どうも。世界のうりだです。
2022年、インフレに伴う景気後退の雰囲気から、世界の株価は下落トレンドに入っています。
ポートフォリオにある個別銘柄の評価額が、マイナスを示している方は少なくないでしょう。私も例に漏れず、ほとんどがマイナスですorz
お持ちの銘柄のうち、今後持ち直す銘柄はいくつあるでしょうか?
どこまで下がるかわからないまま、指をくわえて見ている「塩漬け」に徹する価値はありますか?
金融商品のトレードでは、できることなら1円も損をしたくはありません。
「損切り」すると、見た目の資産を減らしすことになります。
しかし、損切りをためらった場合と比較すると、「見えない利益」を得られる可能性が高くなります。
トレードで大損しないためにもっとも重要な「損切り」
金融商品は、想定と異なる値動きは避けられません。
逆方向の値動きを放置した場合、現物なら0円、信用取引だとそれ以上の追証を求められる可能性があります。
損切りで一度リセットして、再度チャンス伺う方が、トレードの理に適っています。
ナンピンとの比較
損切りと対で取り上げられる選択肢として、「ナンピン」があります。
何を隠そう、私はこのナンピンが大好きです!(*´ω`*)
買い増しをして、平均取得単価が下がることになります。同時に、リスク量が比例して大きくなってしまいます。
つまり、ナンピンしても下げが止まらないと、ナンピン前より損が拡大してしまうのです!
「いやいや、この後絶対に上がるんだ。オレの目に、狂いはない!(`・ω・´)σ」と、どんどんナンピンをしてきました。
結果、ほとんど失敗してきました(;´▽`) 私のポートフォリオは、ナンピンした銘柄がマイナス域を拡大していっていますorz
心中する覚悟のない銘柄には、ナンピンするべきではありません。
塩漬けのデメリット
「損切なんて、もったいないだろ!? 株なんて、いつか上がるかもしんないじゃん!( ^▽^)σ)~o~」
そんな理由から自己正当化して、下落した株を持ち続けることを【塩漬け】といいます。
全ての企業は、すべからく成長を目指しています。いわんや上場企業をや、です。
一方、株価が上昇することなく倒産してしまう企業が存在するのが現実です。
株を購入した企業に、どれほどの思い入れがあるでしょうか?ただ株価上昇を望んでいたのではないでしょうか。
数年しても下落したままならば、損切りして、別の企業に上昇の可能性を託すべきです。
その銘柄を持ち続けるより、目をつぶってその他の銘柄を選ぶ方が可能性が高いのは自明です。
下落リスクからノーリスクへ
もうひとつ、儲けることばかりに目を向けるのをやめてみましょう。
これまで下がり続けてきたのであれば、さらに下落する可能性が非常に高いわけです。
損切りすれば、株価下落拡大による自身の資産減産を阻止することができます。
下落リスクの高い資産から、ノーリスク資産=現金にできただけでも、目に見えない利益を確保できたと考えましょう。
損切りのいらない長期・積立投資
「投資って、やっぱめんどくさいだな(´・ω・`)」
いえいえ。投資とトレードは分けて考えましょう。
特に長期・積立投資なら、わずかでも右肩上がりに進んでいく可能性が高いのですから。
下落時期分の時間のロスなんて、気にしないことです。
それよりも、下落時期により多く増えていく口数に期待しましょう!
積立投資に損切りを迫るコミュニティに注意!
そうした長期・積立投資にも関わらず、損切りを推奨する投資コミュニティが存在します。
「これから下げる可能性がある!」と言って、これまでの積立分を一度解約させるのです。
損切りするタイミングは、”独自のロジック“に則って割り出している、とのこと。
予想が外れたら、そのコミュを抜ければいいのですが、二分一で当たってしまうことがあります。
「ああ、このコミュに参加して、本当に良かった!ヽ(´▽`)/」
以降、そのコミュの”ご神託”に付き従うことになるでしょう。そのようなコミュは当然ですが、サブスク形式です。
残念ながらそれは、あなた一人では”できない投資”と言わざるを得ません。
あなたの資産になるはずだったサブスクの月額分の口数が、コミュの養分になってしまうのです(´Д`)
まとめ
トレードはワンチャン狙ってるだけです。株価上昇の期待は、生きる希望にもなります。
失敗と感じたら早めに損切りをして、その資金をインデックス投資側に振り向けてしまいましょう!
地道に長期・積立投資だけしていれば、損切りは不要です。歴史が証明しています。
今回は、
- 大損しないための「損切り」→一度ノーリスクにして、次のチャンスを探す方が可能性が高い!
- 長期・積立投資に損切りは不要→損切りをあおる投資コミュニティに注意!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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