できる投資

iDeCoのデメリット「資金ロック」は投資の味方!|亡くなった人に見ならえ!?

スポンサーリンク
できる投資

どうも。世界のうりだです。

投資クラスタたちの見識の深さを示すツイッターに、日々舌を巻いている私です。ツイートの数の多さと質の維持の秘訣は何なのでしょうか。

さて、そんな方の中に「iDeCoには資金ロックというデメリットがあるので・・・」というツイートを散見しました。

資金ロックと言っても、現状60歳までであり、5年後には65歳まで延伸する見方が有力です。

貯蓄のすべてをiDeCoに注ぎ込まなければならないのでしょうか? そんなことはないはずです。

まさか引き出せる年齢になる前に死亡するなんて悲観論は、投資なんてしないでしょう。

iDeCoの資金ロックは、投資を知らない人にはむしろちょうどいい制度なのです。

スポンサーリンク

iDeCoのデメリット「資金ロック」は投資の味方!

開かずの金庫のイメージ
「使えないお金」にしてこそ、将来のリターンを期待できます!

iDeCoの最大の特徴は、「60歳まで引き出し不可能」なことです。

「iDeCoは資金ロックガー!?」・・・まるで政権批判のような阿鼻叫喚です(゜Д゜)

投資は、一度投じたお金を長期間現金化しないことでしか、成功しないんですけどね(^_^;)

投資クラスタの方は、当然認識されているはずですよ。

使っちゃいけないお金

定年後に使うお金は、今は使っちゃいけません! 単純なことですよね?(゜Д゜)

こんな”原則”は、つみたてNISAでも定期預金でも一緒です。

iDeCoでは公権が発動し、60歳まで資金が拘束されます。

これは「60歳までは、諦めて貯めておけ」というアドバイスと受け止めるべきです。

Rの住人

「いくら税制優遇しても、おまえら庶民はなんだかんだ理由をつけて、どうせ途中で使っちゃうでしょ?! それじゃいつまでたっても、【Rの住人】になんてなれないんだよ(´・ω・`)」

【Rの住人】とは、投資に代表される「リターン」で生計を立てる人です。

Rの住人、たとえばウォーレン・バフェット氏や、孫正義氏のようにリターンで資産を拡大していくことは、大変に困難です。再現性が限りなく0に近い。

額は小さくても、投資の恩恵を受けさせる「再現性の助長効果」が、iDeCoの資金ロックにはあります。

長期つみたて投資に頼る庶民は、人生の終末になって、ようやくリターンの効力を知ることができるのです。

iDeCoで資金ロックされる期間なんて、むしろ短く感じるくらいの感覚が、投資には必要なのです。

iDeCoが投資で成功しやすい理由

iDeCoは歴史が浅いですが、iDeCoが投資で成功しやすい理由は、過去の投資データから明確になっています。

投資でもっとも成功した投資家の状況をご存知でしょうか?

アメリカの老舗の投資信託委託会社のデータによると、投資でもっとも成功しているのは、
・投資信託を買った人が、買ったことを忘れてそのまま放置している
・投資信託を買った人が亡くなってしまい、そのまま放置されている。
の2つのケースだったそうです。

はじめての人が投資信託で成功するたった1つの方法

60歳未満の間、iDeCoでつみたて運用しているあなたは、「亡くなってしまった人」と実質一緒です。

そして無事に60歳を迎えたとき、再び蘇生する神秘が、iDeCoには備わっているのです!( ^▽^)σ)~o~

お金を使えない「資金ロック」は、投資成功にもっとも効果的だったのです!

厚生年金で騒ぐ人はいない

私は厚生年金の額を見るたび、ビックリしています。

派遣社員だと、契約解除のたびに国民年金との切替えがあるので、気にするようになりました。

給与額が増えるほど、年金徴収額もアップします。時給はアップしても、手取りは期待したほど残らないと、がっかりさせられるものですorz

それでも厚生年金では、企業が同額捻出してくれているメリットを受けられます。結果、国民年金の3~4倍はつみたてられています。

厚生年金の支払額は、今手もとに無くても、生活に支障が出ない額で収まっています。iDeCoはその上乗せと思えば、何の苦にもならないはずです。

「厚生年金の資金ロックをなんとかしろ~!(`Д´)σ」と騒ぐ記事があったら、お目にかかりたいところです。内容としては、iDeCoのそれと一緒のはずですがw

スポンサーリンク

「資金ロック」の発動は性欲から!?

使わないお金を財布から出さないイメージ
使わないお金をお財布に入れているのは、機会損失ですw

iDeCoは幸運にも(?)、一度に多額の資金、たとえば”虎の子の100万円”とかを投じることができません。

iDeCoの税制優遇にほだされて、一時の感情で財産の大半を拘束されることになる危険性は、微塵も無いはずです!m9(^Д^)

流動性を確保したい欲求

「資金ロック」という言葉がiDeCoに付されたのは、「流動性を確保したい!」という、一種の性欲からではないでしょうか?

iDeCoに投じられるのは、“どうせ”しばらく使わないお金です。なのに自分の意思で使えないのは解せない、と。

「自分のお金は、いつでも自分が使える形で確保して然るべき。」

亭主関白や独占欲のような性癖は、資産運用には持ち込むべきではありません。

日本や住民票を置く自治体に税金で貢献したい人ではない限り、iDeCoの税制優遇は受けてしかるべきでしょう。貯金した分に一律税金をまけてくれる制度は、iDeCoだけです。

月額5,000円から始めよう!

投資をiDeCoから始められる方は、アップダウン以上に資金ロック(流動性の停止)の恐怖が勝ります。

資金ロックを恐れている方は、まずは月額5,000円から始めてみましょう。

「えっ、年に6万円ずつ拘束されるとか無理ポ(´Д`)」

月5,000円の貯蓄ができないというのは、月収が2万円未満ということを示しています。

サラリーマンであれば、それ以上の月収はいただけているはずです。

掛け金に対して最低15%が還付される税制優遇がありますので、まずは5,000円からやってみましょう!

減らせるつみたて金額

iDeCoは年に一回、つみたて金額を変更することが可能です。

私は2019年に一度退職して、iDeCoに回す額を最低金額の5千円にまで抑えました。

いざつみたて金額を減らせた時の安心感といったらありませんでした(;´▽`)

つみたて金額を減らした経験をしたことで、資金拘束以前に、iDeCoをやってない将来の不安が勝りました。

スポンサーリンク

まとめ

フローが乏しくなった定年後では、「どうやって生活費を工面していくのか」と、日々紛糾することになります。

お金の価値が年々下がっていく以上、貯蓄だけではどうしても賄えなくなります。資金ロックせずに使い切ってしまっては、言うまでもありません。

今から月5千円以上をiDeCoで資金ロックすることで、時間と引き換えに、投資額以上の資金を将来に持ち越しておきましょう!

今回は、

  • iDeCoの「資金ロック」はデメリット?→資金ロックされることで、投資で成功しやすい「亡くなった人」と同じ状況を作れる!
  • 「資金ロック」と騒ぐ動機→どうせ使わないのに「それでも流動性は確保したい」という、一種の性欲から。

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました