どうも。世界のうりだです。
つみたてNISAで買える投資信託(投信)と言えば、ほとんどインデックス投信です。
インデックス投信については、ラインナップされる基準が低く、特に信託報酬が高い投信がかなり残っています。
そこに気づいた受益者は、翌月からその投信の買付をやめるでしょう。
投信は、運用会社の判断で繰上償還が可能です。
時代が付いたことで、信託報酬が相対的に高くなり不人気となったインデックス投信は、近い将来に償還されるのではないかと考えた次第です。
私が考える最悪の事態とは、本来つみたて投資できたはずの枠が、繰上償還によって大量に消化されてしまうのではないか、ということです。
※テーマとしては面白いと自負していますが、自分の考えがまとまり切れていないので、読みづらいかもしれません。
つみたてNISAにおける最悪の事態
つみたてNISAでは、株式カテゴリを中心とした投信を、20年間「バイ・アンド・ホールド」運用し、利益に対して非課税になる制度です。
口座開設以降の20年間、原則許されているのは買い増しだけです。売却することは可能ですが、残りの運用期間を放棄するのと同時に、年内の積み立てられる金額すら失います。
自分の意思に反して、売却→現金化され、つみたてNISAの効力を減退させられてしまうことを心配したことはありませんか?
その可能性が、インデックス投信が進化するほど高まるとしたら・・・
恐るべき繰上償還クラスタ
良質なインデックス投信がどんどん誕生しています。当然ながら、それらの投信はつみたてNISAの適用商品として登録されます。
すると、時代の役割を終えた投信たちからは、資金流出が止まらなくなります。具体的には、信託報酬が0.3%以上の投信たちです。
具体的には、下記の投信なんかが該当します。
このようなインデックス投信は、最終的には運用不可の資産額まで低下することが見込まれます。
上記画像は、「野村インデックスファンド・新興国株式」の信託報酬と信託財産留保額を示しています。信じられないかもしれませんが、このような投信がつみたてNISAで買えてしまうのです。
不人気なのは火を見るより明らかです。資金流出が止まりません。※2021年はカムバックがあるのに驚きですw
今はこんな風に扱われましたが、当該投信にもきっと輝かしい時代があったはずです。
私が投資を始める前、最低投資金額が1万円だった時代、信託報酬が0.3%にまで圧縮されたと、狂喜乱舞したことでしょう( ^ω^)
令和になって、信託報酬0.1台が当たり前になった今では、無用の長物です。
運用会社が「1カテゴリ1投信」に踏み切った場合、はじかれた投信の恐るべき繰上償還クラスタが起こるのです!?w(゜o゜)w
償還前の特例措置を!
赤字を出してまで、投信、しかも実入りの少ないインデックス投信を続けることはできません。
つみたてNISAを施工した政府は、このような事態が起こることに、備える必要があります。
事前に償還を申し入れしたインデックス投信の資金は、より高基準のインデックス投信に付け替えられる特例措置を講じてほしいのです。
特例措置の適用期間は、償還前後の1ヶ月間、計2ヶ月間と限定します。意識の高い人だけが付いて来られれば、マスゴミにも騒がれないでしょう。(I上Aキラすら、知らないうちに)
高基準と言ってもたぶん、投信設定日を最近(つみたてNISA開始2年前までとか)にするだけでも、イケると思います。受益者の心理として、問題は信託報酬だけでしょうから(゜∀゜)
マザーファンド方式を適用する巨大な運用会社であれば、一番おすすめの投信に付け替えるようにしてほしいのです。
運用会社の経営圧迫を緩和
つみたてNISAの「バイ・アンド・ホールド」縛りは、運用会社にとっていいことばかりではない気がします。
マザーファンド方式の運用会社であれば、償還されたら資金流出のダメージになるはずです。
資金流出する前に、三菱UFJ国際であればSlimのようなイチオシ投信に組み替えて、資産流出を止めた方がいいのではないでしょうか。
受益者(もはやしなくていい損をさせられている”損益者”)のために、意地になってク〇投信の運用を続けた結果、イチオシ投信の信託報酬を引き上げざるをえなくなりそうです。
ク〇投信の放置は、最終的には誰も得しませんよね?
寡占状態を生き残れるインデックス投信とは!?
インデックス投信は、とにかく値下げ競争であり、人気は寡占状態です。
ついていけない運用会社は、撤退することが考えられます。
10年後に残っていそうな運用会社・シリーズ
インデックス投信に限っては、もう運用会社の新規参入はあり得ないでしょう(´・ω・`)
事実上の寡占状態にあって、10年後に残っていそうな運用会社と、そこから販売されているインデックス投信シリーズを考えてみましょう。
信託報酬の値下げと、投信ブロガーたちが選ぶ「ファンド・オブ・ザ・イヤー」(FOTY)の傾向から、個人的な偏見に基づき勝手に予想してみます。
- eMAXIS Slim
- 楽天・バンガード
- ニッセイ〈購入・換金手数料なし〉
- SBI
- たわらノーロード
以上です。皆様の印象と、そんなに変わらないのではないでしょうか。
インデックス投資ブロガーの動向を見るに、「たわら」なんかはもう取り上げられることがありません。黄色信号と思われがちですが、バックにはみずほ銀行がいますから、まだまだ安心でしょう(;´▽`)
上記以外の運用会社(投信シリーズ)のインデックス投信はすべて、10年後には償還されると懸念しています。
償還された投信の買付額は、そのときの基準価格だけ現金化され、つみたてNISAの購入枠を食いつぶしてしまいます。
無くならないでほしい投信
上記の運用会社、およびシリーズからもれたインデックス投信は、注意が必要です。
おおむねク〇投信の買付設定からスタートさせた私には、心当たりは数多くあります。つみたてNISAのため、当然ながらそれらの資産はポートフォリオに厳然と残っています。健気に、利益を出し続けています。
ただ、ほとんどのク〇投信は、ほとんど償還されても仕方がないとあきらめてはいます。たとえ特例措置が無くても。後世のためには、むしろ償還されるべきです!
でも、ひとつだけ残ってほしい投信があります。10年後に運用会社は残っていても、不人気シリーズとして足切りされるかもしれません。
それは、「SBI-EXE-iグローバル中小型株式ファンド」です。
EXE-iシリーズは、そのシリーズ名がバツグンの格好良さです。ネーミングの良さは、大和アセットマネジメントの「iFreeシリーズ」と双璧をなしていると思っています。(iFreeも、残念ながらヤバいと思っています…)
しかし、EXE-iシリーズは信託報酬の高さから、選択肢から除外されています。
同じSBIアセットマネジメントが運用する、「ついてない方」「何のひねりもないSBIの方」が重宝されています。それらの愛称が”雪だるま“という格好良さと真逆を向いてしまったのは、皮肉なものです(´Д`)
中小型株のインデックス投信は不人気?
中小型株という、他社が取り組んでいないカテゴライズは、残してほしいと思っています。中小型株のインデックス投信がこれしかないのが、別問題としてあるのです。
中小型株、いわゆるグロース株では、ひふみ投信という王者がいます。しかし、ひふみはアクティブファンドです。信託報酬がダンチ(ひふみ>>>EXE-i)ですからね(^_^;)
選ばないで全部買うインデックスの良さは、中小型株にはぴったりだと思うのは、私だけでしょうか。
まとめ
かなりオカルトめいた内容でしたが、現実味はあると思っています。
大半の読者が「バカバカしい」と思われる中、私の意見に賛同してもらえた金融庁職員の皆さん!
このアイデアを使ってもらうべく、上司に当ページのリンクを紹介してもらえれば幸いですm(__)m
今回は、
- つみたてNISAにおける最悪の事態→信託報酬の高くなった、不人気なインデックス投信の繰上償還の連鎖
- 10年後も残っていそうな運用会社とシリーズ
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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