どうも。世界のうりだです。
IR施設の推進により、カジノが導入されることが決定しています。
カジノを導入する上で、法案がかなりやっつけのようですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
IR施設はカジノありき?!
IRとは「統合型リゾート」のことです。
以前グアムに行ったのですが、大体「設備のいいホテル」のような気がします。残念ながら、私が泊まったホテルは、IRチックではありませんでした(^_^;)
ホテルには、どんなに豪華でもプールとレストランがあれば、十分だと思います。
リゾート(観光)に来て、ホテルにこもる人はいないでしょう。
そこにどうしても「カジノ」を持ち込むというのです。政府はカジノを導入することで、世界中からの収益を見込んでいます。
「カジノなら、大金持ちがお金を落としていく。」
そんな短絡的なものでしょうか?
IRは「抱き合わせ」の材料
近年、元スポーツ選手の二人が、国民栄誉賞のアベック受賞がありました。
いずれの人物も、受賞に値する人物であることは間違いありません。
「本当はこの人にもあげたいんだけど、タイミングがなあ・・・」
一方の方は、現役を退いてかなりの年月が経っていました。
もう一方の引退したての方と一緒なら、世論も味方するのではないかというタイミングが訪れたのです。
これはよかった「抱き合わせ」の例ですが、抱き合わせはだいたい提供側のメリットに偏っています。
ファミ〇ンのク〇ゲーカセットをさばきたい→最新の人気ソフトを買いたいなら、ワゴンに積んである〇ソゲーカセットと一緒に買ってね!
カジノを作りたいけど、大義がない→リッチなホテルを「IR」っていうネーミングにして、そこにカジノをブッ込んじゃえばいいんじゃね?
抱き合わせは、商売の王道です。本当に売りたいのは当然、 「ク〇ゲーカセット 」であり「カジノ」なのです。
依存症の一例
カジノが開設されることで気になるのは、やはり「ギャンブル依存症」でしょう。国会においても、マスコミが取り上げるのも、常にこの一点です。
カジノゲームの一つ「バカラ」にハマったある有名人がいました。
囲碁の依田紀基九段(元名人)です。つい20数年前には、世界一にもなられた大棋士です。
「ヒカルの碁」で登場した「神の一手」は、依田九段が放った一手がモデルでした。
それだけ立派な実績を残した棋士が、なんと「バカラ」にハマったのです!?
バカラは、親(ディーラー バンカー)と子(客)に与えられた2枚のカードの大小を競う(9が最強)という、きわめて単純なゲームです。
依田九段が韓国のカジノで体験したエピソードを紹介します。
なお、私がピーク時にバカラで1300万円勝っていたことがあったと述べた。普通の人ならこれで満足する人が多いであろう。
依田紀基「どん底名人」
しかし、バクチ打ちの思考回路は、残り10万円を1300万円にできたのだから、今度は1300万円を元手にして1億円勝とうとするものなのである。私がそれまでバクチで負けた総額に比べたら、1300万円の勝ちなど焼け石に水のようなものだった。
1300万円までいかなくとも、どこかで大勝ちできるのがギャンブルの醍醐味です。
しかし人間であれば依田九段のように、ゲームにのめり込んでしまうのが必然なのです。
来たるべきIR施設のカジノには、バカラも当然導入されるでしょう。
そこで第二の「どん底名人」が出てこない保証はありません。
パチンコはスルー?!
野党側の国会議員はかまびすしく、カジノ反対を訴えています。
にもかかわらず、パチンコにはなぜか触れようとしません。
既得権益を守るため、競合するカジノだけを排斥しようとしているのを見てとれます。
カジノだけに反対する議員は、パチンコ側の利得があると推察されます。
もし今後、カジノを取りやめたとしたら、パチンコ側の議員には「競合を排除した”お礼”」として、一層の利得が生じるでしょう。
どちらに転んでも、利確できているのは議員だけなのです。
まとめ
国家レベルでの収益を望むカジノなら、一般市民に開放する必要はありません。
入場させるのは、大金持ち限定にするしかないでしょう。
たった6千円で入場できちゃうカジノには、反対です!6千円なんて、バー〇スの初当たりも滅多に取れません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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