorz
・S&P500(現物74%+先物26%)+金先物(100%)=純資産総額の200%相当額
一目どういう仕組みなのかわかりませんね。正直、理解できかねます。
資産の4分の1を”見せ金”としてプールしています。ここはFXと一緒ですね。
「現物より、倍の利ザヤが取れるということですね!( ^ω^)」
2021年に、猫も杓子もレバナスともてはやしていました。2022年、もっとも下落が酷かったNASDAQ100の値動きを見て、すっかり廃れてしまいました(´Д`)
金価格が落ち着いたときに、TSGもレバナスと同じ轍を踏む可能性がある、ということです。
リバランスで下落抑止
2資産に投資するTSGでは、リバランスが実施されます。
上がり過ぎた方の資産を売却し、下落している資産に振り替えるのです。
片方が好調な時に利益確定できるのが、リバランスのメリットです。
積立投資の原則である「バイ・アンド・ホールド」よりも、下落抑止できる可能性が高いことを示唆しています。
まとめ
8資産バランスファンドでは、ゴールドへの投資はしていないだけに、TSGがクローズアップされる可能性が十分あります。
最強の株式指数S&P500に、不変の価値を保証するゴールドの”最強タッグ”への投資が王道になる日も、遠くはないかもしれません。
今回は、
- 日興-Tracers S&P500ゴールドプラス→S&P500とゴールドに投資するレバレッジ投信。※新NISAでも積立投資枠には採用されない。
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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