どうも。全世界派のうりだです。
米国株のインデックス投資は、”論破王”の異名を持つひろゆき氏すら、YouTube配信内で推奨されています。
全世界的に「投資先即米国株インデックス」、「インデックス即S&P500」が、すっかり定着しつつあります。
米国株の魅力と言ったら、何と言ってもGAFAMの5銘柄を抱えていることです。
では、GAFAM以外の「S&P495」のパフォーマンスは、いったいどうなのでしょうか?
実は、他国のインデックスと、何ら変わらないようです。
S&P495とGAFAMを比較してわかる米国株集中投資の危うさ
上図を見ると、GAFAM以外は横ばいなのが分かります。
つまり、S&P500にとってS&P495は、GAFAMの株価上昇を薄めているにすぎなかったのです!
またGAFAMがないS&P495は、日本株のインデックス「TOPIX」とも変わらなかったのです(゜Д゜)
S&P500指数を「GAFAM」と「S&P495」に切り分け、ここにTOPIXを追加して比較してみよう。そうすると、TOPIXとS&P495には過去10年でほとんどパフォーマンスが変わらないことが分かる。一方で「GAFAM」は、この10年で10倍近くに株価を伸ばしている。
ITmediaビジネス
過去形で考える
このままGAFAMによる「寡占状態」が続くかもしれません。現在投資する私たちにとって、おおむねそれがベストでしょう。
残念ながら、これまでの損益の結果は、全て過去の出来事です。
過去に縛られていることは、いかなることも好転しないのは、ある程度の人生経験を積んでいれば誰もが知っているはずです。
次も米国株の中から頂点に立つ企業が出てくるとは限りません。
米国株集中投資では、他国で生じたネクストGAFAMへの投資機会を取りこぼしている可能性があるのです。
GAFAM濃いめ
「あいつんちのカル○スって、薄いんだよな…(´・ω・`)」
遊びに行った友人宅で出されたカ○ピスに、がっかりした思い出をお持ちの方は多いと思います。
ここまで見て、「米国株の爆上げ=GAFAM」が実態だったことがわかりました。
むしろ「だったら、とことん行くべき!」と考えるかもしれません。
では、インデックス投資を崩さずにGAFAMの比率を上げましょう。
S&P500の実情を知ってしまうと、もはやそれは「GAFAM薄め」という価値観が確立されてしまいました(´Д`)
実はS&P500にそん色なく、「GAFAM濃いめ」のインデックスに投じる方法があります。
それは、米国ETFで「MGC」に投じることをおすすめします!
書店で顕著な「米国株バブル」
この記事たどり着いた皆さんが、書店で真っ先に目指すのは「金融コーナー」ではないでしょうか?
コーナーに平積みされている表紙は、「米国株」の文字でいっぱいです!(゜Д゜)
購入は書店を推奨!
米国株関連の書籍購入にあたっては、ぜひ書店での購入をおすすめします!
書店購入のメリットは言うまでもなく、事前に【立ち読み】できることです。立ち読みといっても、パラパラとめくる程度で、十分間に合います。
傾向としては、とにかく余白が多いのです!
「米国株」や著者名といった”キラーワード“を入れておくだけで、レジに持っていかれるのですから。「内容なんて二の次」と考えられているようです。
投資系の書籍では、会話形式が多い印象です。作者に接している臨場感はありますが、情報量が少なく、暇つぶしには不向きと判断できます。
オンライン購入が非推奨な理由
オンラインでの購入は控えるべきです!
本を購入する可能性は、作者と表紙の見栄えで決まってしまいます。特に投資系、米国株系は、表紙の見栄えはピカイチです!w(゜o゜)w
オンライン上では、これ以上の情報は得られません。導入文も判断材料になりそうですが、ただ気分を盛り上げるだけで、やめる材料になる可能性は極めて低いです。
書店だと
No.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法
今回取り上げるのは、菊地正俊著「No.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法」です。
一番言いたいのは、「タイトルの内容は、書かれていないのでは?」、という疑惑です。
この手のハウツー本は、そう思って購入した方が読みやすいですよ。ヘタに期待すると、次々とタイトル詐欺のドツボにハマるだけです(^_^;) 1500~2000円を失い続けることになりかねません。
民主党政権
まず「儲け方」ですが、儲けるためには売買が必要です。
米国の国内状況と、株価傾向を分析されています。
売買のために有効な情報としては、民主党政権になったことによって、【過去】の傾向から株価が上がる”だろう”というところでしょうか。
次に共和党政権になった場合、信用取引でSしつつ、「FANGトリベア」でも買ってみてはいかがでしょうか。・・・あっ、FANGトリベアは来年で償還されるんだった(;´▽`)
景気動向
もう一つは、景気動向により盛り上がる指数が変わるようです。
「景気動向をどう見るかで、S&P500とラッセル2000のつみたて比率を変えてみれば?」と、自己判断するヒントになるのかもしれません。
タイトルの再考察
なるほど。「儲け方」だけだと詐欺のようですが、「儲け方と発想法」とセットにすることで、全くその通りの内容が書かれていることになるのか~(゜Д゜)
出版社の手腕が光る一冊でした。内容も(文字がたくさん書いてあって)読み応えありますし、決して悪い本ではありません。
No.1ストラテジストが教える 米国株投資の儲け方と発想法 [ 菊地正俊 ] 価格:1,650円 |
まとめ
米国株集中投資は、インデックスと言いつつ、他のカテゴリを出し抜こうとしている感がにじみ出ています(´・ω・`)
せっかく地球規模の投資が、容易かつ安価になった時代にあって、一国しか見ない投資はもったいないと考えています。
今回は、
- 米国株集中投資の危うさ→S&P500の急上昇はGAFAMに依存していた
- 米国株関連本は書店で購入がおすすめ
- おすすめの米国株本「No.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法」
について、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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