SESスキル2.0

VBA開発の適正価格は2300円!|低月給のIT正社員におすすめ

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どうも。世界のうりだです。

IT派遣の場合、派遣先紹介サイトから応募しても、その案件が決まることはありません。

サイトの目的は、派遣業者にエントリーさせることだからです。

そのために、好条件の案件をうたっているにすぎません。ウソかどうかは、掲載を依頼した派遣業者にしかわからないので、そういうことがまかり通っています。

だからと言って、派遣サイトを使わないわけにはいきません。登録してからが、本当の勝負です。

2020年末から数々の応募を繰り返した結果、VBA開発に絞っていうなら、適正価格2300円と判明しました!

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VBA開発の適正価格は2300円!

時給アップのイメージ

私は現在、時給1900円のVBA開発に携わっています。とはいえ、3ヶ月契約の更新を見送り、1月いっぱいでの離職を確定しました。

理由は低時給だとわかったからです。

時給1900円の場合

「そんな贅沢な!?(゜Д゜)」と思われる方も、いらっしゃるかもしれません。

実は、時給としたら悪くない気がします。問題は一日の勤務時間です。

私は1900円の7h/日で働いています。この労働条件、日給換算すると1650円の8h/日より100円高いだけです。

正直ガッカリしましたね(´Д`)

1650円の8h/日て、事務のお仕事と一緒なのです。求人広告を見ればわかると思います。事務系だと、時給には交通費込みが多いので、実際はもっと安くなります。

私の日給は、夫婦共働きでようやく生計が建てられる収入、と考えられます。

時給2500円は釣り案件!?

私は専ら、VBA開発の案件を探してきました。

派遣サイトでよく見られた時給は「2500円」です。

結果から言うと、上記時給はことごとく釣り案件でした。

7.5h/日で20日間勤務で、月額「375,000円」になります。私自身は、こんなにもらった経験はありません。

つまり、時給2500円というのは、IT派遣にとっては好条件に該当します。”釣り餌”としてはうってつけなのです。

釣られた後に頻出する時給「2300円」

そもそも2500円の案件というのは、実態がありません。人気ですぐに他者に決まったとか、やっぱ取り下げられたとか。業者はいくらでも言いようがあります。

派遣業者は、登録させるのが目的です。

「2500円とか、そんな高時給は払えません。でも、これならどうですか?」

そうして出される案件の時給は2300円くらいの相場です。時給2500円は、二度と出てきませんでした。

もしサイト上に2300円の案件があったら、それは本決まりを狙っている可能性が高いと言えそうです。

月給は要注意!?

派遣業者としたら、当然ながら好条件、すなわち高自給や高月給で提示してきます。

私の感覚では、月給設定の業者は注意が必要と思っています。

月給を提示する業者は、どうも決める気が無いようです!(゜Д゜)

一流のロジック

ここからは邪推になりますが、彼らには「一流のロジック」があると思っています。

我々クライアントの望む条件(給与)では、いくらやっても不採用なわけです。

そこで「少し安くなりますが・・・」と、給与を下げた案件を提示してきます。それで決まると思っても、まだ早いです。

「もう貯金が無くなる~orz なんでもいいから、仕事をくれ…」

クライアントをここまで追い詰めたら、もう業者の勝ちです。

「明日から入れる案件が、見つかりましたよ!」

月給は正社員時分よりもはるかに下がり、いざ行ってみたら夜にチンチロリンを強制される地下室で全て吸い上げられる、といったT愛グループ会社に行かされるのです。

この邪推を思いついたことにより、月給設定の業者とは、手を切りました。

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低時給の特徴

正規雇用と派遣雇用の待遇差を示したイメージ

低時給でも、給与以外はいいかもしれません。

発注側としたら「安く雇えている」「こんなにやってくれる」と思ってくれますし、派遣社員としたら「こんなもんで喜んでくれるんだ」と思えます。

トータルで見たら、居心地はよいはずです。

オーバースキル

「まさかこの時給で、ここまでやってくれるとは!(゜∀゜)」

職場としては、このような”お買い得感”を感じたはずです。

コンプライアンス上、システムを業者に丸投げできないという理由から、つぶつぶ(スタンドアローン)のAccessツールが存在しています。

ツール改修は、おそらく誰でもできるところだと思います。私の特異(?)スキルは、要件を言われた後は、Accessの中身を確認し、ほとんど質問無しに一通り改修してしまったところです。

メイン工数をゼロに削減!?

開発における質疑応答という「メイン工数」を、私がほぼゼロに削減できたわけなので、非常に喜ばれました。

また、改修するにあたり、改修箇所をドキュメント化(Word)する手順がありました。

お堅い社風のため、責任者からの容赦ない差戻しに見舞われました。業務中にメンタルが削られる大きな要因でもありました。

責任者のOKをもらうのが私の職務であるため、甘んじて受けきるしかありません。責任者の要求を全て実現することになるため、最終的には喜ばれました。

報酬もゼロって…

職場として、これだけの高スキルを発揮しているのだから、時給アップをもって報いるのが本当でしょう。

契約更新に際し時給アップを要求したところ、「予算がないから」と一蹴されました。

時給に反映されないなら、個人として「オーバースキルだった」と判断せざるを得ません。

仕事で”手加減”なんてできるはずもないですから、自分の納得できる環境に移るしかないと判断したのです。

正社員の話もあったが…

派遣法により、派遣として就業できるのは3年までです。派遣契約の終了後は正社員のお話もいただいていました。

社員になれれば賞与が発生するので、月給の安さをカバーできそうです。賞与なんてもらったのは、もう17年前になりますので、つい「残ってもいいかな(;´▽`)」なんていう思いが、頭をかすめました。

業界(金融系)を見ても社風(会社も仕事も大好きな人たち)としても、私が居続ける場所ではないと感じていました。

トータルを考慮した結果、このまま自分を偽って現業を続けていく気には、とてもなれませんでした。

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IT派遣の魅力

昇給したイメージ
正社員のまま飼い続けられるのはゴメンですね・・・

IT派遣に就業する状況として、新卒採用されたがすぐに退社してのITデビュー、もしくは正社員だったが退社したケースが考えられます。

なぜ派遣を選ぶのか。それは正社員時分の給与があまりに低かったからです。

高給与にビックリ!

正社員でうれしいのは、会社に行かなくても給与が変わらないことくらいです。昨今の「公休の増加」は、正社員にとっては喜ばしいことでしょう。

しかし、そんなによくもない給与で「飼われている」ことに気づいたとき、派遣の時給案件を見たらときめいてしまっても、なんら不思議なことではないでしょう。

正社員時分の私の給与を時給換算したら、2000円に満たなかったことが、最近になってようやくわかったのですから。

「今まで、なんて安く雇われていたのか」

私の場合は給与だけでなく、正社員に縛られていたせいでスキルを習得するチャンスまで奪われていました。詳細は拙著「実録! 半生をムダにしたIT社員の回顧録」で見ることができます。kindle unlimitedに加入されている方なら、無料で読めます。

派遣でITデビューもあり!?

インターネットの普及により、ITデビューが派遣サイト→派遣業者の紹介というルートも出てきているようです。

「ノースキルでもOK!」という案件もあります。その場合は、2300円という時給は望めません。スキルを積むためには、低時給でも仕方がないと思ってください。

低時給でも実家暮らしなら、スキルが身に付く上、残った給与を「できる投資」に回して資産形成まで始められるのですから。

ただし、先方が求める人材として「長く働いてもらえる人材=若年」という条件があります。

新卒正社員で、大企業の雰囲気になじめないと感じたら、会社を飛び出してIT派遣に転職するのもアリだと思います。

大企業の正社員と違い、派遣だと仕事中でも「お客さん気分」のような扱いをされるので、変な責任感に悩まされることはありません。

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まとめ

時世がら、転職は非常に困難なイメージが付きまといます。

不安におののきつつ、低時給で生き永らえるのもいいかもしれません。

むしろ今こそ、高時給案件の「買い時期」だと、考えています。ただし、ワナが多いということも念頭に置いておきましょう。

今回は、

  • VBA案件の適正価格は2300円!→2500円の案件は釣り案件と割り切って!
  • 低時給案件の特徴→居心地だけは良。
  • IT派遣の魅力→正社員では得られない高給与が期待できる!

について、書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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