どうも。世界のうりだです。
S&P500のインデックス投信の信託報酬が0.1%を切ったことで、「これ以上安いインデックス投信はムリだろう」と思われている方。
実は、さらに安い米国株投信ができたのを、ご存知でしょうか?
「PayPay投信 米国株式インデックス」は、信託報酬「0.0915 %」と、
販売されてきたS&P500のインデックス投信よりも安い投信なのです!w(゜o゜)w
構成銘柄(投資先)が米国企業600社程度と、S&P500とほとんど変わりません。
当該投信をあなたが購入するにふさわしいかどうか、当記事で確認をしてみてください!
「PayPay投信 米国株式インデックス」の今後
早速「PayPay投信 米国株式インデックス」のスペックを見てみましょう!
- 純資産額:327百万円
- 設定日:2022年3月16日
- 信託報酬:0.0915%程度
- つみたてNISA:非対象
初々しさ(設定日の近さ、純資産額の少なさ)がにじみ出ていますね(;´▽`)
運用方針は↓コチラ↓。
主として、上場投資信託証券である「JPモルガン・ベータビルダーズ・米国株式ETF」への投資を通じて、米国の企業の株式に投資を行い、「Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数(配当込み、円ベース)」に概ね連動する投資成果を目指して運用を行う。投資信託証券への投資に代えて、株価指数先物取引を利用する場合がある。原則、為替ヘッジを行わない。
日本経済新聞
S&P500投信との比較
S&P500と言えば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」ですが。
- 純資産額:1,630,177百万円
- 設定日:2018年7月3日
- 信託報酬:0.0968%以内
- つみたてNISA:対象
インデックス投信界における「王者の風格」の感慨を禁じ得ません(*´ω`*)
2022年11月時点では、信託報酬以外はこちら(Slim)の方がよさそうです。
つみたてNISAは期待薄
インデックス投信ならつみたてNISAで買いたいという人が多いでしょう。
当該投信は、現状非対象です。そして今後も、採用される可能性は極めて薄いです。
税制優遇を受けるためには、一般NISAでの購入することになります。
信託報酬が低いインデックス投信なら、何でもつみたてNISAに採用されるわけではありません。
当該投信がベンチマークにしているのは、「Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数(配当込み、円ベース)」というインデックスです。
聞いたことない時点で落選してしまいます(´Д`)
iDeCoに期待!?
税制優遇口座には、NISA以外にiDeCoもあります。
今後、PayPay投信やPayPay銀行でiDeCoが開始されたら、間違いなくノミネートされる投信です!(゜∀゜)
NISAとiDeCoは、口座を開く金融機関の移動がかなり手間です。
上記2社でのiDeCo開設を望むのと、口座移動の手間を惜しむなら、待っていたい人も多いかもしれません。
ですが、不確定な事実(上記に2社でのiDeCo開始)に期待するなら、すぐに今あるS&P500等の米国インデックス投信がラインナップされたネット証券での口座開設をするべきでしょう!(`・ω・´)σ
実態がつかめない
2022年という新生商品、ニッチな指数の採用と、詳細な実態がつかめません。
尚、当該投信が投資先のメインに設定している米国ETF「BBUS」は、国内では購入できなさそうです。
米国ETFに丸ごと投資するインデックス投信は、楽天VTやSBI・Vシリーズでも採用しているスタンダードな運用方法です。
PayPay投信自ら、当該投信を紹介するYouTube動画を発信しています。動画以上の情報は、現状望めないようです。
まとめ
PayPay米国株式は、投信の値下げ競争に、ちょっと乗り遅れた感じがしますね(^_^;)
また初回の決算前なので、信託報酬の上乗せや、インデックスとの乖離率も不明です。
数年後にiDeCoでラインナップされてからが、勝負と見ています。それまでに、繰上償還されなければの話ですが。
最後に、PayPay米国株式は、SBI証券での購入が可能です。
今回は、
- 米国株式カテゴリで最安の「PayPay投信 米国株式インデックス」の今後→2023年3月の決算と、iDeCo採用の動向を待つ!
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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